ぽっかり空いた休日に 寝ぼけた声も今はない
君がいなくなった理由を ずっと考えていた

何度もはねのけた毛布と 粗雑に止めた目覚ましと
君がくれてた温もりに 気づかないでいたんだ

冷え込んだ爪先が 行き場をなくしてる
なんでもないことがいま一番悲しい

どんなに どんなに ありふれた愛情も
当たり前じゃないことを 世界中で僕だけが
知らずにいたんだ

楽しいはずのあの街に 連れ出す声も今はない
君がいなくなって世界が 狭くなったみたいだ

凍えそうな部屋に 散らばった思い出
進むことも戻ることも 今は難しい

どんなに どんなに ありふれた日常も
同じものはないことに 今更気付いたって
君はいないんだ

どんなに どんなに ありふれた愛情も
当たり前じゃないことを 世界中で僕だけが
知らずにいたんだ こんなにも寒い日に
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