谷山浩子の歌詞一覧リスト  238曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
会いたくて会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて はずませた 白い息 きみの窓が見える 呼び出す口実なら いくらでも 思いつくけれど 顔を見た瞬間に きっと なんにも言えなくなる きみのこと知る前は ひとりで 生きることが好きだった 風よりも ぼくは自由だった 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない  銀色のサカナたち ぼくはもう 帰れない 惑星のスピードで もう空を飛べない 一日きみのことだけ ぼくはただ 考えつづけてる 無限の空の果てまで ほら きみで うずめてしまったよ 会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて 会いたくて 会いたくて もう何も見えない  ハルニレの並木道 木立ちの数をくり返し 数えても 数えても いつまでも ぼくはひとりきり 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて はずませた 白い息 きみの窓が見える 呼び出す口実なら いくらでも 思いつくけれど 顔を見た瞬間に きっと なんにも言えなくなる きみのこと知る前は ひとりで 生きることが好きだった 風よりも ぼくは自由だった 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない  銀色のサカナたち ぼくはもう 帰れない 惑星のスピードで もう空を飛べない 一日きみのことだけ ぼくはただ 考えつづけてる 無限の空の果てまで ほら きみで うずめてしまったよ 会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて 会いたくて 会いたくて もう何も見えない  ハルニレの並木道 木立ちの数をくり返し 数えても 数えても いつまでも ぼくはひとりきり 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない
愛を込めて。海あなたと出会ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか  古い石垣と生垣 かたむいた電信柱 黒くて重たい自転車で あなたは風になって わたしを丘の上から連れ去った  あなたが旅立ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか  輝く海に浮かぶ船影 青い松の木の香り それはやっぱり悲しかったけど わたしはもう一人でも 漕ぎ出すことができると知っていた  坂道を駆け上がる潮風が 手紙を運んでくれる きっと、ずっと、あなたが あなたがどこにいても  わたしはとても元気です 去年より背が伸びました わたしはいつもここにいて いまも、これから先も あなたの旅の無事を祈っています  コクリコ坂から 愛をこめて谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子谷山浩子あなたと出会ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか  古い石垣と生垣 かたむいた電信柱 黒くて重たい自転車で あなたは風になって わたしを丘の上から連れ去った  あなたが旅立ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか  輝く海に浮かぶ船影 青い松の木の香り それはやっぱり悲しかったけど わたしはもう一人でも 漕ぎ出すことができると知っていた  坂道を駆け上がる潮風が 手紙を運んでくれる きっと、ずっと、あなたが あなたがどこにいても  わたしはとても元気です 去年より背が伸びました わたしはいつもここにいて いまも、これから先も あなたの旅の無事を祈っています  コクリコ坂から 愛をこめて
青色帽子ツアー集合は午前十時 遅れないで丘の上においで 目印は青い帽子 遠くからもすぐにわかるからね  涙をかくせる 帽子には花をさして こわれたばかりの恋はポケットの中  透きとおる螺旋階段のぼれば 空はきみの思い出でいっぱい 光る雲あつめた香港 ガラスのパリ 虹のシンガポール  思い出はきみの作品さ だから誰も 傷つけられない どんな悲しみだって  音楽 雨のにおい そんなものに心うごくならば だいじょうぶ 元気になる あと少しで次のバスがくるよ  なくした恋より すごいもの素敵なもの いくらでもあるよ きみの瞳の中  目印は青い帽子 世界中が青く染まるように 忘れないで青い帽子 心までも青く染まるように谷山浩子谷山浩子谷山浩子集合は午前十時 遅れないで丘の上においで 目印は青い帽子 遠くからもすぐにわかるからね  涙をかくせる 帽子には花をさして こわれたばかりの恋はポケットの中  透きとおる螺旋階段のぼれば 空はきみの思い出でいっぱい 光る雲あつめた香港 ガラスのパリ 虹のシンガポール  思い出はきみの作品さ だから誰も 傷つけられない どんな悲しみだって  音楽 雨のにおい そんなものに心うごくならば だいじょうぶ 元気になる あと少しで次のバスがくるよ  なくした恋より すごいもの素敵なもの いくらでもあるよ きみの瞳の中  目印は青い帽子 世界中が青く染まるように 忘れないで青い帽子 心までも青く染まるように
あかり心澄まして みつめてごらん 何も見えない 暗闇の中に ひとつ ぽつんとあかりが灯る 青い外灯 かすかな光  何もないと思いこんでた きみの小さな 心の庭に 浮かび上がるやさしい姿 一本のやせた木立ち  少し離れた 別のどこかで ごらん ふたつめの あかりがともるよ 淡い光が 照らし出すのは 赤い自転車 野菜を積んだ  ぽつりぽつり あかりがついて そのたびきみは みつけるだろう 古びたベンチ 煉瓦の倉庫 店の窓 飾る花たち  やがてすべての あかりがついて きみの目の前 思いもかけない 光り輝く 巨大な街が 森や運河が 現れてくる  これがきみの ほんとの姿 きみの知らない 豊かなきみさ 暗い狭い 闇の部屋から きっときみは 帰ってくる  忘れないで 凍える夜も ちぢこまるきみの その魂が 幾千万の きらめく灯へと きっといつか 帰ってくる谷山浩子谷山浩子谷山浩子心澄まして みつめてごらん 何も見えない 暗闇の中に ひとつ ぽつんとあかりが灯る 青い外灯 かすかな光  何もないと思いこんでた きみの小さな 心の庭に 浮かび上がるやさしい姿 一本のやせた木立ち  少し離れた 別のどこかで ごらん ふたつめの あかりがともるよ 淡い光が 照らし出すのは 赤い自転車 野菜を積んだ  ぽつりぽつり あかりがついて そのたびきみは みつけるだろう 古びたベンチ 煉瓦の倉庫 店の窓 飾る花たち  やがてすべての あかりがついて きみの目の前 思いもかけない 光り輝く 巨大な街が 森や運河が 現れてくる  これがきみの ほんとの姿 きみの知らない 豊かなきみさ 暗い狭い 闇の部屋から きっときみは 帰ってくる  忘れないで 凍える夜も ちぢこまるきみの その魂が 幾千万の きらめく灯へと きっといつか 帰ってくる
朝ごはんの歌お鍋はグラグラ お釜はシュウシュウ まな板はトントトン お豆腐フルフル 卵はプルプル 納豆はネバネバ  焼けたフライパンに卵をおとして お鍋に味噌をといて あつあつご飯はおひつにうつして 支度は上々  みんなを起こして みんながそろったら さぁ沢山めしあがれ お日様も輝いてる  みんなで朝ごはん わたしが作った いそいで いそいで でも味わって食べてね  魚はジュウジュウ 脂もジュワジュワ 素手で触ってアッチチ 耳たぶつまんで お水で冷やして そんなヒマありません  キュウリを刻んで小鉢に分けたら 味噌汁に葱パッパパ お茶碗並べて お箸も配って 支度は上々  眠そうな顔して みんながそろったら さぁ沢山めしあがれ 今日も一日がんばろうね  みんなで朝ごはん わたしが作った ゆっくり 食べてね でも遅刻しないでね  みんなで朝ごはん わたしが作った いそいで いそいで でも味わって食べてね谷山浩子宮崎吾朗・谷山浩子谷山浩子栗原正己お鍋はグラグラ お釜はシュウシュウ まな板はトントトン お豆腐フルフル 卵はプルプル 納豆はネバネバ  焼けたフライパンに卵をおとして お鍋に味噌をといて あつあつご飯はおひつにうつして 支度は上々  みんなを起こして みんながそろったら さぁ沢山めしあがれ お日様も輝いてる  みんなで朝ごはん わたしが作った いそいで いそいで でも味わって食べてね  魚はジュウジュウ 脂もジュワジュワ 素手で触ってアッチチ 耳たぶつまんで お水で冷やして そんなヒマありません  キュウリを刻んで小鉢に分けたら 味噌汁に葱パッパパ お茶碗並べて お箸も配って 支度は上々  眠そうな顔して みんながそろったら さぁ沢山めしあがれ 今日も一日がんばろうね  みんなで朝ごはん わたしが作った ゆっくり 食べてね でも遅刻しないでね  みんなで朝ごはん わたしが作った いそいで いそいで でも味わって食べてね
あたしの恋人あたしの恋人は 飛行士で 初めての 空を 飛んだ時に 真赤な炎 吹き上げながら 落ちて来たけど 死ななかった それから今まで 生きつづけて あたしのとなりに 今もいるわ これからもずっと このままだと あたしの髪を なでながら  あたしは知ってる あの人が 夜ごとの眠りに夢みるのは あの日の きらめく 風の中で 燃えつき砕ける 自分の姿 夢から醒めれば またためいき あたしのからだにしがみついて 光のかわりに暗い汗を 風のかわりにくちづけを  あなたが好き あなたが好き 死ぬまで そばに いてあげるよ  あなたのもの あなたのもの 死ぬまで そばに いてあげるよ谷山浩子谷山浩子谷山浩子あたしの恋人は 飛行士で 初めての 空を 飛んだ時に 真赤な炎 吹き上げながら 落ちて来たけど 死ななかった それから今まで 生きつづけて あたしのとなりに 今もいるわ これからもずっと このままだと あたしの髪を なでながら  あたしは知ってる あの人が 夜ごとの眠りに夢みるのは あの日の きらめく 風の中で 燃えつき砕ける 自分の姿 夢から醒めれば またためいき あたしのからだにしがみついて 光のかわりに暗い汗を 風のかわりにくちづけを  あなたが好き あなたが好き 死ぬまで そばに いてあげるよ  あなたのもの あなたのもの 死ぬまで そばに いてあげるよ
アトカタモナイノ国きみのことを誰も覚えてない 名前さえも きいたこともないと言う そんな人は 知り合いにはいないよと 誰も彼も 不思議そうな顔をする  きみがくれた手紙がなぜか 見あたらない 部屋のどこにも 日記の中に きみが出てこない 毎日書いていたはずなのに  アトカタモナイノ国 僕はたどりついた  きみの家を ある日訪ねてみた きみの家が あったはずのその場所には 三階建ての古い郵便局 古いドアが 古い客を待っていた  きみの番地を 確かめようと アドレス帳をめくってみても どこにもない きみの名前が まるで全てが なかったように  アトカタモナイノ国 僕はたどりついた  ここで僕の 時計は動き出すよ ここで僕は これから何をしてもいい ここで僕は 自由に息をする そして僕は これからどこへ行けばいい?  きみがくれた ぎこちないキスや 抱きしめられた 胸のぬくもり もう忘れる もう忘れていい きみの電話を もう待たない アトカタモナイノ国 僕はたどりついた  アトカタモナイノ国 やっと僕は眠れる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子きみのことを誰も覚えてない 名前さえも きいたこともないと言う そんな人は 知り合いにはいないよと 誰も彼も 不思議そうな顔をする  きみがくれた手紙がなぜか 見あたらない 部屋のどこにも 日記の中に きみが出てこない 毎日書いていたはずなのに  アトカタモナイノ国 僕はたどりついた  きみの家を ある日訪ねてみた きみの家が あったはずのその場所には 三階建ての古い郵便局 古いドアが 古い客を待っていた  きみの番地を 確かめようと アドレス帳をめくってみても どこにもない きみの名前が まるで全てが なかったように  アトカタモナイノ国 僕はたどりついた  ここで僕の 時計は動き出すよ ここで僕は これから何をしてもいい ここで僕は 自由に息をする そして僕は これからどこへ行けばいい?  きみがくれた ぎこちないキスや 抱きしめられた 胸のぬくもり もう忘れる もう忘れていい きみの電話を もう待たない アトカタモナイノ国 僕はたどりついた  アトカタモナイノ国 やっと僕は眠れる
あの子の愛した三毛猫あの子の愛した三毛猫は 角の煙草屋 まがったところ 車輪の下で サヨナラしたよ 夕空みつめる あの子の前には 幾万もの想いが 風に吹かれて これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ……  思いがけない 出来事に 止まることない あの子の涙 できることなら 止まっておくれ かすんで見えない あの子の前には 幾万もの想いが 風に吹かれて これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ……  二度と帰らぬ 遠い空 三毛猫 三毛猫 笑っているか 淋しくないか 寒くはないか 泣き泣き あの子が帰ったあとには 残された思い出が ぽつりつぶやく これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ……谷山浩子朝久義智谷山浩子平野孝幸あの子の愛した三毛猫は 角の煙草屋 まがったところ 車輪の下で サヨナラしたよ 夕空みつめる あの子の前には 幾万もの想いが 風に吹かれて これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ……  思いがけない 出来事に 止まることない あの子の涙 できることなら 止まっておくれ かすんで見えない あの子の前には 幾万もの想いが 風に吹かれて これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ……  二度と帰らぬ 遠い空 三毛猫 三毛猫 笑っているか 淋しくないか 寒くはないか 泣き泣き あの子が帰ったあとには 残された思い出が ぽつりつぶやく これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ これが ほんとのサヨナラさ……
雨が遠く 街並み霞ませて 春の木々を 冷たく濡らす  窓をつたい 流れる雨だれは 泣けぬばかな わたしの涙  あぁ 流れて ひとつになって河になり あぁ 溢れる悲しみが 消え去ればいいのに  窓を叩く 雨音絶え間なく 濡れた心 かき乱すから 何も知らぬ 幼い子のように 雨に指を さしのべてみる  あぁ わたしも ひとつぶの雨になって 流れ行き 海になり 空へ帰れるなら  雨 雨 雨 雨……谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子谷山浩子雨が遠く 街並み霞ませて 春の木々を 冷たく濡らす  窓をつたい 流れる雨だれは 泣けぬばかな わたしの涙  あぁ 流れて ひとつになって河になり あぁ 溢れる悲しみが 消え去ればいいのに  窓を叩く 雨音絶え間なく 濡れた心 かき乱すから 何も知らぬ 幼い子のように 雨に指を さしのべてみる  あぁ わたしも ひとつぶの雨になって 流れ行き 海になり 空へ帰れるなら  雨 雨 雨 雨……
雨のアタゴオル水と水の かわす言葉 水と水が 指をからめあい ひんやり冷たい 秘密のボトルに 僕を 世界を ふいに閉じこめる  雨のアタゴオル そこでもここでも 目には見えない 何か柔らかな 生き物たちが 目覚める 蠢く のたくる 羽ばたく 笑う声がする  膨らむ 縮まる ガラスの肺の深呼吸 膨らむ 縮まる 雨を吸い 虹を吐き出す  雨のアタゴオル 緑は暗く 翳り 光り 枝は伸びていく 生き物たちは 姿を変えるよ あの時捨てた古い帽子のかたち  膨らむ 縮まる 雨降り森の深呼吸 膨らむ 縮まる 僕を吸い 僕を吐き出す谷山浩子谷山浩子谷山浩子水と水の かわす言葉 水と水が 指をからめあい ひんやり冷たい 秘密のボトルに 僕を 世界を ふいに閉じこめる  雨のアタゴオル そこでもここでも 目には見えない 何か柔らかな 生き物たちが 目覚める 蠢く のたくる 羽ばたく 笑う声がする  膨らむ 縮まる ガラスの肺の深呼吸 膨らむ 縮まる 雨を吸い 虹を吐き出す  雨のアタゴオル 緑は暗く 翳り 光り 枝は伸びていく 生き物たちは 姿を変えるよ あの時捨てた古い帽子のかたち  膨らむ 縮まる 雨降り森の深呼吸 膨らむ 縮まる 僕を吸い 僕を吐き出す
雨の国・雨の舟光る雨の粒 ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 空から落ちるよ ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 街は水の中 青い雨の国 家も 公園も 雨につつまれる  はねる 傘の上 ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン はねる 水たまり ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 道の向こうから 水晶の小舟 僕のアパートの 玄関についた  雨の舟に乗り ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 遠くへ行こうよ ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 街は消え果てて 雨しか見えない 心抱きしめて 僕に雨よ降れ  街は水の底 ゆらり揺れている 青い水の底 きみが揺れている さよなら思い出 もう会わないよ はるかな海まで 僕の舟は行く  世界のすべての海に 雨よ降れ 心抱きしめて 僕に雨よ降れ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子光る雨の粒 ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 空から落ちるよ ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 街は水の中 青い雨の国 家も 公園も 雨につつまれる  はねる 傘の上 ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン はねる 水たまり ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 道の向こうから 水晶の小舟 僕のアパートの 玄関についた  雨の舟に乗り ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 遠くへ行こうよ ティン・ティ・ティン・ティ・ティリリ・ティン 街は消え果てて 雨しか見えない 心抱きしめて 僕に雨よ降れ  街は水の底 ゆらり揺れている 青い水の底 きみが揺れている さよなら思い出 もう会わないよ はるかな海まで 僕の舟は行く  世界のすべての海に 雨よ降れ 心抱きしめて 僕に雨よ降れ
あやつり人形あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中  人形小屋の幕が上がれば まぶしいライトに 照らされながら あたしは踊るの あやつり人形 あなたのつくった舞台の上で 何度も思った あなたを殺せば わたしはひとりで 歩けるかしら だけど かぼそい こんな腕では ナイフひとつも握れはしない  あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中  あなたはいつも 片手間にしか あたしの糸を たぐり寄せない あなたはいつも よそ見している あたしひとりが 踊りつづける 愛しているわと あたしが言えば 愛しているよと あなたも答える 不思議なものね あたしとあなた ひとつの言葉が こんなにちがう  あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中  ある日気づくと あなたいなくて あたしひとりが 踊っていたわ あなたの動かす癖のとおりに あたし それでも 踊っていたわ  あたし 悲しいあやつり人形 人形使いの指をはなれて ひとりになっても どこへも行けない いつまでも いつまでも あなたの影の中谷山浩子谷山浩子谷山浩子あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中  人形小屋の幕が上がれば まぶしいライトに 照らされながら あたしは踊るの あやつり人形 あなたのつくった舞台の上で 何度も思った あなたを殺せば わたしはひとりで 歩けるかしら だけど かぼそい こんな腕では ナイフひとつも握れはしない  あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中  あなたはいつも 片手間にしか あたしの糸を たぐり寄せない あなたはいつも よそ見している あたしひとりが 踊りつづける 愛しているわと あたしが言えば 愛しているよと あなたも答える 不思議なものね あたしとあなた ひとつの言葉が こんなにちがう  あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中  ある日気づくと あなたいなくて あたしひとりが 踊っていたわ あなたの動かす癖のとおりに あたし それでも 踊っていたわ  あたし 悲しいあやつり人形 人形使いの指をはなれて ひとりになっても どこへも行けない いつまでも いつまでも あなたの影の中
ありふれた恋の歌わたしの心は あなたの目の色 わたしの心は あなたの手のかたち  あの日あなたの 腕に抱かれて わたしの心は 生まれてきた  会えない夜には 心が泣く あなたを求めて 心が泣く  わたしの耳も目も くちびるも肩も 手足も背中も あなたのもの  わたしの涙も 吐息も夢も 口ずさむ歌も あなたのもの  会えない夜には 心が泣く あなたを求めて 心が泣く  あの日あなたの 腕に抱かれて わたしの心は 生まれてきた  会えない夜には 心が泣く あなたを求めて 心が泣く谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子わたしの心は あなたの目の色 わたしの心は あなたの手のかたち  あの日あなたの 腕に抱かれて わたしの心は 生まれてきた  会えない夜には 心が泣く あなたを求めて 心が泣く  わたしの耳も目も くちびるも肩も 手足も背中も あなたのもの  わたしの涙も 吐息も夢も 口ずさむ歌も あなたのもの  会えない夜には 心が泣く あなたを求めて 心が泣く  あの日あなたの 腕に抱かれて わたしの心は 生まれてきた  会えない夜には 心が泣く あなたを求めて 心が泣く
イカルスの子守唄幼ない頃に母さんに 聞かせてもらった悲しい唄 冷たくなった父さんの なきがらの前で歌っていた あれからいつか時は流れて わたしも同じ唄を歌う ああ約束したまま帰らない あなた わたし いつまでも待ちぼうけ  恐れ知らない若者は 燃える太陽に向かっていった 燃えつき落ちるその時に あなたは何を思ったのか わたしはいつも窓辺で見てた あなたの髪の輝く色を ああ今こそあなたわたしのもの 死んだ若いイカルスの子守唄  どうしてそんなに急いで行くの どうしてそんなに遠くを見るの ああそんなあなただから愛したの ああ待つことがわたしの生きること 今こそあなたわたしのもの 死んだ若いイカルスの子守唄谷山浩子谷山浩子谷山浩子幼ない頃に母さんに 聞かせてもらった悲しい唄 冷たくなった父さんの なきがらの前で歌っていた あれからいつか時は流れて わたしも同じ唄を歌う ああ約束したまま帰らない あなた わたし いつまでも待ちぼうけ  恐れ知らない若者は 燃える太陽に向かっていった 燃えつき落ちるその時に あなたは何を思ったのか わたしはいつも窓辺で見てた あなたの髪の輝く色を ああ今こそあなたわたしのもの 死んだ若いイカルスの子守唄  どうしてそんなに急いで行くの どうしてそんなに遠くを見るの ああそんなあなただから愛したの ああ待つことがわたしの生きること 今こそあなたわたしのもの 死んだ若いイカルスの子守唄
息を深く吸う森もぎたての秋風が 貨物列車で着いたから 街中がいい匂い こもれび色の真昼です  知らず知らず 軽やかに 深い息 いきいき 好奇心の森でちょっと 行方不明になるの  あの人いつ 気づくかしら きのうと違う はつらつさに ハイヒールの 赤ずきんは いたずらっぽく メロウです  ハチミツの味がする りんごみたいに まろやかな この愛が実っても わたしの秋は緑です  心いっぱい あざやかに 深い息 いきいき 針葉樹になったような エバー・グリーンのエナジー  あの人にも 分けてあげよう この不思議な みずみずしさ コーヒー好きの 眠り姫は 白いバックが 自慢です谷山浩子山川啓介谷山浩子もぎたての秋風が 貨物列車で着いたから 街中がいい匂い こもれび色の真昼です  知らず知らず 軽やかに 深い息 いきいき 好奇心の森でちょっと 行方不明になるの  あの人いつ 気づくかしら きのうと違う はつらつさに ハイヒールの 赤ずきんは いたずらっぽく メロウです  ハチミツの味がする りんごみたいに まろやかな この愛が実っても わたしの秋は緑です  心いっぱい あざやかに 深い息 いきいき 針葉樹になったような エバー・グリーンのエナジー  あの人にも 分けてあげよう この不思議な みずみずしさ コーヒー好きの 眠り姫は 白いバックが 自慢です
偉大なる作曲家 Decomposing Composersベートーヴェンの曲は今でも 生きているけど でもベートーヴェンは生きてない 死んでしまった モーツァルトはもう二度と お買物に行けない リストやブラームスやエルガー もう誰にも会えない  偉大なる作曲家 死んで土の中 腐敗して溶けて 分解して 骨  ヘンデル ハイドン ラフマニノフ 食べて飲んで騒いだ 今残されたものは 固まったグレイビーソースだけ  シューベルトやショパンも 笑ってたあの頃 今150年が過ぎて ほとんど残ってない  偉大なる作曲家 死んで土の中 腐敗して溶けて ほとんど残ってない  偉大なる作曲家 死んで土の中 腐敗して溶けて 分解して 骨  分解して 骨 分解して 骨  クロード・アシル・ドビュッシー 1918年 死去 クリストフ・ヴィリバルト・グルック 1787年 死去 カール・マリア・フォン・ウェーバー 1825年 体調悪く 1826年 死去 ジャコモ・マイヤベーア 1863年 まだ生きてた 1864年 もう生きてない モデスト・ムソルグスキー 1880年 パーティーに出席 1881年 もうぜんぜん面白くない ヨハン・ネポムク・フンメル 1836年 毎晩パブで仲間を相手にものすごい勢いでしゃべり続け 1837年 黙った谷山浩子Michael Palin・訳詞:谷山浩子Michael Palinベートーヴェンの曲は今でも 生きているけど でもベートーヴェンは生きてない 死んでしまった モーツァルトはもう二度と お買物に行けない リストやブラームスやエルガー もう誰にも会えない  偉大なる作曲家 死んで土の中 腐敗して溶けて 分解して 骨  ヘンデル ハイドン ラフマニノフ 食べて飲んで騒いだ 今残されたものは 固まったグレイビーソースだけ  シューベルトやショパンも 笑ってたあの頃 今150年が過ぎて ほとんど残ってない  偉大なる作曲家 死んで土の中 腐敗して溶けて ほとんど残ってない  偉大なる作曲家 死んで土の中 腐敗して溶けて 分解して 骨  分解して 骨 分解して 骨  クロード・アシル・ドビュッシー 1918年 死去 クリストフ・ヴィリバルト・グルック 1787年 死去 カール・マリア・フォン・ウェーバー 1825年 体調悪く 1826年 死去 ジャコモ・マイヤベーア 1863年 まだ生きてた 1864年 もう生きてない モデスト・ムソルグスキー 1880年 パーティーに出席 1881年 もうぜんぜん面白くない ヨハン・ネポムク・フンメル 1836年 毎晩パブで仲間を相手にものすごい勢いでしゃべり続け 1837年 黙った
いっしょにつくったらぼくはかたち いろんなかたち どんなものにでも なれるんだ まあるいかたち 四角いかたち くるまのかたち 小鳥のかたち でもかたちだけじゃ ぼくの小鳥は動かない なんとなく 淋しいな  わたしは色 いろんな色 とってもきれいで すてきでしょ あかあか真っ赤 きらきら黄色 ふんわりピンク やさしいみどり でも色だけじゃ わたしが誰だかわからない どうしたら いいのかな  かたちくんと 色さんが ある日出会って 言いました そうだ 一緒に何かを作ってみよう  一緒に作ったら 一緒に作ったら ほら 世界中が動き出したよ!  ラララ… ほら 世界中が動き出したよ!谷山浩子谷山浩子谷本新ぼくはかたち いろんなかたち どんなものにでも なれるんだ まあるいかたち 四角いかたち くるまのかたち 小鳥のかたち でもかたちだけじゃ ぼくの小鳥は動かない なんとなく 淋しいな  わたしは色 いろんな色 とってもきれいで すてきでしょ あかあか真っ赤 きらきら黄色 ふんわりピンク やさしいみどり でも色だけじゃ わたしが誰だかわからない どうしたら いいのかな  かたちくんと 色さんが ある日出会って 言いました そうだ 一緒に何かを作ってみよう  一緒に作ったら 一緒に作ったら ほら 世界中が動き出したよ!  ラララ… ほら 世界中が動き出したよ!
