あなたのパペット

あなたの欲しがる
あたしになってみたかったんだよ
だってそうじゃなきゃ
あなた側に居てくれないんでしょ?

短く切った髪
高いヒール
慣れない街歩く
よそよそしくって何だかもう疲れちゃう

ショーウィンドウに映ってる
知らない女が笑ってる
あぁ嘘でもよかったはずなのに

あたしはあなたのパペット
ただの飾り人形だったの
あたしはあなたのパペット
もうこんなのやめたいんだ
本当のあたしを見て欲しい

あなたが欲しがる
言葉を選んでしゃべってるだけ
あなたが望むタイミングで笑顔も忘れない

空気ばかり読んでたら
空気吸うの忘れてた
あぁクラクラ酸欠になりそう

あたしはあなたのパペット
利口でも大事にはされない
あたしはあなたのパペット
代わりなんていくらでもいる
飽きたら容赦なくバイバイ

似合わない服脱ぎ捨てて
自分の声で叫んでみる
もっと素敵になれたら
裸のままのあたしでも
あなた側に居てくれるかな

あたしはあなたのパペット
ただの飾り人形だったの
あたしはあなたのパペット
もうこんなのやめたいんだ
本当のあたしを見て欲しい
本当のあたしを見て欲しい
本当のあたしを愛してよ
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