めずらしい夜

眠る前に開かないで
遠くなるままそっとさよなら
もうずっと前に置いてきたの
二人だけでなぞったストーリーを

失くしたふりした願いも
今叶えてみたいの

どんな言葉並べても足りないときはなぜ?
忘れるのなんてふいに泣けてくるのね
めずらしい夜
こんな感じもうなずいてみる
私らしいとか歌って

目覚めたらもう痛くないよ
陽射しの途中ため息つきて
思うより通り過ぎて
そう広い夜だって ねぇ大丈夫

それなりの色で毎日
穏やかにきらめいてくの

どんな言葉並べても足りないときはなぜ?
逢いたいよなんて届かない距離に
慣れて新しいのに
こんな感じで歩いていける
私らしいから

どうか寂しい夜もきっとあるけど
求めたりしないで
ねえあの日に戻らないから
幸せになるの

強がってでも始まる そんな時も笑って
明日ならなんて無理に待ち遠しくて
めずらしい夜
こんな感じもうなずいてみる
私らしいから

どんな言葉並べても足りないときはなぜ?
逢いたいよなんて届かない距離に
慣れて新しいのに
こんな感じで歩いていける
私らしいとか歌って

明日はもっときっと
笑ってたいの
私らしい歌 うたって
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