夜を泳ぐ

あなたがドアを開け出て行く
私はいつ鍵を掛けるんだろう
許せば 消えたりしなくても
永遠に 手に入らぬと知っていて

曖昧な甘い言葉 ゆらり踊らされて
それでも求めるの 愛してよ
本能に身を任せて 痛みを忘れる程
この涙を 知らないでしょ?
終わりなき夜を泳ぐ

ふざけた話題で濁すばかり
見上げた胸で 十字架が揺れた
会えない 理由は幾つもあって
ねぇ 会いたい 理由は答えもしないクセに

愛情の本性はEGOで いつだって背中合わせ
得られない分だけ 傷つけたい
抱き合って空虚ならば 痛みは心残る
独りきりで バカみたいでしょ
終わりなき夜を泳ぐ

曖昧な甘い言葉 ゆらり踊らされて
それでも求めるの 愛してよ
本能に身を任せて 痛みを忘れる程
この涙を

寛大なフリはもう嫌だ 醜悪な執着も嫌だ
どうしてあなたなの 教えてよ
善悪も越えたとこで 今だけ私を見て
この願いは 言えないから
終わりなき夜を泳ぐ
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