イマージュ夜明け前の透きとおる風 あなたは曲りくねる道を 走り去るのよ  追いかけても私は裸足 いばらの枝が髪や胸を 傷つけるの  恋はあやふやなイマージュ 心に揺れ動くの  くちびるは今もあなたからの キスに色づくのに ああそれはイマージュ イマージュ イマージュ 夢の中の話  茜色の朝焼け雲が 答えの出ない愛を不意に 辛くさせるの  出来るならば小鳥になって 痛めた羽が折れるまでも あなた追うわ  恋はあざやかなイマージュ 振られても片想い  指さきが胸に触れただけで 薔薇になれた私 ああそれはイマージュ イマージュ イマージュ 夢に生きた二人  恋は不確かなイマージュ 失われやすいもの  ぬくもりの形だけが残る 朝のベッドの中 ああ恋はイマージュ イマージュ イマージュ 夢が醒めて一人谷山浩子松本隆谷山浩子夜明け前の透きとおる風 あなたは曲りくねる道を 走り去るのよ  追いかけても私は裸足 いばらの枝が髪や胸を 傷つけるの  恋はあやふやなイマージュ 心に揺れ動くの  くちびるは今もあなたからの キスに色づくのに ああそれはイマージュ イマージュ イマージュ 夢の中の話  茜色の朝焼け雲が 答えの出ない愛を不意に 辛くさせるの  出来るならば小鳥になって 痛めた羽が折れるまでも あなた追うわ  恋はあざやかなイマージュ 振られても片想い  指さきが胸に触れただけで 薔薇になれた私 ああそれはイマージュ イマージュ イマージュ 夢に生きた二人  恋は不確かなイマージュ 失われやすいもの  ぬくもりの形だけが残る 朝のベッドの中 ああ恋はイマージュ イマージュ イマージュ 夢が醒めて一人
意味なしアリスキノコの上の芋虫は 淋しさを教える教授だった それじゃ始めるよと言い残して 芋虫はどこかへ行ってしまった もう二度と帰らない キノコだけ残った  アリスはそこで待っていた 2時間 2ヶ月 2100万年 それでも芋虫は帰らない どうしていいのか わからなくなって アリスは試しに キノコと寝てみた  それは全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる  公爵夫人はわからない 何を言われてもわからない 足し算と引き算と割り算と チェシャ猫と カボチャの見分け方は なんとかなるけど それだけじゃしょうがない  なにしろなんにも聞いてない そもそも興味を持っていない 頭にきたよもう アリスは 公爵夫人の頭を持って 鍋にぶちこんで キノコと煮てみた  それは全然意味がないアリス 耳のないウサギが言いました まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスが くしゃみした  キノコの上に陽があたる 2100万年の陽があたる いつまでもアリスは待っている いつまでも待ってる石になって 苔むしたアリスの 上にも陽があたる  というのは実は言い過ぎで そんなにたいした話じゃない ほんとのアリスはアパートで 伸びすぎた足の爪を切ってる 何もない暮らしに うんざりしてただけ  ダメだ全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる  ダメだ全然意味がないアリス 2100万年 すわったきり まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスは動かない谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子キノコの上の芋虫は 淋しさを教える教授だった それじゃ始めるよと言い残して 芋虫はどこかへ行ってしまった もう二度と帰らない キノコだけ残った  アリスはそこで待っていた 2時間 2ヶ月 2100万年 それでも芋虫は帰らない どうしていいのか わからなくなって アリスは試しに キノコと寝てみた  それは全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる  公爵夫人はわからない 何を言われてもわからない 足し算と引き算と割り算と チェシャ猫と カボチャの見分け方は なんとかなるけど それだけじゃしょうがない  なにしろなんにも聞いてない そもそも興味を持っていない 頭にきたよもう アリスは 公爵夫人の頭を持って 鍋にぶちこんで キノコと煮てみた  それは全然意味がないアリス 耳のないウサギが言いました まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスが くしゃみした  キノコの上に陽があたる 2100万年の陽があたる いつまでもアリスは待っている いつまでも待ってる石になって 苔むしたアリスの 上にも陽があたる  というのは実は言い過ぎで そんなにたいした話じゃない ほんとのアリスはアパートで 伸びすぎた足の爪を切ってる 何もない暮らしに うんざりしてただけ  ダメだ全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる  ダメだ全然意味がないアリス 2100万年 すわったきり まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスは動かない
うさぎきみ この間 改札口で 誰かを待っていたひとだね リボンをかけた包みをかかえて 白い靴をはいて  もう長いこと待っているのは その目をみればすぐわかったよ こらえてもあふれる涙 手のひらで こすったあとが赤かった  うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた みんな きみのこと 忘れてる時 うさぎ うさぎ 寒くなってきたよ いつか日も暮れた 人ごみの中  ぼくも友達 待つふりをして しばらくきみのこと見てたよ ざわめく街の中でそこだけが 時を止めたようで  子供の頃に泣いて欲しがった おもちゃの時計が目の前で 不思議な音をたててまわりだした ぼくの胸をたたいてるよ  うさぎ うさぎ 誰かを待って泣いた いつまでも そうして 待っているの うさぎ うさぎ 声もかけられずに ぼくはただ黙って きみを見てたよ  うさぎ うさぎ 涙ながせもっと 知らん顔で過ぎる 都会の夜 うさぎ うさぎ 駅も街も人も きみのその淋しさで うずめるまで谷山浩子谷山浩子谷山浩子きみ この間 改札口で 誰かを待っていたひとだね リボンをかけた包みをかかえて 白い靴をはいて  もう長いこと待っているのは その目をみればすぐわかったよ こらえてもあふれる涙 手のひらで こすったあとが赤かった  うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた みんな きみのこと 忘れてる時 うさぎ うさぎ 寒くなってきたよ いつか日も暮れた 人ごみの中  ぼくも友達 待つふりをして しばらくきみのこと見てたよ ざわめく街の中でそこだけが 時を止めたようで  子供の頃に泣いて欲しがった おもちゃの時計が目の前で 不思議な音をたててまわりだした ぼくの胸をたたいてるよ  うさぎ うさぎ 誰かを待って泣いた いつまでも そうして 待っているの うさぎ うさぎ 声もかけられずに ぼくはただ黙って きみを見てたよ  うさぎ うさぎ 涙ながせもっと 知らん顔で過ぎる 都会の夜 うさぎ うさぎ 駅も街も人も きみのその淋しさで うずめるまで
ウサギ穴つかまえて つかまえない つかまえた きっと ここにいる ここにいない ここは何月? 教えない 教えるよ 教えれば きっと この道も あの道も どのみち同じ  四方の壁に飾られた 数えきれない絵葉書 見覚えのある風景が わたしのまわり回るよ 平たい広場 平たい花壇 平たい駅の 平たい電車  追いかけて 追いかけない 逃げていく影 次はどこ? 次はそこ つぎはぎだらけ 過去は今 今は明日 明日は眠ってる 眠る時 眠りりら 眠り眠れら  背中で猫が燃えている 灼熱のバス 走るよ 巨大な地下の帝国の 冷たい水を目指して ところできみは どこに捨てたの? 捨てたって何を? 時計のネジを。  つかまえて つかまえない つかまえた きっと ここにいる ここにいない ここは何月? 教えない 教えるよ 教えれば きっと この道も あの道も どのみち同じ  追いかけて 追いかけない 逃げていく影 次はどこ? 次はそこ つぎはぎだらけ 過去は今 今は明日 明日は眠ってる 眠る時 眠りりら 眠り眠れら谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子つかまえて つかまえない つかまえた きっと ここにいる ここにいない ここは何月? 教えない 教えるよ 教えれば きっと この道も あの道も どのみち同じ  四方の壁に飾られた 数えきれない絵葉書 見覚えのある風景が わたしのまわり回るよ 平たい広場 平たい花壇 平たい駅の 平たい電車  追いかけて 追いかけない 逃げていく影 次はどこ? 次はそこ つぎはぎだらけ 過去は今 今は明日 明日は眠ってる 眠る時 眠りりら 眠り眠れら  背中で猫が燃えている 灼熱のバス 走るよ 巨大な地下の帝国の 冷たい水を目指して ところできみは どこに捨てたの? 捨てたって何を? 時計のネジを。  つかまえて つかまえない つかまえた きっと ここにいる ここにいない ここは何月? 教えない 教えるよ 教えれば きっと この道も あの道も どのみち同じ  追いかけて 追いかけない 逃げていく影 次はどこ? 次はそこ つぎはぎだらけ 過去は今 今は明日 明日は眠ってる 眠る時 眠りりら 眠り眠れら
海の時間ずっときみとこうしたかった 寒い夜にベッドの中で 頬と頬をくっつけあって 雨の音を聴いているよ  きみの中指にキスをして きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない  あかりを消して 息をひそめて はじまるよ 静かにね ぼくたちのベッドの船が 今 すべりだした 時を超えて  ごらん とてつもなく背の高い 不思議な樹が伸びていくのを 不思議な樹の大森林が 胞子の雨を降らせている  遠い昔の植物たちの 淡い夢が 空をうずめて とても小さなぼくときみは 空を見ている水の岸辺  それから時を さらにさかのぼり たどりつく 船は今 海の底 気の遠くなるような 長い長い 海の時間  揺れる海百合 三葉虫 ぼくときみの境目もなく 漂うだけ 無限の現在を どんな言葉も ここにはない  水が命を うみだすように 森が息をするように 星が生まれ死んでいくように ぼくたちは 恋をする  ずっときみとこうしたかった 冷えた肩を手で温めて もっともっと やさしくしたい もっともっと 夢の中まで  ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない  ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない谷山浩子谷山浩子谷山浩子ずっときみとこうしたかった 寒い夜にベッドの中で 頬と頬をくっつけあって 雨の音を聴いているよ  きみの中指にキスをして きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない  あかりを消して 息をひそめて はじまるよ 静かにね ぼくたちのベッドの船が 今 すべりだした 時を超えて  ごらん とてつもなく背の高い 不思議な樹が伸びていくのを 不思議な樹の大森林が 胞子の雨を降らせている  遠い昔の植物たちの 淡い夢が 空をうずめて とても小さなぼくときみは 空を見ている水の岸辺  それから時を さらにさかのぼり たどりつく 船は今 海の底 気の遠くなるような 長い長い 海の時間  揺れる海百合 三葉虫 ぼくときみの境目もなく 漂うだけ 無限の現在を どんな言葉も ここにはない  水が命を うみだすように 森が息をするように 星が生まれ死んでいくように ぼくたちは 恋をする  ずっときみとこうしたかった 冷えた肩を手で温めて もっともっと やさしくしたい もっともっと 夢の中まで  ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない  ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない
おいしくたべようおいしくおいしく たべよう たべよう たべよう たべよう げんきに げんきに たべよう たべよう たべよう たべよう  たべるって たのしいね たべるって うれしいね むしゃむしゃ ぱくぱく いきているっていいね  いっしょにいっしょに たべよう たべよう たべよう たべよう みんなでみんなで たべよう たべよう たべよう たべよう  おいしくおいしく たべよう たべよう たべよう たべよう げんきに げんきに たべよう たべよう たべよう たべよう たべるって たのしいね たべるって うれしいね むしゃむしゃ ぱくぱく いきているっていいね いっしょにいっしょに たべよう たべよう たべよう たべよう みんなでみんなで たべよう たべよう たべよう たべよう谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQおいしくおいしく たべよう たべよう たべよう たべよう げんきに げんきに たべよう たべよう たべよう たべよう  たべるって たのしいね たべるって うれしいね むしゃむしゃ ぱくぱく いきているっていいね  いっしょにいっしょに たべよう たべよう たべよう たべよう みんなでみんなで たべよう たべよう たべよう たべよう  おいしくおいしく たべよう たべよう たべよう たべよう げんきに げんきに たべよう たべよう たべよう たべよう たべるって たのしいね たべるって うれしいね むしゃむしゃ ぱくぱく いきているっていいね いっしょにいっしょに たべよう たべよう たべよう たべよう みんなでみんなで たべよう たべよう たべよう たべよう
王国歪んだ王国に ぼくたちは住んでる 歪んだ鏡を守っている 歪んだ王国の歪んだ鏡に ぼくときみだけが まっすぐにうつる  広間にさしこむ 日射しの角度は 凍りついたように幾千年 動かない ほかに誰もいない ふたりだけの国で ヒスイの玉座に きみをそっとすわらせて  やさしく きみの目に 目かくししてあげよう 白い首筋に キスをあげよう  歪んだ王国に ぼくたちは住んでる ほかに住めるところが ふたりにはない ここでだけ ガラスの美しい花が咲き 泉は歌い 風はまどろむ  広間の地下には 巨大な迷宮 ひとすじの光も 射さない闇の底 死者のざわめきと 身もだえ泣く声 錆びついた仮面と 砕かれた時計たち  だけど きみは何も 知らないままでいい ふるえて お休み ぼくの腕の中で  翼ある鳥は 翼をもぎとれ 世界へと続く 通路をとざせ すべて そして ぼくたちは 王宮の床に 輝く偽りの歌を 刻みつけた  『きみを永遠に ぼくは愛しつづける きみだけを ぼくは愛しつづける』…谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子歪んだ王国に ぼくたちは住んでる 歪んだ鏡を守っている 歪んだ王国の歪んだ鏡に ぼくときみだけが まっすぐにうつる  広間にさしこむ 日射しの角度は 凍りついたように幾千年 動かない ほかに誰もいない ふたりだけの国で ヒスイの玉座に きみをそっとすわらせて  やさしく きみの目に 目かくししてあげよう 白い首筋に キスをあげよう  歪んだ王国に ぼくたちは住んでる ほかに住めるところが ふたりにはない ここでだけ ガラスの美しい花が咲き 泉は歌い 風はまどろむ  広間の地下には 巨大な迷宮 ひとすじの光も 射さない闇の底 死者のざわめきと 身もだえ泣く声 錆びついた仮面と 砕かれた時計たち  だけど きみは何も 知らないままでいい ふるえて お休み ぼくの腕の中で  翼ある鳥は 翼をもぎとれ 世界へと続く 通路をとざせ すべて そして ぼくたちは 王宮の床に 輝く偽りの歌を 刻みつけた  『きみを永遠に ぼくは愛しつづける きみだけを ぼくは愛しつづける』…
おうちでかくれんぼおうちでピョン かくれんぼ ピンクの消しゴム かくれんぼ 今ここに 置いたのに たしかにここに あったのに  引き出しの中 (ないなー) 机のうしろ (ここにもない) おなべのフタあけて (やっぱりないか…) どこにもみつからない  さがしてもない時は お茶でも飲んでひと休み なければないで ま、いっか。  おうちでピョン かくれんぼ パパのメガネが かくれんぼ 今ここに 置いたのに たしかにここに あったのに  ベッドのまくらもと (ないよ) リビングの椅子 (ないない) 冷蔵庫の野菜室 (なんでだよ!) どこにもみつからない  さがしてもない時は お茶でも飲んでひと休み なければないで ま、いっか。 (困るんだけど…ブツブツ)  おうちでピョン かくれんぼ わたしの妹 かくれんぼ 今ここで 寝てたのに たしかにここで 寝てたのに  トイレにバスルーム (いた? いないー) ベランダ 押し入れ (そっちは? いないよー) エプロンのポケット (はいらないよ!) どこにもみつからない  さがしてもいなければ お茶でも飲んでひと休み いなけりゃいないで ま、いっか。 (よくないよ!)  妹の声… (いるよー) 妹の声… (ここだよー) すぐそばで聞こえる… (ここにいるよー) 目の前にいましたよ! (えーーっ/なにそれー どういうこと?ガヤガヤザワザワ)  はじめからいましたよ 一緒にずっといましたよ 一緒にさがしていましたよ ま、いっか。  (まいっか~)谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQおうちでピョン かくれんぼ ピンクの消しゴム かくれんぼ 今ここに 置いたのに たしかにここに あったのに  引き出しの中 (ないなー) 机のうしろ (ここにもない) おなべのフタあけて (やっぱりないか…) どこにもみつからない  さがしてもない時は お茶でも飲んでひと休み なければないで ま、いっか。  おうちでピョン かくれんぼ パパのメガネが かくれんぼ 今ここに 置いたのに たしかにここに あったのに  ベッドのまくらもと (ないよ) リビングの椅子 (ないない) 冷蔵庫の野菜室 (なんでだよ!) どこにもみつからない  さがしてもない時は お茶でも飲んでひと休み なければないで ま、いっか。 (困るんだけど…ブツブツ)  おうちでピョン かくれんぼ わたしの妹 かくれんぼ 今ここで 寝てたのに たしかにここで 寝てたのに  トイレにバスルーム (いた? いないー) ベランダ 押し入れ (そっちは? いないよー) エプロンのポケット (はいらないよ!) どこにもみつからない  さがしてもいなければ お茶でも飲んでひと休み いなけりゃいないで ま、いっか。 (よくないよ!)  妹の声… (いるよー) 妹の声… (ここだよー) すぐそばで聞こえる… (ここにいるよー) 目の前にいましたよ! (えーーっ/なにそれー どういうこと?ガヤガヤザワザワ)  はじめからいましたよ 一緒にずっといましたよ 一緒にさがしていましたよ ま、いっか。  (まいっか~)
同じ月を見ているどこか 知らない町 知らないアパートの部屋 眠れずに月を見ている 誰か 名前も知らない人  ひとり 髪を洗う ひとり 机に向かう 別に 淋しくはない ただ 胸さわぐ 今夜はなぜか  今夜 同じ月を 違う場所で見てる たぶん一度も 会うことのない あなたとわたし  伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌  世界に 数えきれない ひとりが 今日も生きてる 泣きながら 笑いながら 迷い うつむき とまどいながら  今夜 同じ月を 違う場所で見てる ひとりひとりの ひとりの思い 夜は抱きしめる  伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌  生きている それだけでいい 生きている それが奇跡と 思える時がくるまで 今 この歌は あなたへの歌  この歌は あなたへの歌谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子どこか 知らない町 知らないアパートの部屋 眠れずに月を見ている 誰か 名前も知らない人  ひとり 髪を洗う ひとり 机に向かう 別に 淋しくはない ただ 胸さわぐ 今夜はなぜか  今夜 同じ月を 違う場所で見てる たぶん一度も 会うことのない あなたとわたし  伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌  世界に 数えきれない ひとりが 今日も生きてる 泣きながら 笑いながら 迷い うつむき とまどいながら  今夜 同じ月を 違う場所で見てる ひとりひとりの ひとりの思い 夜は抱きしめる  伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌  生きている それだけでいい 生きている それが奇跡と 思える時がくるまで 今 この歌は あなたへの歌  この歌は あなたへの歌
鬼こごめ思い出せない あなたの顔を 目の前にいるのに なぜ? 思い出せない あの頃どんな 夢を 語っていたのか  思い出せない 月がかくれて 酷い雨が 骨を削る もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない  知らない人が 笑いかけてる わたしの腕をつかんだ 冷たい指が皮膚を破って 血の中に はいってくる  わたしの声がもうとどかない ひとみの中 誰もいない もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない  ほほえまないで そばにこないで あなたじゃない あなたじゃない どこにもいない あなたがいない やさしいツノが 見えない谷山浩子谷山浩子谷山浩子思い出せない あなたの顔を 目の前にいるのに なぜ? 思い出せない あの頃どんな 夢を 語っていたのか  思い出せない 月がかくれて 酷い雨が 骨を削る もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない  知らない人が 笑いかけてる わたしの腕をつかんだ 冷たい指が皮膚を破って 血の中に はいってくる  わたしの声がもうとどかない ひとみの中 誰もいない もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない  ほほえまないで そばにこないで あなたじゃない あなたじゃない どこにもいない あなたがいない やさしいツノが 見えない
おはようクレヨンあかいクレヨン いちばんさきに はこの中で 目をさました おはよう おはよう おはよう ぼくはだれかな? あかい あかい あかい…そうだ トマトかもしれない!  みどりのクレヨン 2ばんめ おきて あかいトマト すぐに見つけた おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? みどり みどり みどり…そうだ レタスのはっぱ!  あおいクレヨン おさらになって ピンクのクレヨン テーブルクロス おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? しろい しろい しろい…そうだ ミルクのコップ!  ちゃいろくやけた トーストの上 きいろいバター オレンジマーマレード おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? ぼくの ぼくの ぼくの あさごはんにおいで!  そうだ ごはんにおいで! そうだ ごはんにおいで!谷山浩子谷山浩子谷山浩子藤本敦夫あかいクレヨン いちばんさきに はこの中で 目をさました おはよう おはよう おはよう ぼくはだれかな? あかい あかい あかい…そうだ トマトかもしれない!  みどりのクレヨン 2ばんめ おきて あかいトマト すぐに見つけた おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? みどり みどり みどり…そうだ レタスのはっぱ!  あおいクレヨン おさらになって ピンクのクレヨン テーブルクロス おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? しろい しろい しろい…そうだ ミルクのコップ!  ちゃいろくやけた トーストの上 きいろいバター オレンジマーマレード おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? ぼくの ぼくの ぼくの あさごはんにおいで!  そうだ ごはんにおいで! そうだ ごはんにおいで!
お早うございますの帽子屋さん誰だってみんな やさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん  ほほえむ時は 誰でもやさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん  赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで  疲れるだけですよ 憎んでみたところで だから お早うございますの帽子屋さん  ひとこと話をすれば 誰でも友達 だから お早うございますの帽子屋さん  白い帽子 オレンジの帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで  小さなしあわせ 小さなしあわせ だから お早うございますの帽子屋さん  赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで谷山浩子谷山浩子谷山浩子誰だってみんな やさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん  ほほえむ時は 誰でもやさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん  赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで  疲れるだけですよ 憎んでみたところで だから お早うございますの帽子屋さん  ひとこと話をすれば 誰でも友達 だから お早うございますの帽子屋さん  白い帽子 オレンジの帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで  小さなしあわせ 小さなしあわせ だから お早うございますの帽子屋さん  赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで
お昼寝宮遠い思い出の空にただよう 光るゆりかご お昼寝の舟 わたしはいない どこにもいない さがしに行こう はるかな国へ  遠い思い出の 空にただよい 何を見ている お昼寝の月 太古の限り 植物の夢 石に恋した かすかな記憶谷山浩子谷山浩子谷山浩子遠い思い出の空にただよう 光るゆりかご お昼寝の舟 わたしはいない どこにもいない さがしに行こう はるかな国へ  遠い思い出の 空にただよい 何を見ている お昼寝の月 太古の限り 植物の夢 石に恋した かすかな記憶
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
お昼寝宮・お散歩宮遠い思い出の 空にただよう 光るゆりかご お昼寝の舟 わたしはいない どこにもいない さがしに行こう はるかな国へ  遠い思い出の 空にただよい 何を見ている お昼寝の月 太古の眠り 植物の夢 石に恋した かすかな記憶  POM POM POM POM 花の種 かくれているよ 大事な秘密が わたしの中に  風が心に 心が風に 入れかわる道 お散歩の道 わたしはひとり 見えない森で 見えない鳥の歌を聴いたよ  足には軽い 銀の靴をはき どこまでもただ 歩いて行くよ 遠く遠くへ もっと遠くへ 知らない国へ 昔の海へ  遠い思い出の (POM POM POM POM 花の種) 空にただよう (かくれているよ) 光るゆりかご (大事な秘密が) お昼寝の舟 (わたしの中に) わたしはいない (針のない時計の) どこにもいない (動かない真昼を) さがしに行こう (眠れ眠れ) はるかな国へ (眠りの中に秘密のかぎが)  さがしに行こう はるかな国へ谷山浩子谷山浩子谷山浩子遠い思い出の 空にただよう 光るゆりかご お昼寝の舟 わたしはいない どこにもいない さがしに行こう はるかな国へ  遠い思い出の 空にただよい 何を見ている お昼寝の月 太古の眠り 植物の夢 石に恋した かすかな記憶  POM POM POM POM 花の種 かくれているよ 大事な秘密が わたしの中に  風が心に 心が風に 入れかわる道 お散歩の道 わたしはひとり 見えない森で 見えない鳥の歌を聴いたよ  足には軽い 銀の靴をはき どこまでもただ 歩いて行くよ 遠く遠くへ もっと遠くへ 知らない国へ 昔の海へ  遠い思い出の (POM POM POM POM 花の種) 空にただよう (かくれているよ) 光るゆりかご (大事な秘密が) お昼寝の舟 (わたしの中に) わたしはいない (針のない時計の) どこにもいない (動かない真昼を) さがしに行こう (眠れ眠れ) はるかな国へ (眠りの中に秘密のかぎが)  さがしに行こう はるかな国へ
おひるねしましょうおひるねしましょう こねこになって ひざの上で おやすみなさい こねこのゆめは どんなゆめかな しっぽがはえてる お日さまのゆめ  おひるねしましょう ちょうちょになって はねをたたんで おやすみなさい ちょうちょのゆめは どんなゆめかな ひらひら空とぶ たんぽぽのゆめ  おひるねしましょう さかなになって うみのそこで おやすみなさい さかなのゆめは どんなゆめかな おしゃべりがすきな かいがらのゆめ  おひるねしましょう ちきゅうになって まわりながら おやすみなさい ちきゅうのゆめは どんなゆめかな かみさまがたべた みかづきのゆめ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQおひるねしましょう こねこになって ひざの上で おやすみなさい こねこのゆめは どんなゆめかな しっぽがはえてる お日さまのゆめ  おひるねしましょう ちょうちょになって はねをたたんで おやすみなさい ちょうちょのゆめは どんなゆめかな ひらひら空とぶ たんぽぽのゆめ  おひるねしましょう さかなになって うみのそこで おやすみなさい さかなのゆめは どんなゆめかな おしゃべりがすきな かいがらのゆめ  おひるねしましょう ちきゅうになって まわりながら おやすみなさい ちきゅうのゆめは どんなゆめかな かみさまがたべた みかづきのゆめ
想い出駈けてくる引き出しを一つ開けても ほら想い出駈けてくる あなたのシャツにつけたこれはあの残りの刺繍糸 なつかしい映画の様に ほら想い出駈けてくる 指からすべり落ちた写真はあの朝の海  こうして部屋の片付けしても 終わりそうにないの あなたと過ごした幸せがわたしの指を止める  逢いたい それさえもう夢 二つの想いが心を流れてる  コーヒーの匂う街角 ほら想い出駈けてくる 背中で今あなたが 淋しいかどうかきいたみたい 振りむけばあの日の二人 ほら想い出駈けてくる わたしは愛を急ぎ あなたを重くさせてた  一人で街を歩いていても 行くところがないの 淋しい落葉が散る道で あなたが目かくしする  逢いたい それさえもう夢 今頃わたしは自分を捜してる 今頃あなたを静かに愛して 自分を捜してる谷山浩子武田全弘谷山浩子引き出しを一つ開けても ほら想い出駈けてくる あなたのシャツにつけたこれはあの残りの刺繍糸 なつかしい映画の様に ほら想い出駈けてくる 指からすべり落ちた写真はあの朝の海  こうして部屋の片付けしても 終わりそうにないの あなたと過ごした幸せがわたしの指を止める  逢いたい それさえもう夢 二つの想いが心を流れてる  コーヒーの匂う街角 ほら想い出駈けてくる 背中で今あなたが 淋しいかどうかきいたみたい 振りむけばあの日の二人 ほら想い出駈けてくる わたしは愛を急ぎ あなたを重くさせてた  一人で街を歩いていても 行くところがないの 淋しい落葉が散る道で あなたが目かくしする  逢いたい それさえもう夢 今頃わたしは自分を捜してる 今頃あなたを静かに愛して 自分を捜してる
おやすみおやすみ ぼくの 大好きな人 遠くはなれて 会えないけれど おやすみ ぼくは あなたのことを 想っているよ どんな時でも 淋しくないか ひとりの夜は 話す相手は いるのだろうか おやすみ 今夜 あなたのために 灯りをひとつ ともして眠るよ  おやすみ ぼくの 大好きな人 遠い窓辺で 祈っているよ おやすみ ぼくは あなたのために ほほえみひとつ あげられないけど 淋しくないか ひとりの夜は 暗い夜道で 迷っていないか おやすみ 今夜 あなたの夢の かたすみにでも はいれるものなら  淋しくないか ひとりの夜は ひざをかかえて 泣いてはいないか おやすみ ぼくの 大好きな人 今夜また とどかない 子守唄谷山浩子谷山浩子谷山浩子おやすみ ぼくの 大好きな人 遠くはなれて 会えないけれど おやすみ ぼくは あなたのことを 想っているよ どんな時でも 淋しくないか ひとりの夜は 話す相手は いるのだろうか おやすみ 今夜 あなたのために 灯りをひとつ ともして眠るよ  おやすみ ぼくの 大好きな人 遠い窓辺で 祈っているよ おやすみ ぼくは あなたのために ほほえみひとつ あげられないけど 淋しくないか ひとりの夜は 暗い夜道で 迷っていないか おやすみ 今夜 あなたの夢の かたすみにでも はいれるものなら  淋しくないか ひとりの夜は ひざをかかえて 泣いてはいないか おやすみ ぼくの 大好きな人 今夜また とどかない 子守唄
O YA SU MIおやすみ あしたはきっと あのひとに会えるよ おやすみ あしたはきっと やさしくなれるよ こんな夜にひとりぼっちで 目覚めていてはいけない おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる  おやすみ 今夜どこかに 眠れない人がいる おやすみ 今夜どこかに 泣いている人がいる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる  おやすみ 悲しい時は 幸せのふりをして おやすみ 悲しい時は 子供の頃のように 好きな歌や夢のカケラを 枕もとに並べてごらん おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ おやすみ 今はすべてを忘れて谷山浩子谷山浩子谷山浩子鳴海寛・松下誠・山川恵津子おやすみ あしたはきっと あのひとに会えるよ おやすみ あしたはきっと やさしくなれるよ こんな夜にひとりぼっちで 目覚めていてはいけない おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる  おやすみ 今夜どこかに 眠れない人がいる おやすみ 今夜どこかに 泣いている人がいる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる  おやすみ 悲しい時は 幸せのふりをして おやすみ 悲しい時は 子供の頃のように 好きな歌や夢のカケラを 枕もとに並べてごらん おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ おやすみ 今はすべてを忘れて
カイの迷宮冬空 遠い彼方から 僕の上に 雪は降りてくる だまって 僕はみつめてた その確かな 美しいかたち  心を持たない 氷の花たち 真白く輝く 北の音楽  世界が 僕の目の前で ひらけていく 色鮮やかに 世界が 僕に告げていた さあ その手でわたしをつかめと  鏡はかけらに 体は粒子に 心は言葉に こまかく割れていく  そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる  ガラスに描いた星の地図 透かしてほら 空を見てごらん ガラスに描いた星たちが ただ明るく 空を照らすだろう  たとえば孤独や 貧しさ 醜さも 年老い死にゆく 人のさだめさえ  僕は決して怖れはしない 僕はいつか さがしあてるだろう すべての謎の 扉の鍵 確かなもの ただひとつの答  そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる  そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった 僕のすみかは 氷の下 誰か僕を 僕を見つけてくれ谷山浩子谷山浩子谷山浩子冬空 遠い彼方から 僕の上に 雪は降りてくる だまって 僕はみつめてた その確かな 美しいかたち  心を持たない 氷の花たち 真白く輝く 北の音楽  世界が 僕の目の前で ひらけていく 色鮮やかに 世界が 僕に告げていた さあ その手でわたしをつかめと  鏡はかけらに 体は粒子に 心は言葉に こまかく割れていく  そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる  ガラスに描いた星の地図 透かしてほら 空を見てごらん ガラスに描いた星たちが ただ明るく 空を照らすだろう  たとえば孤独や 貧しさ 醜さも 年老い死にゆく 人のさだめさえ  僕は決して怖れはしない 僕はいつか さがしあてるだろう すべての謎の 扉の鍵 確かなもの ただひとつの答  そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる  そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった 僕のすみかは 氷の下 誰か僕を 僕を見つけてくれ
かおのえきかおのかたちの かおのえき どこが口やら 眉毛やら 誰もわからぬ かおのえき どこが改札やら 線路やら  切符を求めて二千年 改札たずねて二億年 いつかはどこかへ行けるかも そのうち何かに乗れるかも  人がうろつく 人が増えるよ 人が減らずに 人がたまるよ 人がうろつく 人がぶつかる 人が住みつき 町ができるよ  耳から耳へと橋をかけ 毛穴に種まき二毛作 鼻の頭からふもとへと 重なりあうよに家が建つ  まばたきひとつ 虎が飛び出す まばたきふたつ ネズミが逃げる 泣けば洪水 笑えば地震 クシャミの嵐 みんなバラバラ  全ての人が考えているよ どうしてこんなとこにいるのか 普通の駅に行くはずだったのに どこかで道を間違えたのか  全ての人の 願いはひとつ いつか行きたい 普通の駅へ 切符が買えて 売店があって 電車に乗れる 普通の駅へ  かおのかたちの かおのえき どこが口やら 眉毛やら かおのかたちの かおのえき あなたの後ろに 迫り来る谷山浩子谷山浩子谷山浩子かおのかたちの かおのえき どこが口やら 眉毛やら 誰もわからぬ かおのえき どこが改札やら 線路やら  切符を求めて二千年 改札たずねて二億年 いつかはどこかへ行けるかも そのうち何かに乗れるかも  人がうろつく 人が増えるよ 人が減らずに 人がたまるよ 人がうろつく 人がぶつかる 人が住みつき 町ができるよ  耳から耳へと橋をかけ 毛穴に種まき二毛作 鼻の頭からふもとへと 重なりあうよに家が建つ  まばたきひとつ 虎が飛び出す まばたきふたつ ネズミが逃げる 泣けば洪水 笑えば地震 クシャミの嵐 みんなバラバラ  全ての人が考えているよ どうしてこんなとこにいるのか 普通の駅に行くはずだったのに どこかで道を間違えたのか  全ての人の 願いはひとつ いつか行きたい 普通の駅へ 切符が買えて 売店があって 電車に乗れる 普通の駅へ  かおのかたちの かおのえき どこが口やら 眉毛やら かおのかたちの かおのえき あなたの後ろに 迫り来る
眠りの中いつまでも 暮れない黄昏 昏い西日の焼けつく ひび割れたガラス窓 あなたを殺しつづける 夢から醒めない 叫びつづけるナイフが この手から離れない  ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? 鏡はどこ? 鏡はどこ? わたしの顔 わたしの声  飽きもせずにくりかえす 同じ夢の中 死骸だけがふえてゆく わたしの部屋の中に 遠い昔 一度だけ みつめたあなたが 私の夢をうずめる 惨い過ちのように  ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? わたしはどこ? わたしはどこ? 記憶の底 横切る影  ねえ 愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し  愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し…谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子眠りの中いつまでも 暮れない黄昏 昏い西日の焼けつく ひび割れたガラス窓 あなたを殺しつづける 夢から醒めない 叫びつづけるナイフが この手から離れない  ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? 鏡はどこ? 鏡はどこ? わたしの顔 わたしの声  飽きもせずにくりかえす 同じ夢の中 死骸だけがふえてゆく わたしの部屋の中に 遠い昔 一度だけ みつめたあなたが 私の夢をうずめる 惨い過ちのように  ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? わたしはどこ? わたしはどこ? 記憶の底 横切る影  ねえ 愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し  愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し…
かくしんぼふるえる風が区切るたそがれ ここからさきは とても寒い  子供は歌を聴いてる ほかの人は聴こえない ごらん あそこで 誰か おまえを呼んでる  さがして みつけて とって喰おうか おまえのやわらかな その肉を  かくれろ早く もっと遠くへ かくれろうまく 鬼の腕は長い  冷たい 風も吹かない国へ おまえは 息を切らし 逃げこむ  来たね かわいい手足 あどけないくちびる おいで こわくはないよ 赤い舌を出す  ここは 人の記憶の 裂け目 時は 流れず 誰もいない  かくれろ早く もっと遠くへ かくれろうまく 鬼の息は あまい谷山浩子谷山浩子谷山浩子ふるえる風が区切るたそがれ ここからさきは とても寒い  子供は歌を聴いてる ほかの人は聴こえない ごらん あそこで 誰か おまえを呼んでる  さがして みつけて とって喰おうか おまえのやわらかな その肉を  かくれろ早く もっと遠くへ かくれろうまく 鬼の腕は長い  冷たい 風も吹かない国へ おまえは 息を切らし 逃げこむ  来たね かわいい手足 あどけないくちびる おいで こわくはないよ 赤い舌を出す  ここは 人の記憶の 裂け目 時は 流れず 誰もいない  かくれろ早く もっと遠くへ かくれろうまく 鬼の息は あまい
かくれんぼするエコー怖いほどに輝く真昼の空 陽射しは金の魔女 襲いかかるまぶしさ 目が眩んで 立ちつくす 僕は  ぼんやりしていないで 早くきみを 探し出さなくちゃ だけどきみの姿はどこにもなく ただきこえてくる KAKKOH!  長い長い時が流れた いくつめかの歴史が幕を閉じて 人は生まれ 人は消え去り 石の上に 足跡だけを残す  僕がきみの名前を忘れてから 長い時がたち あれからきみはずっと隠れたまま これがきみの罰  僕は昔犯した罪のために 言葉を奪われ 金色のライオンに姿を変え きみを探してる KAKKOH!  (そして彼はたぶん永遠に気づかない 自分の探す相手が一体誰なのか 彼はたぶん永遠に気づかない なぜその人はどこにもいないのか)  長い長い時が流れた 胸焦がして 面影追い求めて 顔も声も思い出せない いとしい人 きみはどこに隠れている?谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子怖いほどに輝く真昼の空 陽射しは金の魔女 襲いかかるまぶしさ 目が眩んで 立ちつくす 僕は  ぼんやりしていないで 早くきみを 探し出さなくちゃ だけどきみの姿はどこにもなく ただきこえてくる KAKKOH!  長い長い時が流れた いくつめかの歴史が幕を閉じて 人は生まれ 人は消え去り 石の上に 足跡だけを残す  僕がきみの名前を忘れてから 長い時がたち あれからきみはずっと隠れたまま これがきみの罰  僕は昔犯した罪のために 言葉を奪われ 金色のライオンに姿を変え きみを探してる KAKKOH!  (そして彼はたぶん永遠に気づかない 自分の探す相手が一体誰なのか 彼はたぶん永遠に気づかない なぜその人はどこにもいないのか)  長い長い時が流れた 胸焦がして 面影追い求めて 顔も声も思い出せない いとしい人 きみはどこに隠れている?
