月明かり

夜道を歩く僕に突然 笑いかけてきた娘
何も言わず一輪 花をくれた 黄色の小さな太陽

暗い道でも頬は明るく 掟破りの恋
軽い足取りは続く どこまでも
そうさ どこまででも

願い事一つ叶うならば この世の香りを消してください
何も気にせずただ会いたいから
天使の羽つけて

日が昇り ベッドのふたをしめ 静かに泣いた朝
長くのびた八重歯をうらんでた 震えながら出た声

日は暮れて人は家路を急ぐ時間(とき)一人目が覚め
今日はどこへ行こう 長い道のりを 一人歩きだす

願い事一つ叶うならば 青い空の下飛んでいきたい
何も気にせずただ会いたいから
天使の羽つけて

If I could relieve my thirst, I can talk with that girl.
Maybe I can also be fine
with dazzling light in the morning.
I consider the stupid things under the moonlight.
Though I know the love which does not bear fruit.

月に描かれたウサギは 今日も笑ってる
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