SHIORI

読みかけのままで閉じたページ
挟まれた栞 淡い記憶
そうだあの日 光を見つけたんだ

いつからか私の心は
ひとりぼっちじゃなくなってた
君の心が暗闇から連れ出してくれて

夜空を舞う星たちのように
未来は輝き始めたのに
私見えなくなってたんだね
自分のことばかりだったんだ

今もふと思い出して 情けなくなって
苦しくもなるけれど
誰かを守れる私になって
胸を張っていつか思えるんだ
あの日 君に出会えて良かった

あの日から私の心は
何度も君に救われたんだ
眩しいほどのその笑顔で その温もりで

見上げた星空の中には
数え切れない思い出がある
私もう一人じゃないんだね
目を閉じれば 君が笑ってる

どんなに離れていたって
いま会えなくたって
記憶は消えないから
心にはいつも君がいるんだ
いつだって輝きをくれるんだ
あの日 君に出会えて良かった

大丈夫 明日を恐れないで
思い描いた未来に向かって
ページめくるんだ

強く見える君だって 泣きたい時もあって
それでも笑ってて
大切なことに気付くのはいつもあとからだ
今もふと思い出して 情けなくなって
苦しくもなるけれど
誰かを守れる私になって
胸を張っていつか思えるんだ
あの日 君に出会えて良かった
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