風になれ (みどりのために)空にうつれ 水に響け 空気に染まれ みどり 静かな腕に力をこめて たたけ 風のドラム  梢をわたる声が おまえの名前を呼ぶ 遠い過去を映す鏡 みどり 光る それとも 銀のくつで あしたの空を翔ける おまえのその指の中に みどり あふれるもの  空をつかめ 水をくだけ 彼方に 夢の世紀 ほほを染めて おもいをこめて ならせ 時のシンバル  透きとおるものたちが おまえのうなじに降る 伏せたまつげの先にキラリ みどり 雫 記憶の森の乙女 黒い土の中から 涙とほほえみ限りなく みどり つむぎ出すよ  空をつかめ 水をくだけ 彼方に夢の世紀 激しく深く GREEN谷山浩子谷山浩子谷山浩子空にうつれ 水に響け 空気に染まれ みどり 静かな腕に力をこめて たたけ 風のドラム  梢をわたる声が おまえの名前を呼ぶ 遠い過去を映す鏡 みどり 光る それとも 銀のくつで あしたの空を翔ける おまえのその指の中に みどり あふれるもの  空をつかめ 水をくだけ 彼方に 夢の世紀 ほほを染めて おもいをこめて ならせ 時のシンバル  透きとおるものたちが おまえのうなじに降る 伏せたまつげの先にキラリ みどり 雫 記憶の森の乙女 黒い土の中から 涙とほほえみ限りなく みどり つむぎ出すよ  空をつかめ 水をくだけ 彼方に夢の世紀 激しく深く GREEN
風の子供空は青く山はまどろみ空は青く空は青く 山はまどろみ あなたにだけは 言葉がない 光に溶けて ゆらゆら燃える どこから生まれた 風の子供  たんぽぽ れんげ 小川の子ブナ みんなあなたに あまえている 草むらの山羊 青い眼の子猫 やさしく語る 風の子供  にぎやかな 都会のかたすみで どんな夢を みていたのか  水にかえった さかなのように きらきら光る あなたの目が 追いかけて行く やさしい季節 どこまで行くの 風の子供  雲が光るよ 森が歌うよ あなたのことを ささやきながら 口笛ひとつで 虹が生まれる 手のひらの中 風の子供  わたしのはいる すきまはないけれど ただ黙って そばにいたい  水にかえった さかなのように きらきら光る あなたの目が 追いかけて行く やさしい季節 どこまで行くの 風の子供  どこまで行くの 風の子供谷山浩子谷山浩子谷山浩子空は青く山はまどろみ空は青く空は青く 山はまどろみ あなたにだけは 言葉がない 光に溶けて ゆらゆら燃える どこから生まれた 風の子供  たんぽぽ れんげ 小川の子ブナ みんなあなたに あまえている 草むらの山羊 青い眼の子猫 やさしく語る 風の子供  にぎやかな 都会のかたすみで どんな夢を みていたのか  水にかえった さかなのように きらきら光る あなたの目が 追いかけて行く やさしい季節 どこまで行くの 風の子供  雲が光るよ 森が歌うよ あなたのことを ささやきながら 口笛ひとつで 虹が生まれる 手のひらの中 風の子供  わたしのはいる すきまはないけれど ただ黙って そばにいたい  水にかえった さかなのように きらきら光る あなたの目が 追いかけて行く やさしい季節 どこまで行くの 風の子供  どこまで行くの 風の子供
風のたてがみ明け方の月が 僕の夢を揺らしている 耳もとで誰かが僕に何か告げる 不思議な声 長い眠りから目を醒ませと 夢の時は終わりだと ささやきかける声にせかされ 目を開いた  僕の目に映るものは 見知らぬ広い世界 どこまでも続く空と 乾いた寒い大地  夢の王国はどこに消えた 光満ちる孔雀の庭 金と銀の天使たちの 楽の調べ 崩れ落ちていく城壁や 財宝抱いた難破船 かがり火の中 踊る娘の白い足も  今はない どこにもない 呼んでも答はない ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ  風が叫んでる これでやっと やっときみは自由だと 風は激しく空を叩いて 笑っている 僕も風になり 風とともに 旅に出よう あてもなく 朝日を受けてきらめく僕の 銀のたてがみ  僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている この胸に星のように まだ見ぬきみが光る  僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ谷山浩子谷山浩子谷山浩子明け方の月が 僕の夢を揺らしている 耳もとで誰かが僕に何か告げる 不思議な声 長い眠りから目を醒ませと 夢の時は終わりだと ささやきかける声にせかされ 目を開いた  僕の目に映るものは 見知らぬ広い世界 どこまでも続く空と 乾いた寒い大地  夢の王国はどこに消えた 光満ちる孔雀の庭 金と銀の天使たちの 楽の調べ 崩れ落ちていく城壁や 財宝抱いた難破船 かがり火の中 踊る娘の白い足も  今はない どこにもない 呼んでも答はない ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ  風が叫んでる これでやっと やっときみは自由だと 風は激しく空を叩いて 笑っている 僕も風になり 風とともに 旅に出よう あてもなく 朝日を受けてきらめく僕の 銀のたてがみ  僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている この胸に星のように まだ見ぬきみが光る  僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ
風を追いかけてやさしい人の 面影を 忘れられない その時は ひとりで丘に のぼりなさい 風に心を あずけなさい  ああ 誰もわからない 誰もわからない 夢が砕けた 悲しみは ああ 風が唄うだけ 風が唄うだけ 立ちつくす 私のそばで ライラ……  丘の上から 見る町は 私のことなど 知らぬ気に 吐き出す幸せ 不幸せ つくり笑顔で 流して行く  ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ……  きょうもあしたも あさっても 針の止まった 風時計 二度と帰らぬ 思い出が 帰るその日を 待ちつづけて  ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ……谷山浩子谷山浩子谷山浩子やさしい人の 面影を 忘れられない その時は ひとりで丘に のぼりなさい 風に心を あずけなさい  ああ 誰もわからない 誰もわからない 夢が砕けた 悲しみは ああ 風が唄うだけ 風が唄うだけ 立ちつくす 私のそばで ライラ……  丘の上から 見る町は 私のことなど 知らぬ気に 吐き出す幸せ 不幸せ つくり笑顔で 流して行く  ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ……  きょうもあしたも あさっても 針の止まった 風時計 二度と帰らぬ 思い出が 帰るその日を 待ちつづけて  ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ……
風を忘れて気まぐれ風に 傷ついた あの子のこころ どこへ行くの  その日を見るのが つらいから そんなに楽しそうに もう電話かけないで  あやまらないわ わたし 悪いことは してない 気になんか してないわ だけどあなた 風を忘れて  風は気まぐれ いつだって 誰かの心を 吹きぬけて  どこかへ飛んで 行きたいの 夢のすき間を ふらふらとふらふらと  あやまらないわ わたし 悪いことは してない 気になんか してないわ だけどあなた 風を忘れて谷山浩子谷山浩子谷山浩子気まぐれ風に 傷ついた あの子のこころ どこへ行くの  その日を見るのが つらいから そんなに楽しそうに もう電話かけないで  あやまらないわ わたし 悪いことは してない 気になんか してないわ だけどあなた 風を忘れて  風は気まぐれ いつだって 誰かの心を 吹きぬけて  どこかへ飛んで 行きたいの 夢のすき間を ふらふらとふらふらと  あやまらないわ わたし 悪いことは してない 気になんか してないわ だけどあなた 風を忘れて
数え唄ひとつの秘密を埋めんとして ふたつの踏み分け道をたどり みっつの水辺を彷徨い歩く  よっつの宵待ち草咲く夜 いつつの泉に沈められた むっつの昔ばなしを聞かん  ななつの涙乾かぬままに やっつの刃(やいば)を抱(いだ)きながら ここのつの孤独の満ちる心谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子ひとつの秘密を埋めんとして ふたつの踏み分け道をたどり みっつの水辺を彷徨い歩く  よっつの宵待ち草咲く夜 いつつの泉に沈められた むっつの昔ばなしを聞かん  ななつの涙乾かぬままに やっつの刃(やいば)を抱(いだ)きながら ここのつの孤独の満ちる心
家族の風景あなたがいる やわらかな光みちる家  あなたがいる 何気ない毎日の中に  あふれる緑と きれいな水 そして  あなたがいる それだけで 幸せになれる  そばにいるよ 風の日も 心まよう日も  そばにいるよ 寄りそえば ここはあたたかい  あなたの笑顔が わたしの宝物  こんなおだやかな日々が わたしの喜び  ともに生きてゆく あしたを守りたい  あなたと そしてすべての いのちのために谷山浩子谷山浩子アイルランド民謡関島岳郎あなたがいる やわらかな光みちる家  あなたがいる 何気ない毎日の中に  あふれる緑と きれいな水 そして  あなたがいる それだけで 幸せになれる  そばにいるよ 風の日も 心まよう日も  そばにいるよ 寄りそえば ここはあたたかい  あなたの笑顔が わたしの宝物  こんなおだやかな日々が わたしの喜び  ともに生きてゆく あしたを守りたい  あなたと そしてすべての いのちのために
わたしの父の仇 恋人 物腰おだやかで美しい 見上げるほどに身分の高い 光る車に乗って  今夜も来る わたしに会いに 残骸だけのこの家に  口もきかず ただうつむくだけの わたしに会いに来る  わたしの父の仇 恋人 夜更けに巨大な家を建てる 夜明けに湖を折り畳む 暗い闇の窓から  いつものように「愛している」と 伝えるだけで帰っていく  猫目石の夜 戸口に残る翡翠の首飾り  わたしの父の仇 恋人 つぶやく ドアの向こうで母が つぶやく 病の床で母が やがて声は薄れる  口に出せない 殺したいほど 死にたいほど 愛している  あなたの愛するわたしを あなたの前で壊したい  わたしの父の仇 恋人 わたしの母の仇 恋人 わたしの家の仇 恋人 わたしの国の仇 恋人谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子わたしの父の仇 恋人 物腰おだやかで美しい 見上げるほどに身分の高い 光る車に乗って  今夜も来る わたしに会いに 残骸だけのこの家に  口もきかず ただうつむくだけの わたしに会いに来る  わたしの父の仇 恋人 夜更けに巨大な家を建てる 夜明けに湖を折り畳む 暗い闇の窓から  いつものように「愛している」と 伝えるだけで帰っていく  猫目石の夜 戸口に残る翡翠の首飾り  わたしの父の仇 恋人 つぶやく ドアの向こうで母が つぶやく 病の床で母が やがて声は薄れる  口に出せない 殺したいほど 死にたいほど 愛している  あなたの愛するわたしを あなたの前で壊したい  わたしの父の仇 恋人 わたしの母の仇 恋人 わたしの家の仇 恋人 わたしの国の仇 恋人
片恋の唄どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら 雨が落ちてくる どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと この世界には そんなため息がある  壁に恋した娘のように 壁をみつめて一日すごす 壁に心がもしもあるなら 壁よわたしを抱きしめて  そんなことを言っても壁は壁 何も聞かない 何も見ない それでもなお あなたを愛してる わたしを見ないあなただけを  どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら 夜がざわめく どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと 誰よりいちばん わたしがわかってる  茶碗に恋した男のように 茶碗に想いを語りかける 茶碗が時々あいづちをうつ ように思えて胸が震える  胸が震えてるのはわたしだけ 想いはただ 虚しく跳ね返る それでもなお あなたを愛してる わたしを見ないあなただけを  どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら あなたを愛してる どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら あなたを愛してる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら 雨が落ちてくる どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと この世界には そんなため息がある  壁に恋した娘のように 壁をみつめて一日すごす 壁に心がもしもあるなら 壁よわたしを抱きしめて  そんなことを言っても壁は壁 何も聞かない 何も見ない それでもなお あなたを愛してる わたしを見ないあなただけを  どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら 夜がざわめく どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと 誰よりいちばん わたしがわかってる  茶碗に恋した男のように 茶碗に想いを語りかける 茶碗が時々あいづちをうつ ように思えて胸が震える  胸が震えてるのはわたしだけ 想いはただ 虚しく跳ね返る それでもなお あなたを愛してる わたしを見ないあなただけを  どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら あなたを愛してる どうしようもないことは どうしようもないことは どうしようもないと つぶやきながら あなたを愛してる
神様日暮れの雨に濡れている わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの その先どこへ帰るの  わたしは浮かぶ道の上 地面にとどかないつま先 誰かがみてる夢の中で 自由に遊ぶ夢をみる  声が聞こえる 誰か呼んでいる 鳥も友だちも みんなもう帰ったよ  あなたをそばに感じると わたしの体は満ちてくる 重さや温度 色や匂い なくしかけてた何もかも  あなたの糸は途切れない ひとりになっても 遠くても わたしが小さく固くなり 重さや色が薄れても  声が聞こえる 誰か呼んでいる とても懐かしい その声は途切れない  自分の影と遊んでる わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの 最後はどこへ帰るの  わたしを見てるそのわたしを 誰かが黙ってみつめてる ほんとの名前知らないけど たとえばそれは神様谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子日暮れの雨に濡れている わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの その先どこへ帰るの  わたしは浮かぶ道の上 地面にとどかないつま先 誰かがみてる夢の中で 自由に遊ぶ夢をみる  声が聞こえる 誰か呼んでいる 鳥も友だちも みんなもう帰ったよ  あなたをそばに感じると わたしの体は満ちてくる 重さや温度 色や匂い なくしかけてた何もかも  あなたの糸は途切れない ひとりになっても 遠くても わたしが小さく固くなり 重さや色が薄れても  声が聞こえる 誰か呼んでいる とても懐かしい その声は途切れない  自分の影と遊んでる わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの 最後はどこへ帰るの  わたしを見てるそのわたしを 誰かが黙ってみつめてる ほんとの名前知らないけど たとえばそれは神様
KARA-KURI-DOLL~Wendy Dewのありふれた失恋~わたしは夢みるからくりドール 毎時ちょうどに 時計の中から 笑顔で飛びだし くるくるまわるの 小鳥と 子猫と 双子のロバと  朝の8時と 夕方5時に いつも見ている人がいるのよ 熱いまなざし 見つめられると わたしもゆらゆら 胸がときめく  誰も知らない わたしの中に こんなに燃える 心があると  cu cura pa cu cura まわるわたし cu cura pa cu cura 世界もまわる  毎朝毎晩 姿を見ても 彼に近づくことさえできない せつない想いで 見つめているだけ 誰か助けて わたしの恋を  ある日 真夜中 訪ねてきたの 魔法使いの お助けおばあさん 人間の娘に 変えてあげるよ 二度ともとには 戻れないがね  戻ることなど 望みはしない 彼のところに 行ければいいの  cu cura pa cu cura 魔法の杖が cu cura pa cu cura 妖しく光る  彼に近づき 言葉をかけた わたしが誰だかわかりますか?と 彼はうなずき なぜだと叫んだ ほんとにきみを愛してたのに  人間なんて寒気がするよ 君を返して 人形のきみ  cu cura pa cu cura 彼が逃げる cu cura pa cu cura 心が割れる  cu cura pa cu cura 彼が逃げる cu cura pa cu cura 世界が割れる谷山浩子谷山浩子谷山浩子わたしは夢みるからくりドール 毎時ちょうどに 時計の中から 笑顔で飛びだし くるくるまわるの 小鳥と 子猫と 双子のロバと  朝の8時と 夕方5時に いつも見ている人がいるのよ 熱いまなざし 見つめられると わたしもゆらゆら 胸がときめく  誰も知らない わたしの中に こんなに燃える 心があると  cu cura pa cu cura まわるわたし cu cura pa cu cura 世界もまわる  毎朝毎晩 姿を見ても 彼に近づくことさえできない せつない想いで 見つめているだけ 誰か助けて わたしの恋を  ある日 真夜中 訪ねてきたの 魔法使いの お助けおばあさん 人間の娘に 変えてあげるよ 二度ともとには 戻れないがね  戻ることなど 望みはしない 彼のところに 行ければいいの  cu cura pa cu cura 魔法の杖が cu cura pa cu cura 妖しく光る  彼に近づき 言葉をかけた わたしが誰だかわかりますか?と 彼はうなずき なぜだと叫んだ ほんとにきみを愛してたのに  人間なんて寒気がするよ 君を返して 人形のきみ  cu cura pa cu cura 彼が逃げる cu cura pa cu cura 心が割れる  cu cura pa cu cura 彼が逃げる cu cura pa cu cura 世界が割れる
河のほとりに河のほとりに ふたり坐れば さざ波のかすかな 歌がきこえる 黙ってこのまま そばにいてください 悲しい思い出 流してしまうまで  ずっと昔から 知っていたような そんな気がする あなたが好きです  たくさんの時代が 水のおもてを走りぬけていったのが 見えるような気がします そして今 こんなにちっぽけなあなたとわたしを 河はやっぱり やさしく包んでくれるのです  河のほとりに ふたり坐れば たそがれ風さえ ふとたちどまる 黙ってこのまま そばにいてください あなたの肩に もたれていたいのです  はじめからずっと 知っていたような そんな気がする あなたが好きです谷山浩子谷山浩子谷山浩子河のほとりに ふたり坐れば さざ波のかすかな 歌がきこえる 黙ってこのまま そばにいてください 悲しい思い出 流してしまうまで  ずっと昔から 知っていたような そんな気がする あなたが好きです  たくさんの時代が 水のおもてを走りぬけていったのが 見えるような気がします そして今 こんなにちっぽけなあなたとわたしを 河はやっぱり やさしく包んでくれるのです  河のほとりに ふたり坐れば たそがれ風さえ ふとたちどまる 黙ってこのまま そばにいてください あなたの肩に もたれていたいのです  はじめからずっと 知っていたような そんな気がする あなたが好きです
カントリーガールカントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする  にぎやかな都会の景色は 変わる万華鏡 いつでもきみを驚かせる 七色プリズム きみはお古のスカート はじらうように それでも瞳を輝かせて 街を歩いてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ!  とまどいがちのきみの視線が いつも追いかけるのは 長い煙草をキザにくわえた 若い男だった そいつがある日 きみに手渡した 青い封筒 手紙の中に書かれていたのは こんなセリフだったね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ!  あいつがきみを捨てたのは たった七日目のこと 化粧のうまい おしゃれな娘に さっさとのりかえたのさ きみは鏡にうつった自分の顔にむかって あいつがくれたいつかの言葉を 泣きながらつぶやいてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ!谷山浩子谷山浩子谷山浩子カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする  にぎやかな都会の景色は 変わる万華鏡 いつでもきみを驚かせる 七色プリズム きみはお古のスカート はじらうように それでも瞳を輝かせて 街を歩いてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ!  とまどいがちのきみの視線が いつも追いかけるのは 長い煙草をキザにくわえた 若い男だった そいつがある日 きみに手渡した 青い封筒 手紙の中に書かれていたのは こんなセリフだったね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ!  あいつがきみを捨てたのは たった七日目のこと 化粧のうまい おしゃれな娘に さっさとのりかえたのさ きみは鏡にうつった自分の顔にむかって あいつがくれたいつかの言葉を 泣きながらつぶやいてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ!
