true blue

切り裂く為の言葉も
撫でるつもりの仕草も
満ちる事無く欠けていく
青白い夜に抱かれ

静けさが掻き毟る
心地よい傷跡に
失った言葉さえ
色を変え落ちていくの

憧れた輝いた日々は 姿すら見えなくて
狂い咲く華の色に巻かれ 遠ざかるあの日の嘘も

裏切る為の笑顔も
守るつもりの願いも
果たされる事無く消えていく
藍色の闇に紛れ

欺いた季節さえ
振り切れる事は無く
囚われた記憶さえ
愛おしく狂いだすの

やわらかな風吹く丘には 陽だまりの影は無く
突きたてる硝子の破片は どこまでも深く疼く碧

真夜中の踊り場で 一人きり佇んで
抱いている希望と悲しみが 明日を照らすの

憧れた輝いた日々は 姿すら見えなくて
狂い咲く華の色に巻かれ 遠ざかるあの日の嘘も

過ぎ去った時間だげ優しく 憂いだけを残して
消えていく俯いたままで 頬撫でる風は遠い蒼
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