ひらり

私たちは またここで会えるのかな
写真撮ったり ふざけあったり
「いつもと同じ」がせつない

終わりじゃなくて はじまりだと人は言うけど
また春が来て 時が流れても
ここで咲いた日は変わらない

さくらの花ひらり 君の横で揺れている
今この瞬間をひとつひとつ忘れない
泣きたくなった時は
ここに帰ってくればいい
君と見ていた同じ景色を
抱きしめていく

今なら言えるよ 伝えたい大切なこと
夢を追いかけて 誰かを愛して
傷ついて人は輝けるよ

さくらの花ひらり 今年も街を染めるよ
今ごろ君はどこでなにをしているの
なんてことない時でも
笑っている声が聞きたいな
君が見ている同じ青空
見上げているよ

さくらの花ひらり 僕らの横で揺れていた
眩しい季節をそっとそっと思い出す
泣きたくなった時は
ここに帰ってくればいい
君と見ていた同じ景色が
変わってしまっても
君と見ていたさくらの花は
今年も咲くから
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