ガラスの巨人きみは見上げていたね 見えない星空を 風吹くビルの陰 夜更けの街 両手を高く上げた 背伸びをしながら でも星は遠すぎて きみは小さい クルマもヒトもいない 静かなアスファルトの ステージ たたずむきみの姿を ライトが照らし出す やがてきみのからだは 大きくひろがる  高層ビルだきみは ガラスの巨人 ほら 歩き出したゆらゆら 空を横切るきみの影 チカチカ赤いランプが とてもきれいだよ 見おろせば街は 星の海のよう ぜんぶぼくのものだって きみははしゃいでいた  楽し気に歩くきみが 突然立ち止まるその時 胸にあいた風穴に 誰かがしのびこむ 忘れてることがある 何か悲しいこと 確かにさっきまでは 覚えていた 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ……谷山浩子谷山浩子谷山浩子きみは見上げていたね 見えない星空を 風吹くビルの陰 夜更けの街 両手を高く上げた 背伸びをしながら でも星は遠すぎて きみは小さい クルマもヒトもいない 静かなアスファルトの ステージ たたずむきみの姿を ライトが照らし出す やがてきみのからだは 大きくひろがる  高層ビルだきみは ガラスの巨人 ほら 歩き出したゆらゆら 空を横切るきみの影 チカチカ赤いランプが とてもきれいだよ 見おろせば街は 星の海のよう ぜんぶぼくのものだって きみははしゃいでいた  楽し気に歩くきみが 突然立ち止まるその時 胸にあいた風穴に 誰かがしのびこむ 忘れてることがある 何か悲しいこと 確かにさっきまでは 覚えていた 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ……
ガラスの天球儀涙の雨が降る 天球儀の中を 走れきみのレインコート どしゃ降りの星雲 大きな傘さして 雨に負けないで  あした きみは元気になるよ 部屋中の本を 投げて泣いたあとで 冒険好きの 少年のような きみのあの頃の 瞳がかえってくる  星座が乱れてる! 水瓶がくだけた! ずぶぬれの銀河 走れ もっと遠くへ できるだけ遠くへ 風の彼方へ  まっすぐ前をみつめるきみの まなざしを今も 彼は覚えている 夢を守る きみの勇気を 愛していたんだ 世界中の誰よりも  ケンタウルス ペルセウス 竜の眼の涙 高く飛べ 白いつばさのペガサス  涙の雨が降る 天球儀の中を 走れきみのレインコート どしゃ降りの星雲 大きな傘さして 雨に負けないで 星座が乱れてる! 水瓶がくだけた! ずぶぬれの銀河 走れ もっと遠くへ できるだけ遠くへ 風の彼方へ谷山浩子谷山浩子崎谷健次郎涙の雨が降る 天球儀の中を 走れきみのレインコート どしゃ降りの星雲 大きな傘さして 雨に負けないで  あした きみは元気になるよ 部屋中の本を 投げて泣いたあとで 冒険好きの 少年のような きみのあの頃の 瞳がかえってくる  星座が乱れてる! 水瓶がくだけた! ずぶぬれの銀河 走れ もっと遠くへ できるだけ遠くへ 風の彼方へ  まっすぐ前をみつめるきみの まなざしを今も 彼は覚えている 夢を守る きみの勇気を 愛していたんだ 世界中の誰よりも  ケンタウルス ペルセウス 竜の眼の涙 高く飛べ 白いつばさのペガサス  涙の雨が降る 天球儀の中を 走れきみのレインコート どしゃ降りの星雲 大きな傘さして 雨に負けないで 星座が乱れてる! 水瓶がくだけた! ずぶぬれの銀河 走れ もっと遠くへ できるだけ遠くへ 風の彼方へ
ガラスのラビリンス好きだとささやく声が 少しだけ 冷たいね 感じている だけど信じていようと 何度も心に 言い聞かせていた  あなたをのせてる ガラスのメリーゴーラウンド 近づいて また遠ざかる 近づくたびに笑って あなたは手をふる そしてはなれていく  わたしは とても淋しいと あなたに 言えない  あなたのいつもの やさしさがすべて かくしてしまうから  恋のはじまりは 息もとまるほど 抱きしめて ふるえてたね どうして人の心は かわってしまうの 時はとめられない  チャイムが 閉園の合図 扉がしまるよ  ひとつまたひとつ 消えていくイルミネーション 音楽も途切れた  わたしは とても淋しいと あなたに 言えない  あなたのいつもの やさしさがすべて かくしてしまうから  名前を呼んでも 誰も応えない ガラスの迷宮で  あなたのいつもの やさしさがすべて かくしてしまうから谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子好きだとささやく声が 少しだけ 冷たいね 感じている だけど信じていようと 何度も心に 言い聞かせていた  あなたをのせてる ガラスのメリーゴーラウンド 近づいて また遠ざかる 近づくたびに笑って あなたは手をふる そしてはなれていく  わたしは とても淋しいと あなたに 言えない  あなたのいつもの やさしさがすべて かくしてしまうから  恋のはじまりは 息もとまるほど 抱きしめて ふるえてたね どうして人の心は かわってしまうの 時はとめられない  チャイムが 閉園の合図 扉がしまるよ  ひとつまたひとつ 消えていくイルミネーション 音楽も途切れた  わたしは とても淋しいと あなたに 言えない  あなたのいつもの やさしさがすべて かくしてしまうから  名前を呼んでも 誰も応えない ガラスの迷宮で  あなたのいつもの やさしさがすべて かくしてしまうから
きつね嘘つきのきつねがいたよ 絵に描いた宮殿に住んでいた 何もない空間に次々 魔法のように生み出すパラダイス  千の部屋と 千のメイド 何十万冊の本 金のライオン 銀のグリフォン 水晶の竪琴 弾く人魚  展望室には天体望遠鏡 遠くで星が ぶつかり散らばる 見飽きた光景 でもよろしければ ごらんに入れよう まあいつかそのうち  世界中の知識と知恵を 学びつくした僕は 何か少々 厭世的に なってしまっているようだ  言葉を並べ 言葉をあやつり 豊かに深く 愛を語るよ 手品のように 愛が降り注ぎ 煙のように 女をケムに巻く  だけど実は 愛がわからない 学問もかじっただけ 天才詐欺師 いかさまマジシャン 心の中はからっぽの  この宇宙を お作りになった 神様はきっと どんな屑でも 愛してくださる だけど僕は 屑ですらない  嘘つきのきつねがいたよ 絵に描いた宮殿に住んでいた 時が流れ 今ごろ彼は どこにいるか 何をしてるのか  愉快な声と 素敵な服と まやかしを友として 自分のことを愛せないまま 神様に背を向けたまま  きつね きつね 気づかないのか 神様は鏡 きみが笑えば 鏡も笑う きみが憎めば 鏡も  ラララ……谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ嘘つきのきつねがいたよ 絵に描いた宮殿に住んでいた 何もない空間に次々 魔法のように生み出すパラダイス  千の部屋と 千のメイド 何十万冊の本 金のライオン 銀のグリフォン 水晶の竪琴 弾く人魚  展望室には天体望遠鏡 遠くで星が ぶつかり散らばる 見飽きた光景 でもよろしければ ごらんに入れよう まあいつかそのうち  世界中の知識と知恵を 学びつくした僕は 何か少々 厭世的に なってしまっているようだ  言葉を並べ 言葉をあやつり 豊かに深く 愛を語るよ 手品のように 愛が降り注ぎ 煙のように 女をケムに巻く  だけど実は 愛がわからない 学問もかじっただけ 天才詐欺師 いかさまマジシャン 心の中はからっぽの  この宇宙を お作りになった 神様はきっと どんな屑でも 愛してくださる だけど僕は 屑ですらない  嘘つきのきつねがいたよ 絵に描いた宮殿に住んでいた 時が流れ 今ごろ彼は どこにいるか 何をしてるのか  愉快な声と 素敵な服と まやかしを友として 自分のことを愛せないまま 神様に背を向けたまま  きつね きつね 気づかないのか 神様は鏡 きみが笑えば 鏡も笑う きみが憎めば 鏡も  ラララ……
きみがいるから血管 ありがと いつもそばにいてくれて いろんなものを 運んでくれて 内臓 ありがと いつもそばにいてくれて ずっと眠らず 働いてくれて  きみがいるから わたし今日も生きてる 無口な優しさに守られて  骨 ありがと いつもそばにいてくれて わたしのすべて 支えてくれて 他のみんなもありがと まとめてでごめん ほんとありがと 言葉じゃ足りない  生まれたときからずっと 一緒にいたね 一緒に遊んで一緒に泣いて  陽射しのきらめく 野原を きみと歩くシアワセ  きみがいるから わたし今日も生きてる これからも笑って 生きていくよ谷山浩子谷山浩子谷山浩子栗原正己・谷山浩子血管 ありがと いつもそばにいてくれて いろんなものを 運んでくれて 内臓 ありがと いつもそばにいてくれて ずっと眠らず 働いてくれて  きみがいるから わたし今日も生きてる 無口な優しさに守られて  骨 ありがと いつもそばにいてくれて わたしのすべて 支えてくれて 他のみんなもありがと まとめてでごめん ほんとありがと 言葉じゃ足りない  生まれたときからずっと 一緒にいたね 一緒に遊んで一緒に泣いて  陽射しのきらめく 野原を きみと歩くシアワセ  きみがいるから わたし今日も生きてる これからも笑って 生きていくよ
きみが壊れた信じてる 信じてる 信じてる きみが言う そのたびに きみのからだの 深いところで ガラスの砕ける音がする  信じてる 信じてる 信じてる 二年前 ぼくたちは そんな淋しい言葉があると 知りもせず ただ愛していた  窓を打つ 雨のしずく いつのまにか どしゃ降りの町 きみの目が 雨を見ている 帰りたいよと 空に話してる  いつからか いつからか 気づかずに ぼくたちは 住んでいた さかさまの国 言葉にすれば 必ずそれは嘘に変わる  信じてる 信じてる 信じてる つぶやいて 横を向く その横顔に ぼくの愛した 無邪気な少女はもういない  ぼくの罪 たった一度の そしてその日から きみが壊れた 愛と名づけた 囲いの中に おびえた目をして きみはうずくまる  ぼくが壊した 人形のきみを 捨ててあしたは きっとここを出て行く もう帰れない どんなに夢をみても きみの背中が たずねている  ねえ 今でも 愛してる? 愛してる? 愛してる? くりかえす問いかけの 答を今は ぼくも知らない 時という船の行く先も谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子信じてる 信じてる 信じてる きみが言う そのたびに きみのからだの 深いところで ガラスの砕ける音がする  信じてる 信じてる 信じてる 二年前 ぼくたちは そんな淋しい言葉があると 知りもせず ただ愛していた  窓を打つ 雨のしずく いつのまにか どしゃ降りの町 きみの目が 雨を見ている 帰りたいよと 空に話してる  いつからか いつからか 気づかずに ぼくたちは 住んでいた さかさまの国 言葉にすれば 必ずそれは嘘に変わる  信じてる 信じてる 信じてる つぶやいて 横を向く その横顔に ぼくの愛した 無邪気な少女はもういない  ぼくの罪 たった一度の そしてその日から きみが壊れた 愛と名づけた 囲いの中に おびえた目をして きみはうずくまる  ぼくが壊した 人形のきみを 捨ててあしたは きっとここを出て行く もう帰れない どんなに夢をみても きみの背中が たずねている  ねえ 今でも 愛してる? 愛してる? 愛してる? くりかえす問いかけの 答を今は ぼくも知らない 時という船の行く先も
きみのそばにいる手をつないで歩こうよ 月明かりの道を きみの好きな歌を ふたり歌いながら  手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる  ダメなとこを見せても イヤなとこ見せても そんなことできみを きらいにならない  ありのままのきみでいい それがぼくの光 ぼくの力 ぼくの涙 ぼくのフルサトさ  泣いてもいい 怒っても バカなことをしても そんなことできみを きらいにならない  手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる  きみのそばにいる  きみのそばにいる谷山浩子谷山浩子谷山浩子小室等手をつないで歩こうよ 月明かりの道を きみの好きな歌を ふたり歌いながら  手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる  ダメなとこを見せても イヤなとこ見せても そんなことできみを きらいにならない  ありのままのきみでいい それがぼくの光 ぼくの力 ぼくの涙 ぼくのフルサトさ  泣いてもいい 怒っても バカなことをしても そんなことできみを きらいにならない  手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる  きみのそばにいる  きみのそばにいる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
きみの時計がここにあるよ真夜中の置時計 机の上で時を刻む 文字盤の上には 頬杖ついた天使  ふと僕は考える この天使の図案を 描いた誰かが どこかにいる 知らない誰かが どこかにいる  年齢も性別も 名前も何もわからない きみはどんな人なの 今何をしているの  どんな顔をしてるの どんな声で笑うの きみの時計がここにあるよ きみの天使がここにいるよ  淋しさは形じゃなく 心が描く影の鳥 蒼ざめた翼で きみを抱きすくめるだろう  世界中の誰とも つながっていないように 思える時が 誰にもある 泣きたい夜が 僕にもある  そばにいるわけじゃない 何もしてあげられないけど それでも今きみが もしも淋しいのなら 僕はただ伝えたい 夜空こえて届けたい きみの時計がここにあるよ きみの天使がここにいるよ  きみの時計がここにあるよ きみの天使が僕は好きだよ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子真夜中の置時計 机の上で時を刻む 文字盤の上には 頬杖ついた天使  ふと僕は考える この天使の図案を 描いた誰かが どこかにいる 知らない誰かが どこかにいる  年齢も性別も 名前も何もわからない きみはどんな人なの 今何をしているの  どんな顔をしてるの どんな声で笑うの きみの時計がここにあるよ きみの天使がここにいるよ  淋しさは形じゃなく 心が描く影の鳥 蒼ざめた翼で きみを抱きすくめるだろう  世界中の誰とも つながっていないように 思える時が 誰にもある 泣きたい夜が 僕にもある  そばにいるわけじゃない 何もしてあげられないけど それでも今きみが もしも淋しいのなら 僕はただ伝えたい 夜空こえて届けたい きみの時計がここにあるよ きみの天使がここにいるよ  きみの時計がここにあるよ きみの天使が僕は好きだよ
きみのともだちぼくを きみのともだちといって いつも隣に置いてくれた  どこへゆくにも ずっとずっと 一緒にいたね  あれから いろんな日々を越えて いくつもの季節 通り越して  いつのまにか きみは大きくなり 少しずつ ぼくを忘れていった  朝になれば朝陽を浴びて 夜になれば星をみた  きみが出逢ったいっぱい きみが育ったいっぱい 知ってるよ  きみは いつもがんばっている うつむき顔の今日があっても 明日の朝にはわらってみせる 声を出さずに泣いた夜 静かに流れる心の音  もしも ぼくに力があれば うんとうんと だきしめるのに  もしも ぼくが話せるのなら 勇気づけることできたのに  悲しいは痛いとわかった 嬉しいは満ちるとわかった 寂しいと孤独も知った 愛しいと心も  きみは いつもがんばっている 楽しいだけが しあわせじゃない 数えきれない夜を越えて きみの しあわせが できあがるんだ  もしも ぼくに力があれば うんとうんと だきしめるのに  もしも ぼくが話せるのなら 勇気づけることできたのに  もしも ぼくに力があれば うんとうんと だきしめるのに  もしも ぼくが話せるのなら 勇気づけることできたのに  ぼくは ずっとここにいるよ きみの部屋の壁にもたれて  ぼくは ずっとここにいるよ きみをずっと見守るよ  きみと出逢った 小さな世界で きみと大きな夢をみる  くたくたになって まっくろになって きみがぼくを忘れても  ぼくは きみのともだち  それが ぼくのしあわせ谷山浩子持田香織谷山浩子ぼくを きみのともだちといって いつも隣に置いてくれた  どこへゆくにも ずっとずっと 一緒にいたね  あれから いろんな日々を越えて いくつもの季節 通り越して  いつのまにか きみは大きくなり 少しずつ ぼくを忘れていった  朝になれば朝陽を浴びて 夜になれば星をみた  きみが出逢ったいっぱい きみが育ったいっぱい 知ってるよ  きみは いつもがんばっている うつむき顔の今日があっても 明日の朝にはわらってみせる 声を出さずに泣いた夜 静かに流れる心の音  もしも ぼくに力があれば うんとうんと だきしめるのに  もしも ぼくが話せるのなら 勇気づけることできたのに  悲しいは痛いとわかった 嬉しいは満ちるとわかった 寂しいと孤独も知った 愛しいと心も  きみは いつもがんばっている 楽しいだけが しあわせじゃない 数えきれない夜を越えて きみの しあわせが できあがるんだ  もしも ぼくに力があれば うんとうんと だきしめるのに  もしも ぼくが話せるのなら 勇気づけることできたのに  もしも ぼくに力があれば うんとうんと だきしめるのに  もしも ぼくが話せるのなら 勇気づけることできたのに  ぼくは ずっとここにいるよ きみの部屋の壁にもたれて  ぼくは ずっとここにいるよ きみをずっと見守るよ  きみと出逢った 小さな世界で きみと大きな夢をみる  くたくたになって まっくろになって きみがぼくを忘れても  ぼくは きみのともだち  それが ぼくのしあわせ
休暇旅行それから 76億年 ふたりの午後は それから 終わることなくつづき 雲は動かず  長い時を過ごした もの言わぬ山脈と がらんと ただ広い空 なにもない 寒い荒れ地  それは 石のテラスでふたり お茶を飲むだけの 長い午後 気の遠くなるような 長い長い午後  あの日 明け方の駅に 見えない汽車がついて 見えない乗客たちが 手招いた 見えない窓  それから 76億年 ふたりの旅は それから 終わることなくつづき この土地についた  どこかの駅で 地図をなくした ふたつに折れた コンパスの針  ここには道標がなく なんの目印もない それどころか 道もない 振り返れば 今わたしたちが出てきた駅も どこにも見あたらない  はるかな はるかな旅をつづけ 遠く遠くへと 永久(とわ)に終わらない夏休み あなたとわたしの  見上げる彼方 空の高みに 炎と海の 銀河が燃える  タマシイだけが 帰ると叫ぶ 炎と海の 銀河の故郷谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子それから 76億年 ふたりの午後は それから 終わることなくつづき 雲は動かず  長い時を過ごした もの言わぬ山脈と がらんと ただ広い空 なにもない 寒い荒れ地  それは 石のテラスでふたり お茶を飲むだけの 長い午後 気の遠くなるような 長い長い午後  あの日 明け方の駅に 見えない汽車がついて 見えない乗客たちが 手招いた 見えない窓  それから 76億年 ふたりの旅は それから 終わることなくつづき この土地についた  どこかの駅で 地図をなくした ふたつに折れた コンパスの針  ここには道標がなく なんの目印もない それどころか 道もない 振り返れば 今わたしたちが出てきた駅も どこにも見あたらない  はるかな はるかな旅をつづけ 遠く遠くへと 永久(とわ)に終わらない夏休み あなたとわたしの  見上げる彼方 空の高みに 炎と海の 銀河が燃える  タマシイだけが 帰ると叫ぶ 炎と海の 銀河の故郷
今日は雨降り今日は雨降り 静かな朝に あなたの夢をみたの 短い夢を 今日は雨降り 目がさめた時 そばには誰もいない あたしひとり  あなたの町も 雨かしら あなたもやっぱり ひとりかしら ギターの音に タバコの匂い 何を想っているのかしら  今日は雨降り 誰も来ない 扉に鍵をかけて ひとりでいるわ 今日は雨降り 静かな町に 白い小舟の影が 消えていったわ  あなたの町も 雨かしら あなたもやっぱり ひとりかしら 誰にも逢わず ひとりの部屋で 何を想っているのかしら  あなたの町も 雨かしら あなたもやっぱり ひとりかしら 誰にも逢わず ひとりの部屋で 何を想っているのかしら谷山浩子谷山浩子谷山浩子今日は雨降り 静かな朝に あなたの夢をみたの 短い夢を 今日は雨降り 目がさめた時 そばには誰もいない あたしひとり  あなたの町も 雨かしら あなたもやっぱり ひとりかしら ギターの音に タバコの匂い 何を想っているのかしら  今日は雨降り 誰も来ない 扉に鍵をかけて ひとりでいるわ 今日は雨降り 静かな町に 白い小舟の影が 消えていったわ  あなたの町も 雨かしら あなたもやっぱり ひとりかしら 誰にも逢わず ひとりの部屋で 何を想っているのかしら  あなたの町も 雨かしら あなたもやっぱり ひとりかしら 誰にも逢わず ひとりの部屋で 何を想っているのかしら
きれいな石の恋人みつめているうち わかったことがある あのひとのタマシイは とてもきれいな石でできてる  目玉は 縞瑪瑙 胃袋は アクアマリン 三半規管は ラピスラズリ 静脈は 紫水晶  からくり仕掛け じょうずに動く 異国の歌も 歌います  目眩のするほど 美しい夕闇の 町角で あのひとは 翡翠の歯を鳴らす カチカチ  「愛してる」と言えば 「カチコチカチ」と答える 「わたしのこと好き?」と聞けば 言葉もなく はがれる雲母  いとしいこころ 石の恋人 抱きしめるとき ぎこちない  彼は何もほしがらない わたしの顔もよく見えない そばにいると 嬉しそう いなくなっても それはそれでいい  石のこころは 孤独なこころ 淋しくはない 孤独なだけ  いとしいこころ 石の恋人 けがれを知らぬ 愛も知らぬ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子みつめているうち わかったことがある あのひとのタマシイは とてもきれいな石でできてる  目玉は 縞瑪瑙 胃袋は アクアマリン 三半規管は ラピスラズリ 静脈は 紫水晶  からくり仕掛け じょうずに動く 異国の歌も 歌います  目眩のするほど 美しい夕闇の 町角で あのひとは 翡翠の歯を鳴らす カチカチ  「愛してる」と言えば 「カチコチカチ」と答える 「わたしのこと好き?」と聞けば 言葉もなく はがれる雲母  いとしいこころ 石の恋人 抱きしめるとき ぎこちない  彼は何もほしがらない わたしの顔もよく見えない そばにいると 嬉しそう いなくなっても それはそれでいい  石のこころは 孤独なこころ 淋しくはない 孤独なだけ  いとしいこころ 石の恋人 けがれを知らぬ 愛も知らぬ
金色野原あなたの声がする かわらぬやさしい声 どんなに離れても もう二度と会えなくても  わたしのそばにいる 見守るように 寄りそうように 生きてゆくわたしの 道を照らす あなたの光  わたしの中にいる たくさんの心たち やさしくて意地悪 強くて 淋しがり屋  めぐりめぐる心 きょうは雨にうなだれても 明日はきっと青空 どこまでも 澄んで広がる  金色に輝く 野原にひとり立てば 花も木もわたしも あなたに抱かれている  悲しむことはない 生きること 死んでゆくこと 命は響きあう 時を超えて わたしの胸に  あなたの声がする かわらぬやさしい声 大きくなりなさい 豊かになりなさい  あなたの声がする谷山浩子谷山浩子谷山浩子寺嶋民哉あなたの声がする かわらぬやさしい声 どんなに離れても もう二度と会えなくても  わたしのそばにいる 見守るように 寄りそうように 生きてゆくわたしの 道を照らす あなたの光  わたしの中にいる たくさんの心たち やさしくて意地悪 強くて 淋しがり屋  めぐりめぐる心 きょうは雨にうなだれても 明日はきっと青空 どこまでも 澄んで広がる  金色に輝く 野原にひとり立てば 花も木もわたしも あなたに抱かれている  悲しむことはない 生きること 死んでゆくこと 命は響きあう 時を超えて わたしの胸に  あなたの声がする かわらぬやさしい声 大きくなりなさい 豊かになりなさい  あなたの声がする
銀河系はやっぱりまわってる自由、自由と大声あげて 歌ってさわいでいるうちに 何の為に生きていくのと 考えこんでいるうちに 疲れた人がうっかりボタンを 押してしまったら 地球ひとつが消えてなくなっても 銀河系はやっぱりまわってる  どうせ人間 地球の上で せいぜい行ってもお月様 心残りが何もないようにと 誰もがみんなさわいでる 疲れた人がこの世にいるかぎり いつかは時が来る 地球ひとつが消えてなくなっても 銀河系はやっぱりまわってる  平和、平和と叫んだところで 結局何にもできはしない どうにもならないことならこのへんで 神様に頼るがいいさ 地球がまるごと消えてしまったら 天国はどこに行くんだろうね谷山浩子谷山浩子谷山浩子自由、自由と大声あげて 歌ってさわいでいるうちに 何の為に生きていくのと 考えこんでいるうちに 疲れた人がうっかりボタンを 押してしまったら 地球ひとつが消えてなくなっても 銀河系はやっぱりまわってる  どうせ人間 地球の上で せいぜい行ってもお月様 心残りが何もないようにと 誰もがみんなさわいでる 疲れた人がこの世にいるかぎり いつかは時が来る 地球ひとつが消えてなくなっても 銀河系はやっぱりまわってる  平和、平和と叫んだところで 結局何にもできはしない どうにもならないことならこのへんで 神様に頼るがいいさ 地球がまるごと消えてしまったら 天国はどこに行くんだろうね
銀河通信真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし きみは 元気ですか 淋しくて泣いては いませんか  それはどこか宇宙の果ての 知らない星からの長距離電話 窓をあければ 暗い夜空に いちめんの星たちが光りさざめく  真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし 少しつらい夜です きみの窓の灯りを 想っています  百億光年はるか彼方の きみをなぜだか 信じられます 銀河はめぐり 星は消えても ひとつの想いは 消えず流れる  真夜中わたしも 電話をかける 心の奥の ダイヤルまわす もしもし 見知らぬわたしの友だち わたしはちゃんと 歩いています  今は小さな 命の種が 遠いあしたに 花ひらくまで 静かな川が 流れ流れて 大きな海にひろがる日まで谷山浩子谷山浩子谷山浩子真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし きみは 元気ですか 淋しくて泣いては いませんか  それはどこか宇宙の果ての 知らない星からの長距離電話 窓をあければ 暗い夜空に いちめんの星たちが光りさざめく  真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし 少しつらい夜です きみの窓の灯りを 想っています  百億光年はるか彼方の きみをなぜだか 信じられます 銀河はめぐり 星は消えても ひとつの想いは 消えず流れる  真夜中わたしも 電話をかける 心の奥の ダイヤルまわす もしもし 見知らぬわたしの友だち わたしはちゃんと 歩いています  今は小さな 命の種が 遠いあしたに 花ひらくまで 静かな川が 流れ流れて 大きな海にひろがる日まで
銀の記憶真っ白な冬の曇り空 黙ってみつめてた 放課後の 淡く光る窓 ガラスごしに その時ふいに 廊下を歩いてきた ひとつの影 それはまるで 少年の姿をした音楽のように  瞬間にわたしをとらえた あなたのまなざしが 永遠を 銀色の爪で 刻みつけた あなただけが 見えない翼を背中に持ち 高く高く 灰色の人の群れをすり抜けて飛んだ  世界が遠のき 薄れて消えたそのあとに あなただけがそこにいた 確かな記憶  真っ白な冬の曇り空 あなたはもういない 日暮れ前 降り出した雪に 凍えながら こんなに広く淋しい宇宙の ふたつの船 離れて行く 時に隔てられ もう声も届かない谷山浩子谷山浩子谷山浩子真っ白な冬の曇り空 黙ってみつめてた 放課後の 淡く光る窓 ガラスごしに その時ふいに 廊下を歩いてきた ひとつの影 それはまるで 少年の姿をした音楽のように  瞬間にわたしをとらえた あなたのまなざしが 永遠を 銀色の爪で 刻みつけた あなただけが 見えない翼を背中に持ち 高く高く 灰色の人の群れをすり抜けて飛んだ  世界が遠のき 薄れて消えたそのあとに あなただけがそこにいた 確かな記憶  真っ白な冬の曇り空 あなたはもういない 日暮れ前 降り出した雪に 凍えながら こんなに広く淋しい宇宙の ふたつの船 離れて行く 時に隔てられ もう声も届かない
吟遊詩人の森わたしの知らない森の中で あなたは空を見上げてる わたしの知らない森の中で あなたは枯れ枝をふんで 木の葉とおしゃべりしたり やさしく気ままな遊び 涙を流す 淋しがり屋 たったひとり世界の中  わたしの知らない小さな町に あなたの歌が今日もまた 煙草のうすいけむりのように 季節の中にとけて行く あなたの 瞳はいつも 遠いふるさとを見ている 世界が消えても あなたの森は いつまでも消えはしない  都会の風に 吹かれて 姿を変える前の 生まれたてのあなたの歌が わたしにきこえてきます。  あなたの眠る森の中で わたしも夢を追いかけて 時には立ちつくしてみたい すきとおる風の中に谷山浩子谷山浩子谷山浩子わたしの知らない森の中で あなたは空を見上げてる わたしの知らない森の中で あなたは枯れ枝をふんで 木の葉とおしゃべりしたり やさしく気ままな遊び 涙を流す 淋しがり屋 たったひとり世界の中  わたしの知らない小さな町に あなたの歌が今日もまた 煙草のうすいけむりのように 季節の中にとけて行く あなたの 瞳はいつも 遠いふるさとを見ている 世界が消えても あなたの森は いつまでも消えはしない  都会の風に 吹かれて 姿を変える前の 生まれたてのあなたの歌が わたしにきこえてきます。  あなたの眠る森の中で わたしも夢を追いかけて 時には立ちつくしてみたい すきとおる風の中に
鯨のため息(full version)憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 黒光り  ため息は水の香り 不思議な水のしぶき それは信じられないほど細かい それは粒子よりもっと細かい とても細かい 顔に 髪に 吹きつければ 僕も 砕けて霧に  僕は海 僕は潮 僕の中で大きく 寄せては返す波の音  憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 息を吐く  その息を吸い込む時 初めて知る 世界を つないでほどく そしてまたつないで またほどく そのくり返し 永遠の 香りの波 香りの力 僕は 僕を突き抜ける  僕は海 僕は潮 鯨のつくため息 それは切ない幸せな谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 黒光り  ため息は水の香り 不思議な水のしぶき それは信じられないほど細かい それは粒子よりもっと細かい とても細かい 顔に 髪に 吹きつければ 僕も 砕けて霧に  僕は海 僕は潮 僕の中で大きく 寄せては返す波の音  憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 息を吐く  その息を吸い込む時 初めて知る 世界を つないでほどく そしてまたつないで またほどく そのくり返し 永遠の 香りの波 香りの力 僕は 僕を突き抜ける  僕は海 僕は潮 鯨のつくため息 それは切ない幸せな
クリスマスツリーきょうは静かな クリスマスイヴ ともしびゆらら ゆれている きょうは静かな クリスマスイヴ 雪がちらちら まっている  しずかな しずかな クリスマスツリー あしたを あしたを まっている  きょうは楽しい クリスマス どこかで かねが なっている きょうは楽しい クリスマス 雪がちらちら まっている  すてきな すてきな クリスマスツリー 金銀ろうそく ゆらゆらと  きのうは楽しい クリスマス きょうはもうない 何もかも  淋しい淋しい クリスマスツリー ひとりぼっちで 小屋のすみ ひとりぼっちで 小屋のすみ谷山浩子谷山浩子谷山浩子きょうは静かな クリスマスイヴ ともしびゆらら ゆれている きょうは静かな クリスマスイヴ 雪がちらちら まっている  しずかな しずかな クリスマスツリー あしたを あしたを まっている  きょうは楽しい クリスマス どこかで かねが なっている きょうは楽しい クリスマス 雪がちらちら まっている  すてきな すてきな クリスマスツリー 金銀ろうそく ゆらゆらと  きのうは楽しい クリスマス きょうはもうない 何もかも  淋しい淋しい クリスマスツリー ひとりぼっちで 小屋のすみ ひとりぼっちで 小屋のすみ
クルル・カリル(扉を開けて)夜空を動かす ぜんまい仕掛けの かすかなつぶやき クルル・カリル 誰も知らない 秘密の時刻に 何かが起こるよ クルル・カリル  胸躍らせ 待ちわびた 25時25分 たった一度だけの さあ今がチャンス きみの目の前で 扉が開いた ああだけどきみは 今夜も待ちきれず いつのまにか もう眠ってる  時間のネズミが 時計をかじる かすかなつぶやき クルル・カリル 今夜こそ眠らずに 扉の向こうへ 今夜こそ眠らずに クルル・カリル  幼い頃憧れた とても奇妙な草原 扉をあけて 歩いていけば そこで会えるはず もうひとりのきみに ああだけどきみは 今夜も待ちきれず いつのまにか また眠ってる  今夜もきみはまどろみ いつもの夢をみている 夢の中きみは 誰かを待ってる 青白く光る 不思議な草原 いつまで待っても その人は来ない 今夜もきみは待つ 風の中  夢の中ぼくは 誰かを待ってる (扉をあけて 歩いていけば) 青白く光る 不思議な草原 (もうひとりのぼくに 会えるはず) いつまで待っても その人は来ない (ああだけどぼくは 今夜も行けない) 今夜もその人は 眠ってる (今夜もぼくは 眠っている)  扉をあけて 歩いていけば そこで会えるはず もうひとりのきみに 扉をあけて 扉をあけて 歩いていけば ねえ 会えるはず谷山浩子谷山浩子谷山浩子夜空を動かす ぜんまい仕掛けの かすかなつぶやき クルル・カリル 誰も知らない 秘密の時刻に 何かが起こるよ クルル・カリル  胸躍らせ 待ちわびた 25時25分 たった一度だけの さあ今がチャンス きみの目の前で 扉が開いた ああだけどきみは 今夜も待ちきれず いつのまにか もう眠ってる  時間のネズミが 時計をかじる かすかなつぶやき クルル・カリル 今夜こそ眠らずに 扉の向こうへ 今夜こそ眠らずに クルル・カリル  幼い頃憧れた とても奇妙な草原 扉をあけて 歩いていけば そこで会えるはず もうひとりのきみに ああだけどきみは 今夜も待ちきれず いつのまにか また眠ってる  今夜もきみはまどろみ いつもの夢をみている 夢の中きみは 誰かを待ってる 青白く光る 不思議な草原 いつまで待っても その人は来ない 今夜もきみは待つ 風の中  夢の中ぼくは 誰かを待ってる (扉をあけて 歩いていけば) 青白く光る 不思議な草原 (もうひとりのぼくに 会えるはず) いつまで待っても その人は来ない (ああだけどぼくは 今夜も行けない) 今夜もその人は 眠ってる (今夜もぼくは 眠っている)  扉をあけて 歩いていけば そこで会えるはず もうひとりのきみに 扉をあけて 扉をあけて 歩いていけば ねえ 会えるはず
ゲームの終わりあの頃は毎日 ふたりして 砂のお城をつくってた ふたりで一羽の小鳥を飼って ふたりでひとつのバラを育てた  あの頃は毎日 夢のように くちづけとほほえみで 過ぎていた ふたりでひとつの いのちになりたい あなたを奪って食べてしまいたい  ふたりでつくった 砂のお城を 波がこわして すべてが消えた あなたの顔が 小さくゆがんで おしまいだねってつぶやいて それきり サヨナラ  あの頃は 本気で思ってた 恋は不思議な出来事と だから思い出も大事にしてた もらった手紙も大事にしてた  あの頃は本気で思ってた 夢は死ぬまでつづくものと それも 今ではまるで色あせて 思い出それさえ 汚れてしまった  ふたりでつくった 恋のまぼろし ふたりのこの手でこわしてしまう はじめから遊びのつもりだったなんて 苦しい嘘で笑うの あなた サヨナラ谷山浩子谷山浩子谷山浩子萩田光雄あの頃は毎日 ふたりして 砂のお城をつくってた ふたりで一羽の小鳥を飼って ふたりでひとつのバラを育てた  あの頃は毎日 夢のように くちづけとほほえみで 過ぎていた ふたりでひとつの いのちになりたい あなたを奪って食べてしまいたい  ふたりでつくった 砂のお城を 波がこわして すべてが消えた あなたの顔が 小さくゆがんで おしまいだねってつぶやいて それきり サヨナラ  あの頃は 本気で思ってた 恋は不思議な出来事と だから思い出も大事にしてた もらった手紙も大事にしてた  あの頃は本気で思ってた 夢は死ぬまでつづくものと それも 今ではまるで色あせて 思い出それさえ 汚れてしまった  ふたりでつくった 恋のまぼろし ふたりのこの手でこわしてしまう はじめから遊びのつもりだったなんて 苦しい嘘で笑うの あなた サヨナラ
