時代の重さ

水の流れにも 心ときめき
空の青さにも 涙流した
遠い過ぎた日は 二度と帰らず
生きるもの全てに 限りある日々
手を振り別れた 夕べの友と
今を生きている 時代の重さ

風の冷たさに 背中丸めた
人の優しさに 腰をかがめた
移り変わるのは 人の心か
この世に生まれた ことが不思議と
眠れず話した 子供みたいに
ひとり生きてきた 時代の重さ

生まれ来るものの 光麗わし
消えて行くものの 光儚なく
いくつもの時が つづれ織りなし
人は夜の静寂 夢路をたどる
今日から明日へと 生き抜くために
君と生きて行く 時代の重さ
君と生きて行く 時代の重さ
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