ライラック

Like Lilac… Lil' Lilac… Uhhh… Ahhh…

四季の移り変わりを楽しむこともできないと嘆いている間に時は流れ
モノクロの背景が色付くことは起こらぬと思えたときに聴こえてきた調べ

心の奥底では 無意識なるままに
春にしか咲かないものと思い 揺れて浮かぶ戸惑い

この手に咲くのは紫のライラック まだ春は先遠くに 狂い咲きの迷い子
あなたのせいだと 花を消せるのなら…
この曇り空彼方に 沈みゆく陽が唄う 冬が来ると

Like Lilac… Lil' Lilac… Uhhh… Ahhh…

過去の気の移ろいを悔やんでいても
ままにある潮の満ち引きのようなものだから
十六夜の狂騒に振り回されて かなわぬと憂えたときに囁かれた言葉

視界の片隅では 淡く霞んでいる
春が終わる頃に 散って枯れて融ける 彩の歓び

その手に在るのは紫のライラック もう春はそう次第に 散らず残る未練を
芽生えの痛みを 忘れられるのなら…
この浮雲の彼方で 陽を隠す月描く 夏が来ると

心に咲くのは紫のライラック ねえ四季はそう迷わず 止まらず進む強さを

この手に咲くのは紫のライラック
もう刻(とき)はそう近くに 冬を越えた強さを
あなたのおかげと 花を憶えるなら…
この青空の彼方に 昇りゆく陽が唄う 春が来ると

La La La…
×