恋するニワトリはれたあさの ニワトリは げんきがないの ごめんなさい トサカ サカサカ さかだちしても かなわぬおかたに 恋をした  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  やねの上に よびかける わたしはここよ ここ ここよ だけどあの人 こっちを見ても すぐに むきをかえる クルクルと  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  あの人 りっぱな かざみどり わたしは 小さいニワトリよ かいがらたべても てつにはなれず かいがらはじける むねの中  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  たびに出るのは ツバメたち おけしょうするのは ジュウシマツ にわにはニワトリ おもいをこめて ひとりでタマゴを うみました  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋谷山浩子谷山浩子谷山浩子岡崎倫典はれたあさの ニワトリは げんきがないの ごめんなさい トサカ サカサカ さかだちしても かなわぬおかたに 恋をした  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  やねの上に よびかける わたしはここよ ここ ここよ だけどあの人 こっちを見ても すぐに むきをかえる クルクルと  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  あの人 りっぱな かざみどり わたしは 小さいニワトリよ かいがらたべても てつにはなれず かいがらはじける むねの中  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  たびに出るのは ツバメたち おけしょうするのは ジュウシマツ にわにはニワトリ おもいをこめて ひとりでタマゴを うみました  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋  ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋
恋人の種二億年生きていた 恋人の種 二億年 まどろみの夢の中 ひたすらに待ちつづけ 今ここにいる きょう生まれ あした死ぬ わたしの前に  その人は知っている 原始の空を 岩石に降りそそぐ あたたかい雨 くりかえす昼と夜 無限の闇の 淋しさにひえきった 長い明け方  「ゆらゆら おもかげ 消えないで もう少し 会いにいく ぼくはきみに 会いにいく いつかきっと」  その人に残るのは たったひとつの 宇宙さえ震わせる 願いだけ 「こんなにも こんなにも きみに会いたい 淋しくて 淋しくて きみに会いたい」  「たとえ 永遠が ぼくたちを へだてても たどりつく ぼくはきみに たどりつく いつかきっと」  ふたたびこの星に 静けさがおとずれて その姿が消えたあとも 想いはそこに残るだろう  「たとえ 永遠が ぼくたちを へだてても たどりつく ぼくはきみに たどりつく いつかきっと」谷山浩子谷山浩子谷山浩子二億年生きていた 恋人の種 二億年 まどろみの夢の中 ひたすらに待ちつづけ 今ここにいる きょう生まれ あした死ぬ わたしの前に  その人は知っている 原始の空を 岩石に降りそそぐ あたたかい雨 くりかえす昼と夜 無限の闇の 淋しさにひえきった 長い明け方  「ゆらゆら おもかげ 消えないで もう少し 会いにいく ぼくはきみに 会いにいく いつかきっと」  その人に残るのは たったひとつの 宇宙さえ震わせる 願いだけ 「こんなにも こんなにも きみに会いたい 淋しくて 淋しくて きみに会いたい」  「たとえ 永遠が ぼくたちを へだてても たどりつく ぼくはきみに たどりつく いつかきっと」  ふたたびこの星に 静けさがおとずれて その姿が消えたあとも 想いはそこに残るだろう  「たとえ 永遠が ぼくたちを へだてても たどりつく ぼくはきみに たどりつく いつかきっと」
公爵夫人の子守唄かわいいぼうやはどなりつけ くしゃみをしたらひっぱたけ 大人をこまらせるためにこそ くしゃみしているだけだもの  ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ  わたしゃぼうやにきびしくて くしゃみをすればひっぱたく この子コショウが大好きで どうせよろこんでいるだけさ  ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ谷山浩子日本語詞:矢川澄子谷山浩子石井AQ・谷山浩子かわいいぼうやはどなりつけ くしゃみをしたらひっぱたけ 大人をこまらせるためにこそ くしゃみしているだけだもの  ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ  わたしゃぼうやにきびしくて くしゃみをすればひっぱたく この子コショウが大好きで どうせよろこんでいるだけさ  ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ
心だけそばにいる~HERE IN MY HEART~誰にもいわないで  たとえば風にふるえる ふたつのBELL 響きあうように どんなに遠くはなれても わたしの心はあなたと響きあってる  心配なんてしなくていい ほかのだれと笑っていても  心はあなたをみつめて いつもそばにいる あなたを抱きしめている  I feel your heartbeat so close I feel it here in my heart  幸せだけをあげたい いつもあなた 笑っていてほしい 泣きたいくらい願ってる くじけそうな時 わたしを思い出してね  わたしのすべてとひきかえても 守ってあげる あなたの夢  逢えない時も心だけ いつもそばにいる あなたを抱きしめている  I feel your heartbeat so close I feel it here in my heart  そしていつかきっと……  たとえば鏡の中に 遠い街を映しだすように 信じていてね 心だけいつもそばにいる あなたを抱きしめている  I feel your heartbeat so close I feel it here in my heart谷山浩子谷山浩子いしいめぐみ斉藤ネコ誰にもいわないで  たとえば風にふるえる ふたつのBELL 響きあうように どんなに遠くはなれても わたしの心はあなたと響きあってる  心配なんてしなくていい ほかのだれと笑っていても  心はあなたをみつめて いつもそばにいる あなたを抱きしめている  I feel your heartbeat so close I feel it here in my heart  幸せだけをあげたい いつもあなた 笑っていてほしい 泣きたいくらい願ってる くじけそうな時 わたしを思い出してね  わたしのすべてとひきかえても 守ってあげる あなたの夢  逢えない時も心だけ いつもそばにいる あなたを抱きしめている  I feel your heartbeat so close I feel it here in my heart  そしていつかきっと……  たとえば鏡の中に 遠い街を映しだすように 信じていてね 心だけいつもそばにいる あなたを抱きしめている  I feel your heartbeat so close I feel it here in my heart
COTTON COLORel a ty ria fairytale cotton os di as eer tel ttil di a my rre merry maid cotton os di as go del ttil  e vol fog nos sre vol fog nos ya dll ag nis anna wi ho ti so te vol peel so te vol e nim fo e vol as i ti  el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis  誰か教えている 世界の色を いくら数えても 数えきれない色と光  el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis  春 夏 少年は世界をかけめぐり (syo bel ttil yn am del lik reh to mym) 秋 冬 季節の光を食べて笑っている (re hyb de red rum saw ios lad na)  el a ty ria fairytale cotton os di as daeh dae dym di a my rre merry maid cotton os di as sllab ey eym谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子el a ty ria fairytale cotton os di as eer tel ttil di a my rre merry maid cotton os di as go del ttil  e vol fog nos sre vol fog nos ya dll ag nis anna wi ho ti so te vol peel so te vol e nim fo e vol as i ti  el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis  誰か教えている 世界の色を いくら数えても 数えきれない色と光  el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis  春 夏 少年は世界をかけめぐり (syo bel ttil yn am del lik reh to mym) 秋 冬 季節の光を食べて笑っている (re hyb de red rum saw ios lad na)  el a ty ria fairytale cotton os di as daeh dae dym di a my rre merry maid cotton os di as sllab ey eym
こわれたオルゴールオルゴールの箱の中に とじこめたまま 大切にしてきた 思い出のかけらたち 手紙の束 古い写真 夢色ビーズ ひびわれた貝殻 ガラスの仔馬  まわれオルゴール まわせ 思い出を TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM 思い出まわせ オルゴール  オルゴールの箱をかかえ 街に出たのよ 突然出会ったの いたずらなまなざしに 吹き抜けた春風 そしてめまいのように よろめいて倒れた あなたの腕の中  思わずオルゴール 落としてしまったの TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM 舗道に落ちたオルゴール  アスファルトの上に散らばる 思い出たちは 悲しげに微笑み わたしに告げていたの 誰でも新しい船に 乗る時がくる このままふりむかず その人とお行きよ  まわるオルゴール こわれたオルゴール TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM 最後の歌 聴かせてくれた  TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM さよなら わたしのオルゴール谷山浩子谷山浩子谷山浩子オルゴールの箱の中に とじこめたまま 大切にしてきた 思い出のかけらたち 手紙の束 古い写真 夢色ビーズ ひびわれた貝殻 ガラスの仔馬  まわれオルゴール まわせ 思い出を TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM 思い出まわせ オルゴール  オルゴールの箱をかかえ 街に出たのよ 突然出会ったの いたずらなまなざしに 吹き抜けた春風 そしてめまいのように よろめいて倒れた あなたの腕の中  思わずオルゴール 落としてしまったの TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM 舗道に落ちたオルゴール  アスファルトの上に散らばる 思い出たちは 悲しげに微笑み わたしに告げていたの 誰でも新しい船に 乗る時がくる このままふりむかず その人とお行きよ  まわるオルゴール こわれたオルゴール TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM 最後の歌 聴かせてくれた  TIN TIRI TIM PAM TITITIRI TIM PAM さよなら わたしのオルゴール
ごめんね雨が降ってる きょうは一日 ぼくの心にも 銀のしずくが 何も知らずに きみは眠るよ あどけない横顔が ぼくをはなさない ごめんね ごめんね 嘘を言ったね ごめんね ごめんね 何もあげずに ぼくを待ってる人のところへ 帰る ぼくは 帰る 夜が明ければ きみはひとりだ さよならは 言わないよ そのままお休み  笑顔だったね ぼくの前では まるで 幸せな少女のように 責める言葉も 何も言わずに いつだって さりげなく 悲しみかくして ごめんね ごめんね きみを泣かすよ ごめんね ごめんね 夢をみさせて いつも言ってた きみの口癖 いいの あたしは いいの きみはひとりで 生きて行けると 信じても いいよね 信じて帰るよ  ごめんね ごめんね 嘘を言ったね ごめんね ごめんね 何もあげずに ぼくを待ってる人のところへ 帰る ぼくは 帰る 雨が降ってる きょうも あしたも 降りつづく きっときみの眠りの中まで谷山浩子谷山浩子谷山浩子平野孝幸雨が降ってる きょうは一日 ぼくの心にも 銀のしずくが 何も知らずに きみは眠るよ あどけない横顔が ぼくをはなさない ごめんね ごめんね 嘘を言ったね ごめんね ごめんね 何もあげずに ぼくを待ってる人のところへ 帰る ぼくは 帰る 夜が明ければ きみはひとりだ さよならは 言わないよ そのままお休み  笑顔だったね ぼくの前では まるで 幸せな少女のように 責める言葉も 何も言わずに いつだって さりげなく 悲しみかくして ごめんね ごめんね きみを泣かすよ ごめんね ごめんね 夢をみさせて いつも言ってた きみの口癖 いいの あたしは いいの きみはひとりで 生きて行けると 信じても いいよね 信じて帰るよ  ごめんね ごめんね 嘘を言ったね ごめんね ごめんね 何もあげずに ぼくを待ってる人のところへ 帰る ぼくは 帰る 雨が降ってる きょうも あしたも 降りつづく きっときみの眠りの中まで
催眠レインコートこんな悲しい時 とてもじゃないけど 暖かなベッドの中では眠れない 真夜中に起き出して 眠れる場所をさがしまわり 家中をうろついた バスルーム キッチン 本棚の陰 玄関 タンスの中  でもこんな悲しい時 とてもじゃないけど 静けさのとばりの中では眠れない 何もかも乾いてる 冷たい夢に乾ききってる 青ざめた月の窓 開いて 空を見上げて 空に  ねえ お願いだから雨を降らせて すました顔して わたしを見ていないで 間の抜けた子守唄 聴かせてくれるヒマがあるなら 屋根を打つどしゃ降りの 激しい雨の音を聴かせて  AH! それはとても信じられない 殺人的な前代未聞のどしゃ降り もう誰も何も考えられない 誰も何も感じられない 思い出せない  催眠レインコート 催眠レインコート ほしいのは眠りだけ 心は要らない 濡れて重いから 催眠レインコート 催眠レインコート 包まれて 眠る  こんな悲しい時 とてもじゃないけど 穏やかなシトシト雨では 眠れない どしゃ降りの雨よ降れ わたしの屋根は崩れ落ちて どしゃ降りの雨よ降れ わたしの家は沈んでいく  坂道の急流を 流され消える魚の群れ 揺らぐライト あえぐクラクション 夜更けの街は滝壷のよう  ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない  ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子こんな悲しい時 とてもじゃないけど 暖かなベッドの中では眠れない 真夜中に起き出して 眠れる場所をさがしまわり 家中をうろついた バスルーム キッチン 本棚の陰 玄関 タンスの中  でもこんな悲しい時 とてもじゃないけど 静けさのとばりの中では眠れない 何もかも乾いてる 冷たい夢に乾ききってる 青ざめた月の窓 開いて 空を見上げて 空に  ねえ お願いだから雨を降らせて すました顔して わたしを見ていないで 間の抜けた子守唄 聴かせてくれるヒマがあるなら 屋根を打つどしゃ降りの 激しい雨の音を聴かせて  AH! それはとても信じられない 殺人的な前代未聞のどしゃ降り もう誰も何も考えられない 誰も何も感じられない 思い出せない  催眠レインコート 催眠レインコート ほしいのは眠りだけ 心は要らない 濡れて重いから 催眠レインコート 催眠レインコート 包まれて 眠る  こんな悲しい時 とてもじゃないけど 穏やかなシトシト雨では 眠れない どしゃ降りの雨よ降れ わたしの屋根は崩れ落ちて どしゃ降りの雨よ降れ わたしの家は沈んでいく  坂道の急流を 流され消える魚の群れ 揺らぐライト あえぐクラクション 夜更けの街は滝壷のよう  ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない  ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない
さよならDINOあの日 空から 不思議な雨が降るのを見た twi twi tu twa tu twi tu twa つぶやき 落ちてくる  Plankton 鏡文字 数えきれない言葉の Plankton 幾千万 砕けて散った言葉の  きみの最後の手紙が 届くのを待っていた twi twi tu twa tu twi tu twa 明け方 道の上  Plankton 鏡文字 空を埋めた その時 全部わかったんだ きみにはもう会えない  DINO さよなら 魔法の風 さよなら きみは僕の 宇宙だったんだよ  きみと僕との 二億二千二百五十八万年 twi twi tu twa tu twi tu twa 瞬く 光と闇  笑いころげたジュラ紀 夢と過ぎた白亜紀 文字を覚えて書いた 謎の星の哲学  始まりのない 終わりのない 永遠の時間を twi twi tu twa tu twi tu twa きみとずっと 生きたかった  終わりはあった方が いいんだよって きみの声 聞こえるはずがない きみはいない どこにも  DINO さよなら 欠けたティーカップ さよなら 夜 さよなら 僕は旅立つ  巨大なきみの背中が 僕を乗せて走る twi twi tu twa tu twi tu twa あの日のふたりを見た  Plankton 鏡文字 さかさに書いたARIGATO Plankton いつまでも 僕の空で ゆれてる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQあの日 空から 不思議な雨が降るのを見た twi twi tu twa tu twi tu twa つぶやき 落ちてくる  Plankton 鏡文字 数えきれない言葉の Plankton 幾千万 砕けて散った言葉の  きみの最後の手紙が 届くのを待っていた twi twi tu twa tu twi tu twa 明け方 道の上  Plankton 鏡文字 空を埋めた その時 全部わかったんだ きみにはもう会えない  DINO さよなら 魔法の風 さよなら きみは僕の 宇宙だったんだよ  きみと僕との 二億二千二百五十八万年 twi twi tu twa tu twi tu twa 瞬く 光と闇  笑いころげたジュラ紀 夢と過ぎた白亜紀 文字を覚えて書いた 謎の星の哲学  始まりのない 終わりのない 永遠の時間を twi twi tu twa tu twi tu twa きみとずっと 生きたかった  終わりはあった方が いいんだよって きみの声 聞こえるはずがない きみはいない どこにも  DINO さよなら 欠けたティーカップ さよなら 夜 さよなら 僕は旅立つ  巨大なきみの背中が 僕を乗せて走る twi twi tu twa tu twi tu twa あの日のふたりを見た  Plankton 鏡文字 さかさに書いたARIGATO Plankton いつまでも 僕の空で ゆれてる
さよならのかわりに僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ  どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている  会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も  生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る  何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう  かわいた風の中で やまない雨の中で  どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう  心で抱きしめるよ さよならのかわりに  僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ  どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている  くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ  どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている  会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も  生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る  何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう  かわいた風の中で やまない雨の中で  どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう  心で抱きしめるよ さよならのかわりに  僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ  どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている  くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている
サンタクロースを待っていた遠くから 近づいてくる シャンシャンシャンシャン 鈴の音が 少しずつ 近づいてくる 森をぬけて 川を越え  少しずつ 近づいてくる きみの家をめざしてくる 聞こえるかい? ほらすぐそこ 門の前で とまったよ  何十年も待っていたんだ 子供の頃からね 何百年も待っていたんだ 奇跡の夜  ついにかなう あの日の夢が ついに今夜 きみを訪れた tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  黒い服着たサンタクロース 煙突からはいってきた 黒い服着たサンタクロース 煙突なんてないのにね  白い目玉のサンタクロース 背中で何か 動いている 白い目玉のサンタクロース 袋 もぞもぞ動いてる  悪い子さがしてる きみの顔のすぐそばで 寝ない子さがしてる 息がかかる  何か変だ そもそも今日は 何月何日? 思い出せない tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  ごらんよ 窓の外 トナカイは骨だけさ おそらく百年前は 生きてたかも  だけど考えて それならきみは 生きているのかい? それは確かかい? tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  静まりかえる真夜中に きみはそっと目をあけてみた 朽ち果てた廃屋の床 ぽとり落ちたしゃれこうべ  不意にまぶたが裏返り やっときみは思い出した 「ぼくはいない。そう、いないんだ」 そして最後の 灯が消えた  ラララ…谷山浩子谷山浩子谷山浩子蓜島邦明遠くから 近づいてくる シャンシャンシャンシャン 鈴の音が 少しずつ 近づいてくる 森をぬけて 川を越え  少しずつ 近づいてくる きみの家をめざしてくる 聞こえるかい? ほらすぐそこ 門の前で とまったよ  何十年も待っていたんだ 子供の頃からね 何百年も待っていたんだ 奇跡の夜  ついにかなう あの日の夢が ついに今夜 きみを訪れた tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  黒い服着たサンタクロース 煙突からはいってきた 黒い服着たサンタクロース 煙突なんてないのにね  白い目玉のサンタクロース 背中で何か 動いている 白い目玉のサンタクロース 袋 もぞもぞ動いてる  悪い子さがしてる きみの顔のすぐそばで 寝ない子さがしてる 息がかかる  何か変だ そもそも今日は 何月何日? 思い出せない tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  ごらんよ 窓の外 トナカイは骨だけさ おそらく百年前は 生きてたかも  だけど考えて それならきみは 生きているのかい? それは確かかい? tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  静まりかえる真夜中に きみはそっと目をあけてみた 朽ち果てた廃屋の床 ぽとり落ちたしゃれこうべ  不意にまぶたが裏返り やっときみは思い出した 「ぼくはいない。そう、いないんだ」 そして最後の 灯が消えた  ラララ…
サーカスあなたが帰ったあとの 私の部屋には 汚れた灰皿 散らかしたままのトランプ ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた 人の気持も知らないで やさしい人が待っていると  さあ目をさませ 人形たち さあ目をさませ ナイフに鏡 さあ目をさませ ひとりの部屋の 午前零時の 夢つづれ  もう少しいればいいのに もう少しお茶をいかが お酒もあるのよ レコードでもかけましょうか ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた しんと静かな真夜中は いつもきまってひとりぼっち  さあ目をさませ 人形たち 砕けた心 包んでおくれ ひとりの部屋の ひとりサーカス せめて涙の かわくまで la la la…………  あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける  あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける谷山浩子谷山浩子谷山浩子平野孝幸あなたが帰ったあとの 私の部屋には 汚れた灰皿 散らかしたままのトランプ ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた 人の気持も知らないで やさしい人が待っていると  さあ目をさませ 人形たち さあ目をさませ ナイフに鏡 さあ目をさませ ひとりの部屋の 午前零時の 夢つづれ  もう少しいればいいのに もう少しお茶をいかが お酒もあるのよ レコードでもかけましょうか ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた しんと静かな真夜中は いつもきまってひとりぼっち  さあ目をさませ 人形たち 砕けた心 包んでおくれ ひとりの部屋の ひとりサーカス せめて涙の かわくまで la la la…………  あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける  あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける
しっぽのきもちなりたいものは たくさんあるけど いちばん なりたいものは きまってる それは しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの  そよかぜふいて わたしをさそうの 「ぼくとあそぼう」ダメよ 行かないわ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの  だけどねすこし みじかいきがする これじゃ あなたのかおが 見えないよ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ あなたが にしをむけば しっぽはひがしよ  あなたがわらう しっぽもわらうよ あなたがふりむく しっぽもふりむく わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ ガンバル わたしまけない しっぽのきもちよ  しっぽしっぽしっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの谷山浩子谷山浩子谷山浩子岡崎倫典なりたいものは たくさんあるけど いちばん なりたいものは きまってる それは しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの  そよかぜふいて わたしをさそうの 「ぼくとあそぼう」ダメよ 行かないわ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの  だけどねすこし みじかいきがする これじゃ あなたのかおが 見えないよ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ あなたが にしをむけば しっぽはひがしよ  あなたがわらう しっぽもわらうよ あなたがふりむく しっぽもふりむく わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ ガンバル わたしまけない しっぽのきもちよ  しっぽしっぽしっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの
しまうまわからない わたしはただ いたい場所に いるだけなのに わからない わたしはただ したいこと してるだけなのに  どこからか湧いてきた 見たこともない人たちが 怖い顔でにらみつけ 腕をつかんで連れていく  狭い部屋 白い時計が うるさく 話しかけてる  お金なんて どうでもいい ある時も ない時もあるし ある時は 払えるけど ない時は 払えないだけよ  そこにあるものを食べ 目の前にある服を着て どこにでも寝ころがり 眠くなればそこで眠る  青い空 わたしの空と ひろがる草原に抱かれ  本能も生きる知恵も なぜか何もない しまうま とびかかるライオンに 抗うことさえ知らない  青い空 わたしの空と 返して ここは好きじゃない  わからない わたしはただ いたい場所に いるだけなのに わからない わたしはただ したいこと してるだけなのに……谷山浩子谷山浩子谷山浩子斎藤ネコわからない わたしはただ いたい場所に いるだけなのに わからない わたしはただ したいこと してるだけなのに  どこからか湧いてきた 見たこともない人たちが 怖い顔でにらみつけ 腕をつかんで連れていく  狭い部屋 白い時計が うるさく 話しかけてる  お金なんて どうでもいい ある時も ない時もあるし ある時は 払えるけど ない時は 払えないだけよ  そこにあるものを食べ 目の前にある服を着て どこにでも寝ころがり 眠くなればそこで眠る  青い空 わたしの空と ひろがる草原に抱かれ  本能も生きる知恵も なぜか何もない しまうま とびかかるライオンに 抗うことさえ知らない  青い空 わたしの空と 返して ここは好きじゃない  わからない わたしはただ いたい場所に いるだけなのに わからない わたしはただ したいこと してるだけなのに……
SHADOWLESS町の広場 踊る影法師 誘うように 手をふる わたしのほか 誰も気づかない 主のない影 歩きだす  あとをついて 月あかり野原 道はやがて途切れて ふと気づけば 影も消え失せて わたしの前に もとの町  首をかしげ 足を踏み入れた 町の中で見たのは いつもの店 見慣れた人たち すべてのものに 影がない  光さざめく 祭広場の にぎわいのただ中に あなたがいた どうかしたのと やさしい顔で ほほえむあなたにも 影がない  話を聞き あなたは尋ねた それは何のことだと まわり囲む人も口々に 影というのはどんなもの?  言われてみて わたしも気づいた 何のことかわからない わたし何を 何を言ってるの 影というのは何のこと?  祭の夜は 物の怪たちが 人の心 惑わす 不思議な夢 みていた気がする 背中で誰か 笑ってる  不思議な夢 みていた気がする わたしの声が 笑ってる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ町の広場 踊る影法師 誘うように 手をふる わたしのほか 誰も気づかない 主のない影 歩きだす  あとをついて 月あかり野原 道はやがて途切れて ふと気づけば 影も消え失せて わたしの前に もとの町  首をかしげ 足を踏み入れた 町の中で見たのは いつもの店 見慣れた人たち すべてのものに 影がない  光さざめく 祭広場の にぎわいのただ中に あなたがいた どうかしたのと やさしい顔で ほほえむあなたにも 影がない  話を聞き あなたは尋ねた それは何のことだと まわり囲む人も口々に 影というのはどんなもの?  言われてみて わたしも気づいた 何のことかわからない わたし何を 何を言ってるの 影というのは何のこと?  祭の夜は 物の怪たちが 人の心 惑わす 不思議な夢 みていた気がする 背中で誰か 笑ってる  不思議な夢 みていた気がする わたしの声が 笑ってる
終電座終電はなぜ混むの 通勤の時間帯でもないのに 終電はなぜ混むの みんなもっと早く帰ればいいのに ってみんな思ってる わたしも思われてるるるるる  終電は同じラッシュでも 朝よりも感情的なラッシュだ なぜならば飲んでいる 乗客の八割以上が飲んでる 寝る人 笑う人 爆発したい人  その時突然 すべての人の 耳の奥に響く 不思議な声  ねえみなさん どうしてうちに そこまでして帰るのです ねえみなさん どうせ帰っても 疲れて寝て また仕事 帰るのやめませんか いっそこのまま  終電が空を飛ぶ ふうわりと魔法かけた箱のように ぎゅうづめのわたしたちを乗せたまま 午前一時の夜空を 道行く人たちが 驚き見上げてるるるるる  まるでこれは銀河鉄道だ 乗客のひとりがそう口に出すと そうだこれは銀河鉄道だ 口々に人々がそう言いだした 行こう星の海へ さそりの火はまだかララララ  ねえみなさん それは無理ですよ わたしはただの電車です 大気圏抜けるその手前 そのまた手前のもっと下 ビルより少し高い それが限界  だけどこれは銀河鉄道だ 低くてもじゅうぶん銀河鉄道だ 乗客はあきらめない 誰ひとりあきらめない銀河の旅 こんな狭いとこに つめこまれてるのに  その時突然 みんなで閃く 星に行けないなら 星になれば  そういうわけで その時から 東京タワーのすぐ上に あらわれいでたるその星座 ぎゅうづめラッシュの終電座  ななめに長く伸びている 人をつめこみ伸びている  夜はライトをつけている 明るくライトをつけている だけど昼間に見ると だいぶ汚れてる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子終電はなぜ混むの 通勤の時間帯でもないのに 終電はなぜ混むの みんなもっと早く帰ればいいのに ってみんな思ってる わたしも思われてるるるるる  終電は同じラッシュでも 朝よりも感情的なラッシュだ なぜならば飲んでいる 乗客の八割以上が飲んでる 寝る人 笑う人 爆発したい人  その時突然 すべての人の 耳の奥に響く 不思議な声  ねえみなさん どうしてうちに そこまでして帰るのです ねえみなさん どうせ帰っても 疲れて寝て また仕事 帰るのやめませんか いっそこのまま  終電が空を飛ぶ ふうわりと魔法かけた箱のように ぎゅうづめのわたしたちを乗せたまま 午前一時の夜空を 道行く人たちが 驚き見上げてるるるるる  まるでこれは銀河鉄道だ 乗客のひとりがそう口に出すと そうだこれは銀河鉄道だ 口々に人々がそう言いだした 行こう星の海へ さそりの火はまだかララララ  ねえみなさん それは無理ですよ わたしはただの電車です 大気圏抜けるその手前 そのまた手前のもっと下 ビルより少し高い それが限界  だけどこれは銀河鉄道だ 低くてもじゅうぶん銀河鉄道だ 乗客はあきらめない 誰ひとりあきらめない銀河の旅 こんな狭いとこに つめこまれてるのに  その時突然 みんなで閃く 星に行けないなら 星になれば  そういうわけで その時から 東京タワーのすぐ上に あらわれいでたるその星座 ぎゅうづめラッシュの終電座  ななめに長く伸びている 人をつめこみ伸びている  夜はライトをつけている 明るくライトをつけている だけど昼間に見ると だいぶ汚れてる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
瞬間夢をみた ひとすじの道が 空の中へつづいている 日がさして輝いた 空にゆらめく街がある 空に流れる川がある 遠い記憶のかたすみの路地に 子供がかくれている  うずくまるきみをみつけたよ 空の街の雲のショーウィンドウ 忘れてた あの時に 何か約束をしたんだ 何か大事な約束を どこへ あれからぼくたちは どこへ はぐれてしまったのか  ふりむけば 街中の 窓が幾千のガラスを 窓が金色のガラスを ふいに激しく震わせる ぼくの心をたたいている谷山浩子谷山浩子谷山浩子夢をみた ひとすじの道が 空の中へつづいている 日がさして輝いた 空にゆらめく街がある 空に流れる川がある 遠い記憶のかたすみの路地に 子供がかくれている  うずくまるきみをみつけたよ 空の街の雲のショーウィンドウ 忘れてた あの時に 何か約束をしたんだ 何か大事な約束を どこへ あれからぼくたちは どこへ はぐれてしまったのか  ふりむけば 街中の 窓が幾千のガラスを 窓が金色のガラスを ふいに激しく震わせる ぼくの心をたたいている
白雪姫と七人のダイジョーブ僕はきみのために小さな家を建てる 獣や嵐から きみを守る家を  僕はきみのために 井戸掘り 水を引くよ きみがきれいな水を いつも使えるように  甘い夢の中で きみはまどろんでいて きみが幸せなら 僕らは満足さ  僕はきみのために 太陽光で電気を作る 夜も明るい 冬もあたたか 楽しいゲームもできる  僕はきみのために 畑や牧場を作る 僕はきみのために 機械を組み立てる  安全な繭の中で きみは微笑んでいて きみの幸せは全部 僕らが守るから  僕はきみのために 悪い魔女と戦いに行く この森の中までは 誰も来ないよ ダイジョーブ  ケガや病気の時は 僕が治してあげる 強い鎮痛剤もある 一瞬でラクになるよ  安全な繭の中で きみは歌っていてね きみの幸せは全部 僕らが守るから  ダイジョーブ ダイジョーブ 僕らが生きている限り 近ごろ少しくたびれて 眠りにつきたくなるけれど  ダイジョーブ もう少し がんばるよ ダイジョーブ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ僕はきみのために小さな家を建てる 獣や嵐から きみを守る家を  僕はきみのために 井戸掘り 水を引くよ きみがきれいな水を いつも使えるように  甘い夢の中で きみはまどろんでいて きみが幸せなら 僕らは満足さ  僕はきみのために 太陽光で電気を作る 夜も明るい 冬もあたたか 楽しいゲームもできる  僕はきみのために 畑や牧場を作る 僕はきみのために 機械を組み立てる  安全な繭の中で きみは微笑んでいて きみの幸せは全部 僕らが守るから  僕はきみのために 悪い魔女と戦いに行く この森の中までは 誰も来ないよ ダイジョーブ  ケガや病気の時は 僕が治してあげる 強い鎮痛剤もある 一瞬でラクになるよ  安全な繭の中で きみは歌っていてね きみの幸せは全部 僕らが守るから  ダイジョーブ ダイジョーブ 僕らが生きている限り 近ごろ少しくたびれて 眠りにつきたくなるけれど  ダイジョーブ もう少し がんばるよ ダイジョーブ
城あとの乙女小高い丘の上 名もなき城あとが 訪れる人もなく ひっそりと眠っているよ  わずかに残る壁 苔むした石段 千年の時を超え 在りし日の夢を語る  あの日高い窓で 娘は待っていた 遠くからもうすぐ帰る愛しい人を  空には鳥が鳴き 小川はきらめき もう二度と会えないこと まだ何も知らなかった  残酷な出来事が すべてを奪い去り 偶然に娘だけが ただひとり生き残った  ひばり ひばり 空を 自由に飛べるなら ひばりになって 彼のところへ 飛んでいきたい  窓から大きく からだをのりだして 降り出した雪の中 まっすぐに 娘は飛んだ  ひばり ひばり 空を 自由に飛べるなら ひばりになって わたしも空を 飛びたかったよ  小高い丘の上 もの言わぬ城あと 山あいに日は落ちて 風の草むら 虫の声  今でも ここにいる 月明かりに浮かび出る 千年の時を超え たたずむ乙女の姿  千年の時を超え 愛しい人を待っている谷山浩子谷山浩子谷山浩子寺嶋民哉小高い丘の上 名もなき城あとが 訪れる人もなく ひっそりと眠っているよ  わずかに残る壁 苔むした石段 千年の時を超え 在りし日の夢を語る  あの日高い窓で 娘は待っていた 遠くからもうすぐ帰る愛しい人を  空には鳥が鳴き 小川はきらめき もう二度と会えないこと まだ何も知らなかった  残酷な出来事が すべてを奪い去り 偶然に娘だけが ただひとり生き残った  ひばり ひばり 空を 自由に飛べるなら ひばりになって 彼のところへ 飛んでいきたい  窓から大きく からだをのりだして 降り出した雪の中 まっすぐに 娘は飛んだ  ひばり ひばり 空を 自由に飛べるなら ひばりになって わたしも空を 飛びたかったよ  小高い丘の上 もの言わぬ城あと 山あいに日は落ちて 風の草むら 虫の声  今でも ここにいる 月明かりに浮かび出る 千年の時を超え たたずむ乙女の姿  千年の時を超え 愛しい人を待っている
ジリスジュリス走る走るジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス ララ ジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス  スキサスキサ ジリス ジリスが恋をした ララ ジュリス ジュリスに恋をした なかなか 珍しいことだが 向こうも わりとその気みたい  こっちへおいでよ遊ぼう 広い野原をふたりで駆けよう ダメよあたしは樹から降りたくない 遊びたいならあなたが登って  意地っ張りのジリス ジリスは登らない ララ ジュリス ジュリスも降りてこない 樹の上と下でにらみあい とても恋してる感じじゃない  どうしたらいいか わからない ほんと どうしたらいいの わからない やがて西にお日さま傾いて ふたりの顔も薄れる夕方  そこへピュンと飛んだモモンガ 夜じゃないけどモモンガ よーおまえたち どうしたの どうもしないわ あっち行け  モモンガ去りて  どうする さてどうする 内心 これにも飽きてきた でも先に 動くのはシャクだし このままいるのも しんどいし  ジリスはジュリスが好きだし そして ジュリスもジリスが好きだし あとは素直に動けばいいだけ それができれば何も苦労はない  そこへピュンと飛んだモモンガ 夜が大好きモモンガ キュッと驚きジュリスは 高い枝から落ちたよ  モモンガ去りて モモンガ去りて  落ちてくる彼女を あわてて ジリスが受け止めた 何もかも忘れて樹を登り 低い枝の上で受け止めた  ありがとうってはにかむ彼女と 優しく抱きしめたジリスと ほんとはわざと落ちたことは 内緒ねってジュリスが目くばせ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ走る走るジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス ララ ジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス  スキサスキサ ジリス ジリスが恋をした ララ ジュリス ジュリスに恋をした なかなか 珍しいことだが 向こうも わりとその気みたい  こっちへおいでよ遊ぼう 広い野原をふたりで駆けよう ダメよあたしは樹から降りたくない 遊びたいならあなたが登って  意地っ張りのジリス ジリスは登らない ララ ジュリス ジュリスも降りてこない 樹の上と下でにらみあい とても恋してる感じじゃない  どうしたらいいか わからない ほんと どうしたらいいの わからない やがて西にお日さま傾いて ふたりの顔も薄れる夕方  そこへピュンと飛んだモモンガ 夜じゃないけどモモンガ よーおまえたち どうしたの どうもしないわ あっち行け  モモンガ去りて  どうする さてどうする 内心 これにも飽きてきた でも先に 動くのはシャクだし このままいるのも しんどいし  ジリスはジュリスが好きだし そして ジュリスもジリスが好きだし あとは素直に動けばいいだけ それができれば何も苦労はない  そこへピュンと飛んだモモンガ 夜が大好きモモンガ キュッと驚きジュリスは 高い枝から落ちたよ  モモンガ去りて モモンガ去りて  落ちてくる彼女を あわてて ジリスが受け止めた 何もかも忘れて樹を登り 低い枝の上で受け止めた  ありがとうってはにかむ彼女と 優しく抱きしめたジリスと ほんとはわざと落ちたことは 内緒ねってジュリスが目くばせ
人生は一本の長い煙草のようなもの僕は何を描くだろう 果てのない 暗い夜空に どんな悲しみを どんなときめきを  この先いつか出会うはずの 誰かのことを思ってみる 顔さえ知らない きみを想ってみる  ふいに涙がこぼれた 泣きたい理由もないのに 僕の知らない未来を 涙はみつめている  たとえば僕の人生は 一本の長い煙草のように 想いを燃やして 想いを燻らせ  長く長く 煙はのびて 細く細く 空へとのびて やがては薄れて 見えなくなっても  香りだけは消えずに いつまでも 旅をつづけて ある夜 誰かの夢に 静かに とどくだろう  たとえば僕の人生は 一本の長い煙草のように 想いを燃やして 想いを燻らせ  明日は何を描くだろう 果てのない 暗い夜空に どんな悲しみを どんなときめきを谷山浩子谷山浩子谷山浩子僕は何を描くだろう 果てのない 暗い夜空に どんな悲しみを どんなときめきを  この先いつか出会うはずの 誰かのことを思ってみる 顔さえ知らない きみを想ってみる  ふいに涙がこぼれた 泣きたい理由もないのに 僕の知らない未来を 涙はみつめている  たとえば僕の人生は 一本の長い煙草のように 想いを燃やして 想いを燻らせ  長く長く 煙はのびて 細く細く 空へとのびて やがては薄れて 見えなくなっても  香りだけは消えずに いつまでも 旅をつづけて ある夜 誰かの夢に 静かに とどくだろう  たとえば僕の人生は 一本の長い煙草のように 想いを燃やして 想いを燻らせ  明日は何を描くだろう 果てのない 暗い夜空に どんな悲しみを どんなときめきを
水晶散歩僕は探していた 姿を消した子猫 歩いているとふいに 知らない人が僕に 「ねえ君 頼みがある わしは水族館の 館長をしてる者だが 水族館から逃げ出した  砂版魚を全部つかまえないと帰れない どうかこの時計を 水族館の者に渡してほしい」  僕は時計を受け取り 街へと歩いていく 「水族館はどこにありますか」とたずねた 「ねえ君」と男が言った 「もしかしたら君は 水族館にその時計を 持って行くんじゃないのかい」  「どうしてそのことを」とたずねると男は 「俺も前 水族館の館長をしてたから」そう答えた  街の真ん中 煙を噴く山 地理学者がいる これで8日目 8日間も地理学者 あいつは運がいい  僕はやっと水族館に着いて そこにいた人に 「館長さんに頼まれて来ました」と言うと彼は 「館長はわたしですよ あなたが会ったその人は おそらく時計屋です 館長になりたがってる  こんなふうに次々 時計をよこしても それで館長になれるわけもないのに  こんなふうに次々 時計が届いて それで館長になれるわけもないことは  知っているのに 知っているのに 知っているのに」谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子僕は探していた 姿を消した子猫 歩いているとふいに 知らない人が僕に 「ねえ君 頼みがある わしは水族館の 館長をしてる者だが 水族館から逃げ出した  砂版魚を全部つかまえないと帰れない どうかこの時計を 水族館の者に渡してほしい」  僕は時計を受け取り 街へと歩いていく 「水族館はどこにありますか」とたずねた 「ねえ君」と男が言った 「もしかしたら君は 水族館にその時計を 持って行くんじゃないのかい」  「どうしてそのことを」とたずねると男は 「俺も前 水族館の館長をしてたから」そう答えた  街の真ん中 煙を噴く山 地理学者がいる これで8日目 8日間も地理学者 あいつは運がいい  僕はやっと水族館に着いて そこにいた人に 「館長さんに頼まれて来ました」と言うと彼は 「館長はわたしですよ あなたが会ったその人は おそらく時計屋です 館長になりたがってる  こんなふうに次々 時計をよこしても それで館長になれるわけもないのに  こんなふうに次々 時計が届いて それで館長になれるわけもないことは  知っているのに 知っているのに 知っているのに」
すずかけ通り三丁目何気ない町の角を ふとまがったら そこはまるで 静かな夢 けむるような 日ざしの中で 突然 思い出してしまった 朝のにおい 水の音 突然 よみがえる あの頃の 幸せな あの子とわたし 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家  突然 思い出してしまった 雨のやさしさ 雲の色 かすかな記憶のかたすみに 風の中 あの子の瞳 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家谷山浩子谷山浩子・あまんきみこ谷山浩子何気ない町の角を ふとまがったら そこはまるで 静かな夢 けむるような 日ざしの中で 突然 思い出してしまった 朝のにおい 水の音 突然 よみがえる あの頃の 幸せな あの子とわたし 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家  突然 思い出してしまった 雨のやさしさ 雲の色 かすかな記憶のかたすみに 風の中 あの子の瞳 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家
素晴らしき紅マグロの世界幸せの予感 それは紅マグロ お口の誘惑 それは紅マグロ ピチピチのプリプリで ほどよく締まってジューシーで ひと口かめば脳天突き抜け 広がる旨味  誰もがほほえむ そんな紅マグロ つぶらな瞳 そんな紅マグロ できることなら紅マグロと お手々つないで歩きたい 紅マグロの誕生日に お呼ばれしたい  ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道  そのままで食べたい でかい紅マグロ かかえて食べたい 重い紅マグロ できることなら紅マグロのおうちに住みたい 暮らしたい 壁も畳もお風呂もベッドも 全部紅マグロ  ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道谷山浩子谷山浩子谷山浩子幸せの予感 それは紅マグロ お口の誘惑 それは紅マグロ ピチピチのプリプリで ほどよく締まってジューシーで ひと口かめば脳天突き抜け 広がる旨味  誰もがほほえむ そんな紅マグロ つぶらな瞳 そんな紅マグロ できることなら紅マグロと お手々つないで歩きたい 紅マグロの誕生日に お呼ばれしたい  ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道  そのままで食べたい でかい紅マグロ かかえて食べたい 重い紅マグロ できることなら紅マグロのおうちに住みたい 暮らしたい 壁も畳もお風呂もベッドも 全部紅マグロ  ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道
洗濯かごあなたは誰をみつけたの? 深い秘密の森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる  夜ごとベッドを抜け出して 息を殺して森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる  どんな遠い地の果ても 夢の鳥は追いかける  暗い真夜中の井戸端で 洗濯かごにつまずいて あなたは誰をみつけたの? 瞳だけ光っている  空が溶けて落ちてくるよ まぶたが溶けて流れる 紙でできた星が燃える 終わらない苦しい夢  逃げるふたり 靴を投げる 投げた靴がイバラになる  ギロチンみたいな月が行く ビロードの空 しめやかに わたしをのせて沈んでよ この夢を終わりにして  逃げるふたり 靴を投げる 錆びた過去を脱ぎ捨てて  安いアパートのベランダで 洗濯かごをよけながら あなたは誰を抱きしめた 赤い月 じっと見ている谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子あなたは誰をみつけたの? 深い秘密の森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる  夜ごとベッドを抜け出して 息を殺して森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる  どんな遠い地の果ても 夢の鳥は追いかける  暗い真夜中の井戸端で 洗濯かごにつまずいて あなたは誰をみつけたの? 瞳だけ光っている  空が溶けて落ちてくるよ まぶたが溶けて流れる 紙でできた星が燃える 終わらない苦しい夢  逃げるふたり 靴を投げる 投げた靴がイバラになる  ギロチンみたいな月が行く ビロードの空 しめやかに わたしをのせて沈んでよ この夢を終わりにして  逃げるふたり 靴を投げる 錆びた過去を脱ぎ捨てて  安いアパートのベランダで 洗濯かごをよけながら あなたは誰を抱きしめた 赤い月 じっと見ている
そっくりハウス真夜中 目がさめた おへやのまん中に 小さなおうちがありました わたしの住んでいる おうちとよくにてる やねもとびらも かべの色も  そっくりハウス どこからきた そっくりハウス ここにある そっくりハウス 何から何までおんなじおうち  まどからのぞいたら 小さなおとうさん 小さなテレビを見ているよ 小さなおかあさん 小さなテーブルで 小さな花びんに花をいけた  そっくりハウス あかりが消えた そっくりハウス 夜がふける そっくりハウス きこえてくる しずかなねいき  小さな子どもべや 小さな女の子 わたしとおんなじパジャマをきて こちらに せを向けて 何かをのぞいてる ほんとに小さな 小さなまどを  そっくりハウス おうちの中に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その中にまた おんなじおうち  そっくりハウス おうちの外に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その外にまた おんなじおうち谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ真夜中 目がさめた おへやのまん中に 小さなおうちがありました わたしの住んでいる おうちとよくにてる やねもとびらも かべの色も  そっくりハウス どこからきた そっくりハウス ここにある そっくりハウス 何から何までおんなじおうち  まどからのぞいたら 小さなおとうさん 小さなテレビを見ているよ 小さなおかあさん 小さなテーブルで 小さな花びんに花をいけた  そっくりハウス あかりが消えた そっくりハウス 夜がふける そっくりハウス きこえてくる しずかなねいき  小さな子どもべや 小さな女の子 わたしとおんなじパジャマをきて こちらに せを向けて 何かをのぞいてる ほんとに小さな 小さなまどを  そっくりハウス おうちの中に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その中にまた おんなじおうち  そっくりハウス おうちの外に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その外にまた おんなじおうち
空色のメロディ~大好きなグリーンフィールド~丘の上から 見わたせば どこまでひろがる緑 青い空 ハチとあたし よろしくね きょうから 大好きなグリーンフィールド ぬけるような 青空からメロディ 心 透き通るような…  パパとママはもういないけど あたしとハチとおじいちゃん 何もかもがこれからね きょうから 大好きなグリーンフィールド いつでもあたしを やさしく包んで きっと元気になるから  涙なんてもういらない さみしい気持ちになったら 丘をかけていくわ あの空に向かって  胸にいつでも光ってる パパとママにもらった青いペンダント そっとあたしを見守ってね きょうから 大好きなグリーンフィールド あたしの回りの みんながきらきらと いつもかがやいているの  大好きな あたしのグリーンフィールド あたしのグリーンフィールド谷山浩子水沢めぐみ谷山浩子丘の上から 見わたせば どこまでひろがる緑 青い空 ハチとあたし よろしくね きょうから 大好きなグリーンフィールド ぬけるような 青空からメロディ 心 透き通るような…  パパとママはもういないけど あたしとハチとおじいちゃん 何もかもがこれからね きょうから 大好きなグリーンフィールド いつでもあたしを やさしく包んで きっと元気になるから  涙なんてもういらない さみしい気持ちになったら 丘をかけていくわ あの空に向かって  胸にいつでも光ってる パパとママにもらった青いペンダント そっとあたしを見守ってね きょうから 大好きなグリーンフィールド あたしの回りの みんながきらきらと いつもかがやいているの  大好きな あたしのグリーンフィールド あたしのグリーンフィールド
空の駅ふと目を上げれば 汽車のない線路 線路のない駅 駅のない駅長  ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「この靴をはきなさい」  野原にぽつんと わたしは立ってる うつむく背中を 過ぎていく雲の影  ふと目を上げれば 空はいちめんの 大根畠が どこまでも広がる  わたしは歩いた 空の道ひとり 歩いて歩いて 消えていく心  夢で歩いた町を 目覚めても歩ける 夢で愛した人を 目覚めても愛する  はるかな地平線の 彼方で笑う人を 届かぬ地平線の 彼方で手を振る人を  ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの鞄だ」  ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの帽子だ」谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子ふと目を上げれば 汽車のない線路 線路のない駅 駅のない駅長  ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「この靴をはきなさい」  野原にぽつんと わたしは立ってる うつむく背中を 過ぎていく雲の影  ふと目を上げれば 空はいちめんの 大根畠が どこまでも広がる  わたしは歩いた 空の道ひとり 歩いて歩いて 消えていく心  夢で歩いた町を 目覚めても歩ける 夢で愛した人を 目覚めても愛する  はるかな地平線の 彼方で笑う人を 届かぬ地平線の 彼方で手を振る人を  ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの鞄だ」  ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの帽子だ」
空のオカリナ指を空にひたせば 心までも染まる ピポポ パポポ ピポポ パ 透きとおる青さ  空色の少年が オカリナを吹いてる ピポポ パポポ ピポポ パ 雲にこしかけて  ほら 風の中 足をとめれば きこえてくる  しかられて泣いている 子供たちのために 疲れたおとなたちを なぐさめるために  どんなにぎやかな 街の中でも きっときこえる  ピポポ パポポ ピポポ パ ぼくはここにいるよ ピポポ パポポ ピポポ パ きみのすぐそばに谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子指を空にひたせば 心までも染まる ピポポ パポポ ピポポ パ 透きとおる青さ  空色の少年が オカリナを吹いてる ピポポ パポポ ピポポ パ 雲にこしかけて  ほら 風の中 足をとめれば きこえてくる  しかられて泣いている 子供たちのために 疲れたおとなたちを なぐさめるために  どんなにぎやかな 街の中でも きっときこえる  ピポポ パポポ ピポポ パ ぼくはここにいるよ ピポポ パポポ ピポポ パ きみのすぐそばに
空の終点空に終点はあるのかしら どんな道も終点があるでしょ 大地にも終点があるわ 海にも終点があるはずよ  終わりがないものってあるのかしら 夜が来て一日は終わるでしょ どの季節にも終わりがあるわ わたしの命もいつか  空には終点がないって あのひとはいう 空はずっとずっと続いて どこまで行っても終わりがないと  空に終点はあるのかしら それを確かめにいきたい あの人と あの人と 飛んでいきたい 空の終点があるところまで谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子空に終点はあるのかしら どんな道も終点があるでしょ 大地にも終点があるわ 海にも終点があるはずよ  終わりがないものってあるのかしら 夜が来て一日は終わるでしょ どの季節にも終わりがあるわ わたしの命もいつか  空には終点がないって あのひとはいう 空はずっとずっと続いて どこまで行っても終わりがないと  空に終点はあるのかしら それを確かめにいきたい あの人と あの人と 飛んでいきたい 空の終点があるところまで
SORAMIMI~空が耳をすましている~あなたを見ていたのよ いつでもあなただけを 友だちの中で はしゃいでいても 心だけ黙りこんで だけど 口に出してはいけないとわかってる 一度だけふれた指の熱さを ポケットにかくした  送ってくれる いつもの海岸通り 木立ちの枝に今夜は たくさんの星を飾った  星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI  さりげないサヨナラで 別れた風の駅の 通路のよごれた壁にもたれて あなたを思っていた 不幸になるわきっと 愛をかわしあっても 誰かの涙と ひきかえにした 記憶が 重すぎて  やさしい雨が 木立ちをぬらす夜更けに 星は 流星になって 眠る あなたのもとへ走る  星がささやく 「あなたが好きです」 闇のカーテンごし あなた 目覚めても あかりつけないで それは ただの SORAMIMI  星が泣いてる 「あなたが好きです」 かくしきれない恋 あなた 気づかないふりをしていてね それは ただの SORAMIMI  星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI  星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI谷山浩子谷山浩子谷山浩子あなたを見ていたのよ いつでもあなただけを 友だちの中で はしゃいでいても 心だけ黙りこんで だけど 口に出してはいけないとわかってる 一度だけふれた指の熱さを ポケットにかくした  送ってくれる いつもの海岸通り 木立ちの枝に今夜は たくさんの星を飾った  星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI  さりげないサヨナラで 別れた風の駅の 通路のよごれた壁にもたれて あなたを思っていた 不幸になるわきっと 愛をかわしあっても 誰かの涙と ひきかえにした 記憶が 重すぎて  やさしい雨が 木立ちをぬらす夜更けに 星は 流星になって 眠る あなたのもとへ走る  星がささやく 「あなたが好きです」 闇のカーテンごし あなた 目覚めても あかりつけないで それは ただの SORAMIMI  星が泣いてる 「あなたが好きです」 かくしきれない恋 あなた 気づかないふりをしていてね それは ただの SORAMIMI  星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI  星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI
タイタニア 恋をしようタイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 星降る夜 秘密のキスを  人は誰もが仮面をつけて 惑い歩く 人の世界は仕掛けだらけの パズルの森  何が良くて何が悪くて 何が綺麗で汚い? 燃える水の面に映る 何が本当? 何が嘘?  タイタニア 男はみな 素敵なロバだ タイタニア あふれる愛 すべて捧げよう  怖がることもためらうことも 何もいらぬ 傷つくことは 花と咲くこと 燃え立つ闇  月の光に磨かれたような 裸身を草に横たえ 遠くで星が生まれる痛みを その身の奥に受け止めて  タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 現は夢 夢は炎の花  夜に香る果実の輝き それはお前だけのもの 愛を語る言葉は虚しく うつろな耳に消えゆくだけ  タイタニア 男はみな とまどうロバだ タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ  タイタニア 恋をしよう 夜はつかのま タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ谷山浩子谷山浩子谷山浩子橋本一子タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 星降る夜 秘密のキスを  人は誰もが仮面をつけて 惑い歩く 人の世界は仕掛けだらけの パズルの森  何が良くて何が悪くて 何が綺麗で汚い? 燃える水の面に映る 何が本当? 何が嘘?  タイタニア 男はみな 素敵なロバだ タイタニア あふれる愛 すべて捧げよう  怖がることもためらうことも 何もいらぬ 傷つくことは 花と咲くこと 燃え立つ闇  月の光に磨かれたような 裸身を草に横たえ 遠くで星が生まれる痛みを その身の奥に受け止めて  タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 現は夢 夢は炎の花  夜に香る果実の輝き それはお前だけのもの 愛を語る言葉は虚しく うつろな耳に消えゆくだけ  タイタニア 男はみな とまどうロバだ タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ  タイタニア 恋をしよう 夜はつかのま タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ
黄昏通りを行きかう 人影もなく 路地裏に響く 呼び声もない 焚かれることない 凍えた炉辺 閉ざされたままの 小さな扉  歴史を刻んだ 石の壁も 今は色あせ 形をなくし 草に覆われた 石畳には 砂埃だけが 遊んでいる  みんなはどこへ 行ったのだろう 私が愛した あの人たちは 色のあせていく たそがれの中 私は一人 涙する  ひろがる田畑に 種は撒かれず 名前を知らない 草が茂る 営みの跡を 草木が隠し 実りの記憶も 遠くになった  繕い続けても ほつれていく 輝きの消えた 私の世界 行く手を照らす 灯りもなしに それでも歩みは 止められぬ  これからどこへ 行くのだろう 私の愛する あの人たちは 色のあせていく たそがれの中 私は一人 立ち尽くす谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子通りを行きかう 人影もなく 路地裏に響く 呼び声もない 焚かれることない 凍えた炉辺 閉ざされたままの 小さな扉  歴史を刻んだ 石の壁も 今は色あせ 形をなくし 草に覆われた 石畳には 砂埃だけが 遊んでいる  みんなはどこへ 行ったのだろう 私が愛した あの人たちは 色のあせていく たそがれの中 私は一人 涙する  ひろがる田畑に 種は撒かれず 名前を知らない 草が茂る 営みの跡を 草木が隠し 実りの記憶も 遠くになった  繕い続けても ほつれていく 輝きの消えた 私の世界 行く手を照らす 灯りもなしに それでも歩みは 止められぬ  これからどこへ 行くのだろう 私の愛する あの人たちは 色のあせていく たそがれの中 私は一人 立ち尽くす
ただ風のためにわたしが動くのは ただ風を起こすために 彼から誰かへと そしてまた べつの人へ 風がとまるたびに わたしは すりぬける  夕暮れがおりてきた 湖の小舟の中 あなたが つぶやいた はじめての謎のような 遠い国の言葉 答はさがさない  言葉や約束には 何の力もない 本当にやさしいものは ただ ひたいの汗と 吐息  あなたの背中で 地球が ざわめいてる わたしは 山になる 森になる さかなになる さがしていたものが 今 この手の中に  愛という名前の 小さな部屋を捨てて 今はただ 風のためにだけ ただ 風のためにだけ  はずした時計を 湖に投げ落として 少しずつ影になる その顔を みつめてる このまま 消えていい 大きな風の中谷山浩子谷山浩子谷山浩子わたしが動くのは ただ風を起こすために 彼から誰かへと そしてまた べつの人へ 風がとまるたびに わたしは すりぬける  夕暮れがおりてきた 湖の小舟の中 あなたが つぶやいた はじめての謎のような 遠い国の言葉 答はさがさない  言葉や約束には 何の力もない 本当にやさしいものは ただ ひたいの汗と 吐息  あなたの背中で 地球が ざわめいてる わたしは 山になる 森になる さかなになる さがしていたものが 今 この手の中に  愛という名前の 小さな部屋を捨てて 今はただ 風のためにだけ ただ 風のためにだけ  はずした時計を 湖に投げ落として 少しずつ影になる その顔を みつめてる このまま 消えていい 大きな風の中
旅立ちの歌古い港は 夜明け間近 誰にも告げず 家を抜け出した まだ醒めやらぬ 家並(やな)みを抜け 海へと続く ひとすじの道  ここからはひとりきり 孤独な旅が始まる  わたしを包み 育ててくれた 暖かな手に 別れ告げて  おだやかな日々 幼なじみ 笑いこぼれる 南向きの窓 できることなら このままずっと ここにいたいと 願っていた  でも大きな世界へと 心はもう急いでる  誰のためにか 何のためにか わからぬままに 漕ぎ出す舟  風叫ぶ海原へと 心はもう急いでる  さよなら みんな さよなら 町 さよなら いつか 帰る日まで  さよなら みんな さよなら 歌 さよなら いつか 帰る日まで谷山浩子谷山浩子谷山浩子寺嶋民哉古い港は 夜明け間近 誰にも告げず 家を抜け出した まだ醒めやらぬ 家並(やな)みを抜け 海へと続く ひとすじの道  ここからはひとりきり 孤独な旅が始まる  わたしを包み 育ててくれた 暖かな手に 別れ告げて  おだやかな日々 幼なじみ 笑いこぼれる 南向きの窓 できることなら このままずっと ここにいたいと 願っていた  でも大きな世界へと 心はもう急いでる  誰のためにか 何のためにか わからぬままに 漕ぎ出す舟  風叫ぶ海原へと 心はもう急いでる  さよなら みんな さよなら 町 さよなら いつか 帰る日まで  さよなら みんな さよなら 歌 さよなら いつか 帰る日まで
旅人幾つもの昼と夜を越えて 幾つもの海と島を渡り 真の光を探し続け 彼の旅は未だ終わらず  船べりを叩く波と話し 帆を打つ風のたゆまぬ唄を聴く 内なる声が導くままに 潮に焼かれた手で舵を取る  言葉が意味をなくした都に 隠された愛の言葉を探し 声なき声がすすり泣く 深き暗闇の路上を歩む  時の失われた街で 亡き者たちのその哀しみを知り 祈りの刻まれた神殿に 太古の生きものの声を聞く  最果ての象牙の浜辺 とこしえの夕映えの島 鳥さえかよわぬ荒野の中に 小さく瞬く命をみる  星降る夜の孤独な眠りに かなた故郷の山を思う  白き峰々と黒き森 丘を駆け回りし幼き日 夜毎夜毎の炉辺ものがたり 懐かしき隠者の面影  輝かしかりしかの年月を 取り返すことあたわずとも それを悲しむまいとして 彼の旅は未だ終わらず谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子幾つもの昼と夜を越えて 幾つもの海と島を渡り 真の光を探し続け 彼の旅は未だ終わらず  船べりを叩く波と話し 帆を打つ風のたゆまぬ唄を聴く 内なる声が導くままに 潮に焼かれた手で舵を取る  言葉が意味をなくした都に 隠された愛の言葉を探し 声なき声がすすり泣く 深き暗闇の路上を歩む  時の失われた街で 亡き者たちのその哀しみを知り 祈りの刻まれた神殿に 太古の生きものの声を聞く  最果ての象牙の浜辺 とこしえの夕映えの島 鳥さえかよわぬ荒野の中に 小さく瞬く命をみる  星降る夜の孤独な眠りに かなた故郷の山を思う  白き峰々と黒き森 丘を駆け回りし幼き日 夜毎夜毎の炉辺ものがたり 懐かしき隠者の面影  輝かしかりしかの年月を 取り返すことあたわずとも それを悲しむまいとして 彼の旅は未だ終わらず
卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 卵の中で 僕は年老い 卵の中で 死んで腐った  ような気がするほど 長い長い時が 僕の上を下を 流れて過ぎた  卵の中に 全てがある 卵の中に 世界がまるごと 座ったままで 全部手が届く 眠ったままで 全部手に入る  だからまあまあ楽しい なにということもなく 壁に映る夢に 心は躍る  だけどひとつだけ 気になることがある かすかに聞こえる 誰かの泣き声 胸をしめつける 悲しげなその声 昼夜途切れず いつまでも続く  卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 何か違うと 思いながらも 卵の世界で 僕は生きてる  早く終わればいいと 僕は思ってるんだろう 眠ったまま幕が下りればいいと  卵の殻を 誰か叩いてる 卵の外で 何かつぶやく 風の音さと 笑ったその時 空に大きな 亀裂が走った  泣き声が響く とてつもない大音響 悲鳴のような声 耳をふさいでも 突然気づいた これは僕の声だ 胸をしめつける これは僕の声  卵が割れる 僕が壊れる こんな痛みを 僕は知らない 卵が割れる 何かが見える こんな痛みを 僕は知らない  卵が割れる 僕が生まれる どちらが夢か 僕は知らない でもこれが夢なら 全てが夢だ これが夢なら 宇宙も人も谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 卵の中で 僕は年老い 卵の中で 死んで腐った  ような気がするほど 長い長い時が 僕の上を下を 流れて過ぎた  卵の中に 全てがある 卵の中に 世界がまるごと 座ったままで 全部手が届く 眠ったままで 全部手に入る  だからまあまあ楽しい なにということもなく 壁に映る夢に 心は躍る  だけどひとつだけ 気になることがある かすかに聞こえる 誰かの泣き声 胸をしめつける 悲しげなその声 昼夜途切れず いつまでも続く  卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 何か違うと 思いながらも 卵の世界で 僕は生きてる  早く終わればいいと 僕は思ってるんだろう 眠ったまま幕が下りればいいと  卵の殻を 誰か叩いてる 卵の外で 何かつぶやく 風の音さと 笑ったその時 空に大きな 亀裂が走った  泣き声が響く とてつもない大音響 悲鳴のような声 耳をふさいでも 突然気づいた これは僕の声だ 胸をしめつける これは僕の声  卵が割れる 僕が壊れる こんな痛みを 僕は知らない 卵が割れる 何かが見える こんな痛みを 僕は知らない  卵が割れる 僕が生まれる どちらが夢か 僕は知らない でもこれが夢なら 全てが夢だ これが夢なら 宇宙も人も
誕生ひとひらの光る雲の中から 私は生まれた 川面を走る風の中から 私は生まれた 雲よ 私の名前を知っていますか 風よ 私の名前を知っていますか  遠くに響く夜汽車の笛から 私は生まれた 梢を渡る鳥の歌から 私は生まれた 夜汽車よ 私の行方を知っていますか 鳥よ 私の行方を知っていますか  私は 小さな赤ん坊だった 私は 小さな生まれたてのいのち 草木や花や雨や大地から たくさんのちからを もらって育った  そしてある日 目を見開いて はじめての言葉をつぶやいた  少年の奏でるオカリナの音から 私は生まれた 道端にころがる石ころの夢から 私は生まれた 歌よ 私の名前はあなたと同じ 世界よ 私の名前はあなたと同じ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQひとひらの光る雲の中から 私は生まれた 川面を走る風の中から 私は生まれた 雲よ 私の名前を知っていますか 風よ 私の名前を知っていますか  遠くに響く夜汽車の笛から 私は生まれた 梢を渡る鳥の歌から 私は生まれた 夜汽車よ 私の行方を知っていますか 鳥よ 私の行方を知っていますか  私は 小さな赤ん坊だった 私は 小さな生まれたてのいのち 草木や花や雨や大地から たくさんのちからを もらって育った  そしてある日 目を見開いて はじめての言葉をつぶやいた  少年の奏でるオカリナの音から 私は生まれた 道端にころがる石ころの夢から 私は生まれた 歌よ 私の名前はあなたと同じ 世界よ 私の名前はあなたと同じ
たんぽぽ春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる  いつもあなたは 言葉少なく わたしをじっと みつめてくれる もしもあなたが 後ろをみせて あした旅立つ ことがあっても あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても きょうの思いは わたしに残る 熱い思いは わたしに残る 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる  今度もう一度 風が吹いたら 行くよと言った あなたが言った 風よ吹くなと 祈るわたしの 髪を乱して春風吹いた あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても あとは追わない 決めた心が ゆれてゆらいで 風にはじけた 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽ白く もえて旅立つ  春に抱かれて恋する娘 たんぽぽ白く もえて旅立つ たんぽぽ白く もえて旅立つ谷山浩子谷山浩子谷山浩子倉田信雄春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる  いつもあなたは 言葉少なく わたしをじっと みつめてくれる もしもあなたが 後ろをみせて あした旅立つ ことがあっても あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても きょうの思いは わたしに残る 熱い思いは わたしに残る 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる  今度もう一度 風が吹いたら 行くよと言った あなたが言った 風よ吹くなと 祈るわたしの 髪を乱して春風吹いた あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても あとは追わない 決めた心が ゆれてゆらいで 風にはじけた 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽ白く もえて旅立つ  春に抱かれて恋する娘 たんぽぽ白く もえて旅立つ たんぽぽ白く もえて旅立つ
たんぽぽ食べてこの街には昔から 悪い噂があった 誰も口にしたがらない 悪い噂があった やがて時が流れて 人々は噂を忘れた やがて時が流れて 噂は誰も知らない噂になった 誰も知らない噂は どんよりと街にたちこめ アスファルトにしみこんだ やがて噂を一杯に吸いこんだアスファルト道路のあちらこちらから ある日突然 いっせいに 芽を吹き出したものがある  たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない  あたしの耳に 赤いたんぽぽはえた あたしのヒザに 青いたんぽぽはえた なぜか近頃 なぜだか胸がはずむ あたしの胸の黒いたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い  たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない たんぽぽ生まれ あなたとわたし たんぽぽ育ち 恋するふたり  あなたの目玉 赤いたんぽぽはえた あなたの骨に 青いたんぽぽはえた  それでも動く それでも動く あなた 愛の言葉も あまいたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い たんぽぽ (赤い) たんぽぽ (青い) たんぽぽ (黒い) たんぽぽ 食べて  たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない  たんぽぽ食べて 笑ってみせて たんぽぽ食べて 泣いてもみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて谷山浩子谷山浩子谷山浩子この街には昔から 悪い噂があった 誰も口にしたがらない 悪い噂があった やがて時が流れて 人々は噂を忘れた やがて時が流れて 噂は誰も知らない噂になった 誰も知らない噂は どんよりと街にたちこめ アスファルトにしみこんだ やがて噂を一杯に吸いこんだアスファルト道路のあちらこちらから ある日突然 いっせいに 芽を吹き出したものがある  たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない  あたしの耳に 赤いたんぽぽはえた あたしのヒザに 青いたんぽぽはえた なぜか近頃 なぜだか胸がはずむ あたしの胸の黒いたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い  たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない たんぽぽ生まれ あなたとわたし たんぽぽ育ち 恋するふたり  あなたの目玉 赤いたんぽぽはえた あなたの骨に 青いたんぽぽはえた  それでも動く それでも動く あなた 愛の言葉も あまいたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い たんぽぽ (赤い) たんぽぽ (青い) たんぽぽ (黒い) たんぽぽ 食べて  たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない  たんぽぽ食べて 笑ってみせて たんぽぽ食べて 泣いてもみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて
第5の夢・そっくり人形展覧会そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? よく見てごらん  目がふたつ 鼻ひとつ 口ひとつで 耳ふたつ まる顔で 面長で ちょっぴりタマゴ型(ホー)  そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ 平気なの? そっくりだから  こっそりと とりかえて にっこり笑えば わからない わたしでも あなたでも 誰でもかまわない(エーッ)  そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? あててごらんよ  ほんものはひとつだけ チャンスはたった一度だけ まちがえて選んでも つれて帰らなきゃ(マー)  まちがえたその人が 死ぬまできみのもの まちがえたその人が 死ぬまできみのもの  そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ平気なの? そっくりだから谷山浩子谷山浩子谷山浩子そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? よく見てごらん  目がふたつ 鼻ひとつ 口ひとつで 耳ふたつ まる顔で 面長で ちょっぴりタマゴ型(ホー)  そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ 平気なの? そっくりだから  こっそりと とりかえて にっこり笑えば わからない わたしでも あなたでも 誰でもかまわない(エーッ)  そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? あててごらんよ  ほんものはひとつだけ チャンスはたった一度だけ まちがえて選んでも つれて帰らなきゃ(マー)  まちがえたその人が 死ぬまできみのもの まちがえたその人が 死ぬまできみのもの  そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ平気なの? そっくりだから
第2の夢・骨の駅山奥の 小さな駅に とまったら 青い空気を ごらんなさい 青い空気は 骨が好き あなたの骨を 食べてしまいます 青い空気は 骨が好き あなたの命を 食べてしまいます  山奥の 小さな駅に とまったら 暗い緑を ごらんなさい 暗い緑は 骨が好き あなたの骨を なめてとかします 暗い緑は 骨が好き あなたの命を なめてとかします (すてきな ごちそう)  忘れている 幼い頃 神社の森の暗がりで 約束したことはないか? 思い出せないことはないか? 来てはいけない骨の駅 忘れていた骨の駅 吸い寄せられた 古い力に  山奥の 小さな駅に とまったら のぞきこんでは いけません かたく目を閉じて 早くこの駅を 通りすぎるのを 待ちなさい 山の奥へとつづく細道を ホームに降りて ふらふらと 歩き出してはいけません谷山浩子谷山浩子谷山浩子山奥の 小さな駅に とまったら 青い空気を ごらんなさい 青い空気は 骨が好き あなたの骨を 食べてしまいます 青い空気は 骨が好き あなたの命を 食べてしまいます  山奥の 小さな駅に とまったら 暗い緑を ごらんなさい 暗い緑は 骨が好き あなたの骨を なめてとかします 暗い緑は 骨が好き あなたの命を なめてとかします (すてきな ごちそう)  忘れている 幼い頃 神社の森の暗がりで 約束したことはないか? 思い出せないことはないか? 来てはいけない骨の駅 忘れていた骨の駅 吸い寄せられた 古い力に  山奥の 小さな駅に とまったら のぞきこんでは いけません かたく目を閉じて 早くこの駅を 通りすぎるのを 待ちなさい 山の奥へとつづく細道を ホームに降りて ふらふらと 歩き出してはいけません
小さな魚青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる  荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた  明日はもっときれいになる もっと強くやさしくなる 音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる  きれいになった わたしをつれて 会いに行きたい人がいる はるかな水の流れをたどり いつかあなたに 笑いかける  今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく  あなたがただそこにいて 生きている そのことで わたしはきょうも生きていける 日射しに顔を 上げていける  雨降る朝に 風の夜更けに わたしはいつも祈っている あなたの額に輝く星が どんな闇にも 翳らぬよう  今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく谷山浩子谷山浩子谷山浩子青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる  荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた  明日はもっときれいになる もっと強くやさしくなる 音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる  きれいになった わたしをつれて 会いに行きたい人がいる はるかな水の流れをたどり いつかあなたに 笑いかける  今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく  あなたがただそこにいて 生きている そのことで わたしはきょうも生きていける 日射しに顔を 上げていける  雨降る朝に 風の夜更けに わたしはいつも祈っている あなたの額に輝く星が どんな闇にも 翳らぬよう  今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく
地上の星座夜めざめれば 窓のかなたに さざめく 水銀の星たち あの窓この窓に 人たちの灯す 見知らぬ街の灯が ゆれてる  遠い異国に 置き去りにされた 名前も忘れた 子供の心が 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる  ほら お母さんの指の間を 車が走り抜ける キラリと あそこの赤い灯は あの人のセーター 遠くで手を振る 私に  ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる  ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる谷山浩子谷山浩子谷山浩子平野孝幸夜めざめれば 窓のかなたに さざめく 水銀の星たち あの窓この窓に 人たちの灯す 見知らぬ街の灯が ゆれてる  遠い異国に 置き去りにされた 名前も忘れた 子供の心が 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる  ほら お母さんの指の間を 車が走り抜ける キラリと あそこの赤い灯は あの人のセーター 遠くで手を振る 私に  ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる  ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる
月が誘う月が誘う 夜の遊び 追いかけるわたしから 逃げてごらんよ 世界はただ がらんとした 道もない 壁もない 何もない迷路  走りだせばいい でも走りだせない 月が頭の上で ケラケラ笑う 自由なのに きみはそんなにも  逃げてごらん さあ今すぐ 逃げなくちゃ追えないよ 月がささやいた だけどきみは とまどうだけ 道もない 壁もない 何もない迷路  どこへでも行けるから どこへも行かず 誰でも愛せるから 誰も愛さない いつもきみは 同じ場所にいる  「時間は無限にある」きみはつぶやく 「あわてずに思い出せ あの日の地図を 子供の頃 誰かにもらった…」  そんなものは どこにもない みせかけのガラクタで ごちゃごちゃのポケット 月はきみを まだ待ってる ほらきみの心臓を ころがしはじめた谷山浩子谷山浩子谷山浩子斎藤ネコ月が誘う 夜の遊び 追いかけるわたしから 逃げてごらんよ 世界はただ がらんとした 道もない 壁もない 何もない迷路  走りだせばいい でも走りだせない 月が頭の上で ケラケラ笑う 自由なのに きみはそんなにも  逃げてごらん さあ今すぐ 逃げなくちゃ追えないよ 月がささやいた だけどきみは とまどうだけ 道もない 壁もない 何もない迷路  どこへでも行けるから どこへも行かず 誰でも愛せるから 誰も愛さない いつもきみは 同じ場所にいる  「時間は無限にある」きみはつぶやく 「あわてずに思い出せ あの日の地図を 子供の頃 誰かにもらった…」  そんなものは どこにもない みせかけのガラクタで ごちゃごちゃのポケット 月はきみを まだ待ってる ほらきみの心臓を ころがしはじめた
月と恋人きみの小指の先から 邪悪な冷気が出てる 狂い始めたら 誰も きみを止められない 一晩 しゃべりつづける なんにも意味のない嘘 クルクルと回るだけの きみと影のダンス  気をつけて (満月に) つかまるよ (あばかれた) 隠しても (心を) もう隠せない  月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも  見えないグラスの中に 見えないワインを注ぐ 国中のアクマたちと そして恋のために きみはただ恋のために 何もない恋のために 踊り続ける 疲れて 倒れて眠るまで  闇の中 (くちづけに) 恋人は (とかされて) 金色の (金色の) Ah 汗をかく  夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも  月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも  夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも谷山浩子谷山浩子上野洋子渡辺等きみの小指の先から 邪悪な冷気が出てる 狂い始めたら 誰も きみを止められない 一晩 しゃべりつづける なんにも意味のない嘘 クルクルと回るだけの きみと影のダンス  気をつけて (満月に) つかまるよ (あばかれた) 隠しても (心を) もう隠せない  月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも  見えないグラスの中に 見えないワインを注ぐ 国中のアクマたちと そして恋のために きみはただ恋のために 何もない恋のために 踊り続ける 疲れて 倒れて眠るまで  闇の中 (くちづけに) 恋人は (とかされて) 金色の (金色の) Ah 汗をかく  夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも  月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも  夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月日の鏡鏡の中にうつっている いつものわたしは なんにも飾りのない素顔 こっちを見てる  そこにね つけましょう ホホエミという名前の淡いルージュを きれいだけど 少しへんな気持ち  それから 上目使いに見る おどけなさのチーク 髪には無邪気さを編み込む 細いリボン  そしてね 鏡にむかって言うの こんにちは これがわたし わたし わたし たぶん これがわたし  鏡の中にうつっている いつものわたしは 飾れば飾るほど素顔に なぜか見える  嘘かな ほんとかな いつのまにか わからなくなる どうしてそんな顔してるの わたし わたし  嘘かな ほんとかな いつのまにか記憶が消えて しあわせ わたし わたし たぶん これがわたし谷山浩子谷山浩子谷山浩子鏡の中にうつっている いつものわたしは なんにも飾りのない素顔 こっちを見てる  そこにね つけましょう ホホエミという名前の淡いルージュを きれいだけど 少しへんな気持ち  それから 上目使いに見る おどけなさのチーク 髪には無邪気さを編み込む 細いリボン  そしてね 鏡にむかって言うの こんにちは これがわたし わたし わたし たぶん これがわたし  鏡の中にうつっている いつものわたしは 飾れば飾るほど素顔に なぜか見える  嘘かな ほんとかな いつのまにか わからなくなる どうしてそんな顔してるの わたし わたし  嘘かな ほんとかな いつのまにか記憶が消えて しあわせ わたし わたし たぶん これがわたし
月見て跳ねる月が投げかける 木立の影を あなたの歩く影と 見誤り わたしは跳ねる うさぎのように あなたに会えた 会えた嬉しさ  だけどよく見れば また見間違い 何もかもあなたに 見えるから わたしは跳ねる うさぎのように あなたにきょうも ただ会いたくて  きらめく水しぶき 夜の宝石 街中飾るから きっとみつけにきて  見知らぬ人たちの 眠りの糸が からまり紡ぎ出す 迷路を抜けて  月は青ざめた 水晶の火を 燃やしてみつめている 恋心 わたしは跳ねる 月見て跳ねる あなたが好きで こんなに好きで  あなたがいるだけで わたしは幸せ 他には望まない 何もいらない  世界に凍るような 冬が訪れて 全てをなくしても あなたがいれば谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子月が投げかける 木立の影を あなたの歩く影と 見誤り わたしは跳ねる うさぎのように あなたに会えた 会えた嬉しさ  だけどよく見れば また見間違い 何もかもあなたに 見えるから わたしは跳ねる うさぎのように あなたにきょうも ただ会いたくて  きらめく水しぶき 夜の宝石 街中飾るから きっとみつけにきて  見知らぬ人たちの 眠りの糸が からまり紡ぎ出す 迷路を抜けて  月は青ざめた 水晶の火を 燃やしてみつめている 恋心 わたしは跳ねる 月見て跳ねる あなたが好きで こんなに好きで  あなたがいるだけで わたしは幸せ 他には望まない 何もいらない  世界に凍るような 冬が訪れて 全てをなくしても あなたがいれば
冷たい水の中をきみと歩いていく冷たい水の中をきみと歩いていく 何も望むものはない 夏の一日 グラスの底を 水をとおしてくる 七月の日射しが 横顔をきらめかせる 遠い過去からほほえむきみの  みのらずに終わった恋は 夏ごとにすきとおる みのらずに終わった恋は こわいほどすきとおる  あんまりそれがきれいなので ぼくの命も奪っていく あんまりそれがきれいなので 誰にも言葉はつうじない  冷たい水の中をきみと歩いていく なんて青くあどけない 夏の一日 グラスの底を 誰かの読んでいる 小説の挿絵の 湖の中に ぼくは今沈んでる 誰も見えない  みのらずに終わった恋は 重さもかたちもなく みのらずに終わった恋は 思い出も影さえなく  あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので 音楽ももう聴こえない  あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので ぼくの命も奪っていく谷山浩子谷山浩子谷山浩子冷たい水の中をきみと歩いていく 何も望むものはない 夏の一日 グラスの底を 水をとおしてくる 七月の日射しが 横顔をきらめかせる 遠い過去からほほえむきみの  みのらずに終わった恋は 夏ごとにすきとおる みのらずに終わった恋は こわいほどすきとおる  あんまりそれがきれいなので ぼくの命も奪っていく あんまりそれがきれいなので 誰にも言葉はつうじない  冷たい水の中をきみと歩いていく なんて青くあどけない 夏の一日 グラスの底を 誰かの読んでいる 小説の挿絵の 湖の中に ぼくは今沈んでる 誰も見えない  みのらずに終わった恋は 重さもかたちもなく みのらずに終わった恋は 思い出も影さえなく  あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので 音楽ももう聴こえない  あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので ぼくの命も奪っていく
手品師の心臓さあカードを裏返すよ よく見てごらん 裏返すよ 手品師はそう言ったきり カードを持つ手をとめてる  カードの裏に何があるのか 息をつめてみつめる子供 カードの裏の恐るべきからくりが ゼンマイ仕掛けで地球をこわすのか? 違う! 違う!  さあカードを裏返すよ 今度こそは本当に 手品師は長い指を翻した 目にもとまらない早業  カードの裏に貼りついている それは何だ? 息をしている 赤くて黒い ヌメヌメと柔らかい 知らない星の生き物のよう 違う! 違う! それは彼の心臓  手品師は言った これはきみのもの ぼくの命 きみにあげる 指先でそっと 触れてごらんほら こわくないよ 抱いてごらん  抱いたら次は 口に入れてみて きっときみは 夢中になる からくりはそこだ それが彼の罠 だけど子供は何も気づかない  さあもうきみは逃げられない このぼくの心臓から 手品師はそうつぶやいて 突然すべての動きを止めた  ゼンマイが切れ 動かない手品師が 転がる床に 矢印がある お帰りはこちら 指し示す方向に 出口のドアがない 壁だけがある ここは ここは 逃げていった彼の夢の迷路の中谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子さあカードを裏返すよ よく見てごらん 裏返すよ 手品師はそう言ったきり カードを持つ手をとめてる  カードの裏に何があるのか 息をつめてみつめる子供 カードの裏の恐るべきからくりが ゼンマイ仕掛けで地球をこわすのか? 違う! 違う!  さあカードを裏返すよ 今度こそは本当に 手品師は長い指を翻した 目にもとまらない早業  カードの裏に貼りついている それは何だ? 息をしている 赤くて黒い ヌメヌメと柔らかい 知らない星の生き物のよう 違う! 違う! それは彼の心臓  手品師は言った これはきみのもの ぼくの命 きみにあげる 指先でそっと 触れてごらんほら こわくないよ 抱いてごらん  抱いたら次は 口に入れてみて きっときみは 夢中になる からくりはそこだ それが彼の罠 だけど子供は何も気づかない  さあもうきみは逃げられない このぼくの心臓から 手品師はそうつぶやいて 突然すべての動きを止めた  ゼンマイが切れ 動かない手品師が 転がる床に 矢印がある お帰りはこちら 指し示す方向に 出口のドアがない 壁だけがある ここは ここは 逃げていった彼の夢の迷路の中
手品師の夜思い出して こんな風も凍る寒い夜更け わたしたち 寝静まる街を かけぬけた 星になっていたことを  激しく息を吐き ガードレールにもたれながら みつめてた おたがいの目を それだけが できることのすべてだと  見たくない 明日の朝 夢からさめて 笑ってる 話してる あなたを わたし ずっとここにいる ねえ あなたの目の中  名前のない夜に おびえていたあなた わたし 触れることで こわれるものがあることを 知ってたから 誰よりも  手品師の切り札は 出会う前から ポケットにサヨナラのカードが それじゃ最後 とびきりの ねえ これがわたしのマジック  思い出して いつか思い出より 遠いあした わたしたち 瞬間の中を かけぬける 星になっていたことを谷山浩子谷山浩子谷山浩子思い出して こんな風も凍る寒い夜更け わたしたち 寝静まる街を かけぬけた 星になっていたことを  激しく息を吐き ガードレールにもたれながら みつめてた おたがいの目を それだけが できることのすべてだと  見たくない 明日の朝 夢からさめて 笑ってる 話してる あなたを わたし ずっとここにいる ねえ あなたの目の中  名前のない夜に おびえていたあなた わたし 触れることで こわれるものがあることを 知ってたから 誰よりも  手品師の切り札は 出会う前から ポケットにサヨナラのカードが それじゃ最後 とびきりの ねえ これがわたしのマジック  思い出して いつか思い出より 遠いあした わたしたち 瞬間の中を かけぬける 星になっていたことを
テルーの唄夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを  雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを  人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど 絶えて物言うこともなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを  雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを  人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど 絶えて物言うこともなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを
テングサの歌紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上にあたしはいるの  あたしテングサ 海からとれた紫色よ もじゃもじゃ髪よ 誰か忘れた誰か捨てたの 思い出せない何も知らない  ぽかぽかお陽さまよ いい天気 誰もいないのよ なぜかしら そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球ってきもちのいいものね  汽車の時間に汽車が来ないの 夜になっても灯りがつかない 海はみえるが船は通らず 道は見えるが車は通らず  あたしテングサ 海からとれた 海の生まれは退屈知らずよ 何万年でも何億年でも ずっとこうしてぼんやりできるの  しゅるしゅるそよ風よいいきもち 駅長さんの帽子がほら ころがっているわ そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球って もぎたてトマトみたい  紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上で あたしはフワフワ谷山浩子谷山浩子谷山浩子紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上にあたしはいるの  あたしテングサ 海からとれた紫色よ もじゃもじゃ髪よ 誰か忘れた誰か捨てたの 思い出せない何も知らない  ぽかぽかお陽さまよ いい天気 誰もいないのよ なぜかしら そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球ってきもちのいいものね  汽車の時間に汽車が来ないの 夜になっても灯りがつかない 海はみえるが船は通らず 道は見えるが車は通らず  あたしテングサ 海からとれた 海の生まれは退屈知らずよ 何万年でも何億年でも ずっとこうしてぼんやりできるの  しゅるしゅるそよ風よいいきもち 駅長さんの帽子がほら ころがっているわ そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球って もぎたてトマトみたい  紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上で あたしはフワフワ
天使のつぶやき淋しく雨が森をつつんで こずえをわたる 小鳥の声も 冷たくとざされ  白い空から 聞こえてくるの 遠い昔に 愛をなくした 天使のつぶやき  「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」  どんなに強く 愛していても いつかはきっと さめてしまうわ むなしいものなの  「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」  涙をうかべ ひとりぼっちの 天使のように わたしもいつか ひとりになるのね谷山浩子谷山浩子谷山浩子原田良一淋しく雨が森をつつんで こずえをわたる 小鳥の声も 冷たくとざされ  白い空から 聞こえてくるの 遠い昔に 愛をなくした 天使のつぶやき  「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」  どんなに強く 愛していても いつかはきっと さめてしまうわ むなしいものなの  「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」  涙をうかべ ひとりぼっちの 天使のように わたしもいつか ひとりになるのね
天の貝殻いく度目の春か 帰らない あのひとを待つ 湖の家  しゃんしゃん 水面に しゃんしゃん 雨降る 千のさかなが はねる水音 しゃんしゃん 心も しゃんしゃん ぬれるよ かわかない わたしの涙  時が過ぎれば 悲しみも うすれるものだと 誰が言った  しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 聴こえる しゃんしゃん わたしを 呼んでいるのか 遠い空から  しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 行きたい しゃんしゃん 行けない ゆれゆれる わたしの小舟谷山浩子谷山浩子谷山浩子いく度目の春か 帰らない あのひとを待つ 湖の家  しゃんしゃん 水面に しゃんしゃん 雨降る 千のさかなが はねる水音 しゃんしゃん 心も しゃんしゃん ぬれるよ かわかない わたしの涙  時が過ぎれば 悲しみも うすれるものだと 誰が言った  しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 聴こえる しゃんしゃん わたしを 呼んでいるのか 遠い空から  しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 行きたい しゃんしゃん 行けない ゆれゆれる わたしの小舟
てんぷら☆さんらいず午前5時ノ新宿駅 長イホームニ散ラバル 赤イ朝陽ヲ集メテ 新鮮ナトコロヲ オナベデ カラリト カラリト カラリト コレガ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! 一度食ベタラ モウ帰レナイ  午後6時ノ表参道 交差点ヲ染メテ行ク ユレル夕陽ノ誘惑 マダ若イトコロヲ 選ンデ アゲマス アゲマス アゲマス コレガ てんぷら★さんせっと! てんぷら★さんせっと! 一度食ベタラ モウ帰レナイ  タタケ 桜貝! 吹キ鳴ラセ 白熊! 踊レレレレオ! 本日開店! 御来店 オ待チ申シ上ゲマス TU・TU 帽子 アゲマス  夜霧ノタタキ ネオンノ刺身 春一番ノ酢ノモノ ちょいと一杯ノヒトニハ 夢正宗 涙雨フラセル ザザザト ザザザト ザザザト ココハ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! サアサ ドウデス ネエ オ嬢サン…谷山浩子谷山浩子谷山浩子鳴海寛・山川恵津子午前5時ノ新宿駅 長イホームニ散ラバル 赤イ朝陽ヲ集メテ 新鮮ナトコロヲ オナベデ カラリト カラリト カラリト コレガ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! 一度食ベタラ モウ帰レナイ  午後6時ノ表参道 交差点ヲ染メテ行ク ユレル夕陽ノ誘惑 マダ若イトコロヲ 選ンデ アゲマス アゲマス アゲマス コレガ てんぷら★さんせっと! てんぷら★さんせっと! 一度食ベタラ モウ帰レナイ  タタケ 桜貝! 吹キ鳴ラセ 白熊! 踊レレレレオ! 本日開店! 御来店 オ待チ申シ上ゲマス TU・TU 帽子 アゲマス  夜霧ノタタキ ネオンノ刺身 春一番ノ酢ノモノ ちょいと一杯ノヒトニハ 夢正宗 涙雨フラセル ザザザト ザザザト ザザザト ココハ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! サアサ ドウデス ネエ オ嬢サン…
DESERT MOONその時 光がはじけた ほほえんで あなたがいた まわりの景色も 友達も あなたの陰で 見えなくなった なんて不思議なこと  かわいた都会で あなたは 少年の目をしている 幼いあの頃 あこがれた 砂漠の月の 光の青さ 今でも忘れない  あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon  ことばのうえでは 愛など わかっているつもりでいた 好きだと思った人もいたけど 今ならわかる これが初めて たった一度の恋  あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon  今夜のふたりは 月にも手がとどくわ Dreamers only Dreamers こんなに輝く すべてがあの頃のままね Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon谷山浩子Dennis De Young・日本語詞:谷山浩子Dennis De Young鷺巣詩郎その時 光がはじけた ほほえんで あなたがいた まわりの景色も 友達も あなたの陰で 見えなくなった なんて不思議なこと  かわいた都会で あなたは 少年の目をしている 幼いあの頃 あこがれた 砂漠の月の 光の青さ 今でも忘れない  あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon  ことばのうえでは 愛など わかっているつもりでいた 好きだと思った人もいたけど 今ならわかる これが初めて たった一度の恋  あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon  今夜のふたりは 月にも手がとどくわ Dreamers only Dreamers こんなに輝く すべてがあの頃のままね Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon
電波塔の少年淋しさのかたちをした月が傾いて 危うく夜空に貼りついている 眠らない街の景色 僕は見下ろしてる 誰も僕には届かない  見える限りの家やビルの窓にきみがいる 数えきれないきみを ずっとずっとみつめている  街は今 魔法のように 僕のひろげた手の中で 光る箱庭に変わる この夜をきみにあげるよ 全部きみのものだよ 僕はこんなにきみのことだけを 好きなのに  悲しみの深さなんて 何の力にもならない 心は武器にならない ちっぽけなこの体を僕は変える 目に見えない不思議な力へと  自由に飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る  きみへと飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る  でもきみの受信装置 ひどく壊れている 部屋のすみにころがしたままで もうきみはそこにいない 誰も聴いていない ノイズだけが闇を汚してる  もう僕はどこにも どこにもいなくなる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子淋しさのかたちをした月が傾いて 危うく夜空に貼りついている 眠らない街の景色 僕は見下ろしてる 誰も僕には届かない  見える限りの家やビルの窓にきみがいる 数えきれないきみを ずっとずっとみつめている  街は今 魔法のように 僕のひろげた手の中で 光る箱庭に変わる この夜をきみにあげるよ 全部きみのものだよ 僕はこんなにきみのことだけを 好きなのに  悲しみの深さなんて 何の力にもならない 心は武器にならない ちっぽけなこの体を僕は変える 目に見えない不思議な力へと  自由に飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る  きみへと飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る  でもきみの受信装置 ひどく壊れている 部屋のすみにころがしたままで もうきみはそこにいない 誰も聴いていない ノイズだけが闇を汚してる  もう僕はどこにも どこにもいなくなる
時の少女時の少女が 心をのせて 黄金の舟で 川を下る 時の少女は 目も鼻も口もない まっしろな顔で にたりと笑う  <悪いけど 思い出もらった あきらめておくれ このまま 流れて 夢にも帰らない海の彼方>  時の少女が あの人のせて あやつる櫂の 黄金の雫 あたしの手の中 握りしめてた ダイヤが 突然 石に変わる  <悪いけど この人もらった あきらめておくれ あたしの腕の中で やさしくやさしく死なせてやるよ>  時の少女の 黄金の川は あたしの目の中 流れて行くよ いろんな人の 泣き顔 笑い顔 波間に キラリとあらわれ 消える  <人になんかつかまってもムダさ 流れて行くだけ あんたは ひとりさ あたしが愛してあげるよ今夜は>谷山浩子谷山浩子谷山浩子時の少女が 心をのせて 黄金の舟で 川を下る 時の少女は 目も鼻も口もない まっしろな顔で にたりと笑う  <悪いけど 思い出もらった あきらめておくれ このまま 流れて 夢にも帰らない海の彼方>  時の少女が あの人のせて あやつる櫂の 黄金の雫 あたしの手の中 握りしめてた ダイヤが 突然 石に変わる  <悪いけど この人もらった あきらめておくれ あたしの腕の中で やさしくやさしく死なせてやるよ>  時の少女の 黄金の川は あたしの目の中 流れて行くよ いろんな人の 泣き顔 笑い顔 波間に キラリとあらわれ 消える  <人になんかつかまってもムダさ 流れて行くだけ あんたは ひとりさ あたしが愛してあげるよ今夜は>
図書館はどこですか風は吹いて 日射しが翳る 雑木林に 踏み迷う いつかきた道 初めての道 道なき道を 森の奥  歩き疲れてたたずめば ふいに 耳に囁く声がする  図書館はどこですか 図書館はどこですか  わたしが彼と 落ちあうはずの 約束の場所 どこですか 幾百年も 探しつづけて たどりつけない 森の中  顔は見えない 声だけ聞こえる 耳をふさいでも 耳の底に  図書館はどこですか 図書館はどこですか  めぐり逢えない 愛しい人を 探す少女の 細い声 やがて夜の とばりが深く 迷いの森を つつむ時  わたしの声が わたしの口から 祈りのように こぼれ出す  図書館はどこですか 図書館はどこですか  図書館はどこですか 図書館はどこですか谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子風は吹いて 日射しが翳る 雑木林に 踏み迷う いつかきた道 初めての道 道なき道を 森の奥  歩き疲れてたたずめば ふいに 耳に囁く声がする  図書館はどこですか 図書館はどこですか  わたしが彼と 落ちあうはずの 約束の場所 どこですか 幾百年も 探しつづけて たどりつけない 森の中  顔は見えない 声だけ聞こえる 耳をふさいでも 耳の底に  図書館はどこですか 図書館はどこですか  めぐり逢えない 愛しい人を 探す少女の 細い声 やがて夜の とばりが深く 迷いの森を つつむ時  わたしの声が わたしの口から 祈りのように こぼれ出す  図書館はどこですか 図書館はどこですか  図書館はどこですか 図書館はどこですか
トマトの森おはよう ここはトマトの森です 光が からだの中を 流れている まだ夢の中にいる 白い朝の きみの目がみつめてる 無限の色  ここから きみのきょうが始まるよ 世界が生まれる ここは秘密の場所 透きとおるアルペジオ 冷たい水 つまさきに キラキラと はじけてとぶ  おはよう ここはトマトの森です おはよう ここはトマトの森です  両手をのばせば きみの指先 宇宙の彼方の風に とどくだろう 始まりと終わりとが ひとつになる くりかえし くりかえし 波のように  ここから きみのきょうが始まるよ 世界が生まれる ここは不思議な場所 ふりそそぐ朝の陽や 風や雨に はぐくまれ あざやかに色づくまで  おはよう (おはよう) ここはトマトの森です おはよう (おはよう) ここはトマトの森です  きみ をほんとに育てる力は きみ のいのちの中に 隠れているんだ  大地から生まれ出た 子供たちの 晴れやかな歌声が 聴こえてくる  おはよう (おはよう) ここはトマトの森です おはよう (おはよう) ここはトマトの森です谷山浩子谷山浩子谷山浩子おはよう ここはトマトの森です 光が からだの中を 流れている まだ夢の中にいる 白い朝の きみの目がみつめてる 無限の色  ここから きみのきょうが始まるよ 世界が生まれる ここは秘密の場所 透きとおるアルペジオ 冷たい水 つまさきに キラキラと はじけてとぶ  おはよう ここはトマトの森です おはよう ここはトマトの森です  両手をのばせば きみの指先 宇宙の彼方の風に とどくだろう 始まりと終わりとが ひとつになる くりかえし くりかえし 波のように  ここから きみのきょうが始まるよ 世界が生まれる ここは不思議な場所 ふりそそぐ朝の陽や 風や雨に はぐくまれ あざやかに色づくまで  おはよう (おはよう) ここはトマトの森です おはよう (おはよう) ここはトマトの森です  きみ をほんとに育てる力は きみ のいのちの中に 隠れているんだ  大地から生まれ出た 子供たちの 晴れやかな歌声が 聴こえてくる  おはよう (おはよう) ここはトマトの森です おはよう (おはよう) ここはトマトの森です
トライアングル悲劇のトライアングル おどけてゆがんでる おかしなかたちね いつでもわたしたち  3人 ドライブ 3人 海辺の町 午後のお茶を飲む 彼と彼と彼女  子供の仮面をかぶって笑ってる ほんとの気持ちを 言えないわたしたち  悲劇のトライアングル どこでまちがえた? 道は行き止まり どこへも行けないの  雨が降りだした 舗道にはねるしずく 傘はひとつだけ 誰もさせない傘  雨にぬれながら 並んで歩いてる 傘はキライよと くちびる 嘘をつく  心がゆれてる 満ち潮 引き潮 波にさらわれ 迷子の LOVE SONG  ごらん すぐそこに 夢の終わりがきてる 赤いパンプスの かかとがつぶやいた  悲劇のトライアングル おどけてゆがんでる 平気な顔なら しなくてもういいの  喜劇のトライアングル おどけてゆがんでる 弱くてやさしい ほほえみの子供たち谷山浩子谷山浩子谷山浩子悲劇のトライアングル おどけてゆがんでる おかしなかたちね いつでもわたしたち  3人 ドライブ 3人 海辺の町 午後のお茶を飲む 彼と彼と彼女  子供の仮面をかぶって笑ってる ほんとの気持ちを 言えないわたしたち  悲劇のトライアングル どこでまちがえた? 道は行き止まり どこへも行けないの  雨が降りだした 舗道にはねるしずく 傘はひとつだけ 誰もさせない傘  雨にぬれながら 並んで歩いてる 傘はキライよと くちびる 嘘をつく  心がゆれてる 満ち潮 引き潮 波にさらわれ 迷子の LOVE SONG  ごらん すぐそこに 夢の終わりがきてる 赤いパンプスの かかとがつぶやいた  悲劇のトライアングル おどけてゆがんでる 平気な顔なら しなくてもういいの  喜劇のトライアングル おどけてゆがんでる 弱くてやさしい ほほえみの子供たち
鳥籠姫鳴いてごらん Cuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると いとおしい小鳥 きみはぼくだけの いつもそばで 歌っておくれ  やさしくささやく あなたの声が 今も確かに きこえるけれど それは海からの 風が運んだ どこにもいない人の幻  長い長い孤独の時 帰らぬ人を 待ちつづけて  わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 もう誰もわたしの 背中のねじを 巻いてくれる人もいないのに  鳴いてごらんCuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると できるならきみを この籠の中 鍵をかけて 閉じこめたいよ  あなたの願いは どんなことでも すべてかなえてあげたかったの だけど願いだけ ここに残して あなたは消えた 永久(とわ)の旅へと  海の見える 丘の家に ほこりだけが 静かに積もる  わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 わたしを作った あなたの腕に 帰るその日を ひとり待ちながら谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子鳴いてごらん Cuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると いとおしい小鳥 きみはぼくだけの いつもそばで 歌っておくれ  やさしくささやく あなたの声が 今も確かに きこえるけれど それは海からの 風が運んだ どこにもいない人の幻  長い長い孤独の時 帰らぬ人を 待ちつづけて  わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 もう誰もわたしの 背中のねじを 巻いてくれる人もいないのに  鳴いてごらんCuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると できるならきみを この籠の中 鍵をかけて 閉じこめたいよ  あなたの願いは どんなことでも すべてかなえてあげたかったの だけど願いだけ ここに残して あなたは消えた 永久(とわ)の旅へと  海の見える 丘の家に ほこりだけが 静かに積もる  わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 わたしを作った あなたの腕に 帰るその日を ひとり待ちながら
ドッペル玄関誰も目にした人はない 誰も生きてる人は しゃべれなければ話せない だから誰も知らない  ドッペル玄関 誰でもどうぞ ドッペル玄関 ガラガラどうぞ ドッペル玄関 いらっしゃいませました  ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ!  誰もはいれば出られない 誰も出られない人は 出られなければ中にいる 出られる人ははいれない  ドッペル玄関 あけたら最後 ドッペル玄関 ほんとに最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました  ラララすてきなホスト 丸くて四角い! ラララすてきなホステス 横と縦に伸びる!  青青赤赤黒黒透明内内外外上上地下地下 ぐるりぐるっと回れば 体の裏と表も きれいに裏返るって噂。  雨雨雲雲晴晴大雪馬馬牛牛うさうさアザラシ 回り回ってぐるぐる きみがあんまりカッコよくて 誰でも気絶するって仕掛け。  誰も見ててもわからない 外から見てるだけじゃ 中で何が起こってるのか 起こで何が中ってない  ドッペル玄関 一度はどうぞ ドッペル玄関 一度で最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました  ラララすてきなホスト 縄で吊り下げた! ラララすてきなホステス 裂けて中が見える!  ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ!谷山浩子谷山浩子石井AQ石井AQ・谷山浩子誰も目にした人はない 誰も生きてる人は しゃべれなければ話せない だから誰も知らない  ドッペル玄関 誰でもどうぞ ドッペル玄関 ガラガラどうぞ ドッペル玄関 いらっしゃいませました  ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ!  誰もはいれば出られない 誰も出られない人は 出られなければ中にいる 出られる人ははいれない  ドッペル玄関 あけたら最後 ドッペル玄関 ほんとに最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました  ラララすてきなホスト 丸くて四角い! ラララすてきなホステス 横と縦に伸びる!  青青赤赤黒黒透明内内外外上上地下地下 ぐるりぐるっと回れば 体の裏と表も きれいに裏返るって噂。  雨雨雲雲晴晴大雪馬馬牛牛うさうさアザラシ 回り回ってぐるぐる きみがあんまりカッコよくて 誰でも気絶するって仕掛け。  誰も見ててもわからない 外から見てるだけじゃ 中で何が起こってるのか 起こで何が中ってない  ドッペル玄関 一度はどうぞ ドッペル玄関 一度で最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました  ラララすてきなホスト 縄で吊り下げた! ラララすてきなホステス 裂けて中が見える!  ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ!
土曜日のタマネギゆらゆらスープの海を 小舟のように漂う 行き場のないカケラ まるでわたしの気持みたい つめたい電話のせいね 火を止めるのも忘れた 踊りつかれたでしょう ため息ついたポトフ WHY, WHY, WHY? ほほをそめて おなかすかせた恋人を 待ちわびていたのに みんな幸せね土曜の夜 街もはなやいでる どうして おまえとわたしだけ こんな目にあうのかしら さよならニンジン・ポテト 宇宙の果てへお帰り 胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのに おなべの底にタマネギ ひとりでしがみついてる イヤヨ、アキラメない! ・・・たぶんこれがわたしね WHY, WHY, WHY? 今夜わたし いらないオンナになりました ころがる床の上 バカげた小指のバンソーコ 見せるつもりだった いっしょに笑ってくれないの? いつもの土曜日なのに 谷山浩子谷山浩子亀井登志夫ゆらゆらスープの海を 小舟のように漂う 行き場のないカケラ まるでわたしの気持みたい つめたい電話のせいね 火を止めるのも忘れた 踊りつかれたでしょう ため息ついたポトフ WHY, WHY, WHY? ほほをそめて おなかすかせた恋人を 待ちわびていたのに みんな幸せね土曜の夜 街もはなやいでる どうして おまえとわたしだけ こんな目にあうのかしら さよならニンジン・ポテト 宇宙の果てへお帰り 胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのに おなべの底にタマネギ ひとりでしがみついてる イヤヨ、アキラメない! ・・・たぶんこれがわたしね WHY, WHY, WHY? 今夜わたし いらないオンナになりました ころがる床の上 バカげた小指のバンソーコ 見せるつもりだった いっしょに笑ってくれないの? いつもの土曜日なのに 
なおちゃんなおちゃん 雨はやみましたか あなたの心に降る雨は なおちゃん ユーツはなおりましたか 口をとがらす いつもの癖も 弟みたいなものだって いつもあなたに言ってたけど 一度 一度だけ言いたかった カギをかけたこの胸の想い  なおちゃん 彼女とどうですか 噂も少しは きいたけど なおちゃん やっぱり笑わなくちゃね しあわせにねと 言わなくちゃね 泣きたい場面で泣けないで 笑って見守る役なんて いやね 大声で言いたかった 好きよ どこへも行かないでよと  なおちゃん 今は静かです 淋しい夜も 慣れました なおちゃん いつか言ってたでしょ 誰でも ほんとはひとりだと ことばが心にしみこんで あなたの影が笑っている 指に残る髪のやわらかさ ほほをなでるあの日の口笛  指に残る髪のやわらかさ これが これだけがわたしのもの谷山浩子谷山浩子谷山浩子鷺巣詩郎なおちゃん 雨はやみましたか あなたの心に降る雨は なおちゃん ユーツはなおりましたか 口をとがらす いつもの癖も 弟みたいなものだって いつもあなたに言ってたけど 一度 一度だけ言いたかった カギをかけたこの胸の想い  なおちゃん 彼女とどうですか 噂も少しは きいたけど なおちゃん やっぱり笑わなくちゃね しあわせにねと 言わなくちゃね 泣きたい場面で泣けないで 笑って見守る役なんて いやね 大声で言いたかった 好きよ どこへも行かないでよと  なおちゃん 今は静かです 淋しい夜も 慣れました なおちゃん いつか言ってたでしょ 誰でも ほんとはひとりだと ことばが心にしみこんで あなたの影が笑っている 指に残る髪のやわらかさ ほほをなでるあの日の口笛  指に残る髪のやわらかさ これが これだけがわたしのもの
なつかしい朝なんにも言わない海よ おまえはいつも見ていた 人の世界の争いごとを 流した涙のことを  遠い遠い昔から おまえはみんな見ていた 今も静かなそのまなざしを わたしたちにむけている  忘れられる そんな気がする どんな悲しい きのうのことも 子供の頃に感じたような あのまぶしいしあわせが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は  きのうまではうす暗い 闇の中にひとりきり あしたのことも信じられずに うつむいていたけれど  心ひらいてみれば 風はあの日とおんなじ ひさしぶりだね また会えたねと 耳もとでささやいてる  鳥がうたう 草木が萌える 季節のかおり ふりまきながら 子供の頃に出会ったような あのすなおなときめきが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は谷山浩子谷山浩子谷山浩子なんにも言わない海よ おまえはいつも見ていた 人の世界の争いごとを 流した涙のことを  遠い遠い昔から おまえはみんな見ていた 今も静かなそのまなざしを わたしたちにむけている  忘れられる そんな気がする どんな悲しい きのうのことも 子供の頃に感じたような あのまぶしいしあわせが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は  きのうまではうす暗い 闇の中にひとりきり あしたのことも信じられずに うつむいていたけれど  心ひらいてみれば 風はあの日とおんなじ ひさしぶりだね また会えたねと 耳もとでささやいてる  鳥がうたう 草木が萌える 季節のかおり ふりまきながら 子供の頃に出会ったような あのすなおなときめきが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は
七角錐の少女完全な円錐の形したきみの家 透きとおる藍色の夜空めざし のびていく きみの家は高く高く 細長くのびていき 今やそれはひとすじの 銀色の糸のよう  僕は今歩いてる きみの家につづく道 完全な直線の 幅のないこの道を 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 時は白く凍りつき 距離は無限の罠の中  七つの星に飾られた 七角錐の少女 日がな一日 はかりつづける 自分の辺の長さ  闇の中 光る鏡が映しだす不等辺 完全な円錐に隠された その姿 どうしても耐えられない きみは決して認めない 誇り高いきみの家は 空をめざしのびていく  七つの城に守られた 七角錐の少女 いつまできみはそこにいる いつまで窓を閉じて  歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ  歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子完全な円錐の形したきみの家 透きとおる藍色の夜空めざし のびていく きみの家は高く高く 細長くのびていき 今やそれはひとすじの 銀色の糸のよう  僕は今歩いてる きみの家につづく道 完全な直線の 幅のないこの道を 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 時は白く凍りつき 距離は無限の罠の中  七つの星に飾られた 七角錐の少女 日がな一日 はかりつづける 自分の辺の長さ  闇の中 光る鏡が映しだす不等辺 完全な円錐に隠された その姿 どうしても耐えられない きみは決して認めない 誇り高いきみの家は 空をめざしのびていく  七つの城に守られた 七角錐の少女 いつまできみはそこにいる いつまで窓を閉じて  歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ  歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ
何かが空を飛んでくるそこの少年 ちょっとお待ちよ 銀河の水はまだ冷たいよ あと3秒 考えてみて  飛びこむのはサルでもできる きみはサルよりかしこい人間 あと10秒 あたしを見て  ここできみにすごいラッキーな ニュースがあります はるか宇宙の彼方から right now!  何かが空を飛んでくる きみの悩みを食べるために あの子が空を飛んでくる しあわせ運び屋 銀河の青いsava  そこの少年 別にいいけど 銀河の水は美味しくないよ あたしなら ぜったい飲まない  飛びこむのはエビでもできる きみはエビよりステキな人間 ほんとだよ おせじじゃないよ!  誰もきみのすごいラッキーを 止めることはできない 指をくわえて見てるだけ right now!  何かが空を飛んでくる きみの未来を祝福する あの子が空を飛んでくる お料理じょうずな 銀河の青いsava  ここできみをギュッと抱きしめて 教えてあげるよ <待てば海路のヒヨリあり> うわっほー!  何かが空を飛んでくる きみの涙を食べるために あの子が空を飛んでくる つぶらなひとみの 銀河の青いsava  何かが空を飛んでくる きみの悩みを食べるために あの子が空を飛んでくる しあわせ運び屋 銀河の青いsava谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQそこの少年 ちょっとお待ちよ 銀河の水はまだ冷たいよ あと3秒 考えてみて  飛びこむのはサルでもできる きみはサルよりかしこい人間 あと10秒 あたしを見て  ここできみにすごいラッキーな ニュースがあります はるか宇宙の彼方から right now!  何かが空を飛んでくる きみの悩みを食べるために あの子が空を飛んでくる しあわせ運び屋 銀河の青いsava  そこの少年 別にいいけど 銀河の水は美味しくないよ あたしなら ぜったい飲まない  飛びこむのはエビでもできる きみはエビよりステキな人間 ほんとだよ おせじじゃないよ!  誰もきみのすごいラッキーを 止めることはできない 指をくわえて見てるだけ right now!  何かが空を飛んでくる きみの未来を祝福する あの子が空を飛んでくる お料理じょうずな 銀河の青いsava  ここできみをギュッと抱きしめて 教えてあげるよ <待てば海路のヒヨリあり> うわっほー!  何かが空を飛んでくる きみの涙を食べるために あの子が空を飛んでくる つぶらなひとみの 銀河の青いsava  何かが空を飛んでくる きみの悩みを食べるために あの子が空を飛んでくる しあわせ運び屋 銀河の青いsava
NANUK白くきらめく 氷の世界 歌もことばも きみは知らない きびしい冬と めぐみの春と 数えきれぬ毎日を ひとりみつめている  わけは知らない ここで生まれた わけは知らない ここで生きてる わけは知らない 何があっても 強く強く 生きていく 前へ 歩いていく  きみの 果てしない旅の 未来は どこへつづく きみの もの言わぬ背中 風だけが吹きぬける 明日へ  わけは知らない ここで生まれた わけは知らない ここで生きてる わけは知らない 宇宙の中で 鳥や けもの さかなたち ともに 息づいてる  きみの 果てしない旅の 未来は ぼくの未来 遠くはなれた この国から 生きぬいてと 祈るよ 祈るよ  母から子へと つづく命を ただ守って 生きていく きみは 歩いていく  強く強く 生きていく 前へ 歩いていく谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ白くきらめく 氷の世界 歌もことばも きみは知らない きびしい冬と めぐみの春と 数えきれぬ毎日を ひとりみつめている  わけは知らない ここで生まれた わけは知らない ここで生きてる わけは知らない 何があっても 強く強く 生きていく 前へ 歩いていく  きみの 果てしない旅の 未来は どこへつづく きみの もの言わぬ背中 風だけが吹きぬける 明日へ  わけは知らない ここで生まれた わけは知らない ここで生きてる わけは知らない 宇宙の中で 鳥や けもの さかなたち ともに 息づいてる  きみの 果てしない旅の 未来は ぼくの未来 遠くはなれた この国から 生きぬいてと 祈るよ 祈るよ  母から子へと つづく命を ただ守って 生きていく きみは 歩いていく  強く強く 生きていく 前へ 歩いていく
人魚は歩けない人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける  あなたと街を歩いてるけど 歩くフリをしてるだけなの 鱗がざりざり アスファルトにこすれる 鱗がこすれて ぽろぽろ落ちる 黄昏  人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける  わたしが道でよろけるわけを あなた知らない 気づくこともない ここが海なら 困るのはわたしじゃない ここが海なら あなた溺れて死ぬでしょう  人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける  帰りたいけど 帰りたくない ホタテ ナマコ 会いたいハタハタ だけどここにいる 鱗が全部落ちても あなたは海では生きていけない ヒトだから  人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける  あなたと街を歩いてるけど 歩くフリをしてるだけなの 鱗がざりざり アスファルトにこすれる 鱗がこすれて ぽろぽろ落ちる 黄昏  人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける  わたしが道でよろけるわけを あなた知らない 気づくこともない ここが海なら 困るのはわたしじゃない ここが海なら あなた溺れて死ぬでしょう  人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける  帰りたいけど 帰りたくない ホタテ ナマコ 会いたいハタハタ だけどここにいる 鱗が全部落ちても あなたは海では生きていけない ヒトだから  人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない
猫が行く猫が行く 猫が行く ぴかぴかの 小ちゃな猫 ふらふらと お散歩で 今夜も ごきげん  どこ行くの? どこ行くの? きこえても きこえぬふり ビルのかげ 橋の下 心むくまま  サヨナラと サヨナラと 人が うつむく 秋を ふみつけて ふみつけて 足どりも軽やかに tu tu  猫が行く 猫が行く きらきらの 星をまとい うずくまる人たちの 影を よこ切る  恋をして 捨てられて 傷ついた人形たち 聞くも涙よ 語るも涙 涙 涙  不思議から 不思議へと ただひとり わたり歩く 猫だけが 猫だけが 虹を見てた  ゴメンネと ゴメンネと 人がふりむく 秋に 上を見て 横を見て 小ちゃなアクビを ひとつ  猫が行く 猫が行く きらきらの 星をまとい 猫が行く 猫が行く 今夜も ひとり谷山浩子谷山浩子谷山浩子猫が行く 猫が行く ぴかぴかの 小ちゃな猫 ふらふらと お散歩で 今夜も ごきげん  どこ行くの? どこ行くの? きこえても きこえぬふり ビルのかげ 橋の下 心むくまま  サヨナラと サヨナラと 人が うつむく 秋を ふみつけて ふみつけて 足どりも軽やかに tu tu  猫が行く 猫が行く きらきらの 星をまとい うずくまる人たちの 影を よこ切る  恋をして 捨てられて 傷ついた人形たち 聞くも涙よ 語るも涙 涙 涙  不思議から 不思議へと ただひとり わたり歩く 猫だけが 猫だけが 虹を見てた  ゴメンネと ゴメンネと 人がふりむく 秋に 上を見て 横を見て 小ちゃなアクビを ひとつ  猫が行く 猫が行く きらきらの 星をまとい 猫が行く 猫が行く 今夜も ひとり
ネコじゃないモン!オハヨ ではじまる マタネ でおやすみ そして スキヨ でもいちど ネコじゃないモン!!  アノネ で笑って ダメヨ で忘れて そして スキヨ でもいちど ネコじゃないモン!! ネコじゃないモン!!  ラララあなたとわたし ちがう夢をみてても 平気よ 小指の先 はなさないでいるなら たとえば三日月の夜 きっと会えるわ ぐうぜん 約束は要らないのよ わかって!  ひとつぶ 食べたら ふたつぶ コロコロ そして みっつぶで はじける ネコじゃないモン!! ネコじゃないモン!!  ラララあなたとわたし ちがう旅をしてても 平気よ はぐれないわ 心に地図があれば たとえばそよ風の朝 あなたのシャツの色が 雲のあいまにキラリと 見えるの!  ひとりで クチュクチュ ふたりで ゴメンネ でもね みんなホントだよ ネコじゃないモン!! ネコじゃないモン!!  ネコじゃないモン!!谷山浩子谷山浩子谷山浩子オハヨ ではじまる マタネ でおやすみ そして スキヨ でもいちど ネコじゃないモン!!  アノネ で笑って ダメヨ で忘れて そして スキヨ でもいちど ネコじゃないモン!! ネコじゃないモン!!  ラララあなたとわたし ちがう夢をみてても 平気よ 小指の先 はなさないでいるなら たとえば三日月の夜 きっと会えるわ ぐうぜん 約束は要らないのよ わかって!  ひとつぶ 食べたら ふたつぶ コロコロ そして みっつぶで はじける ネコじゃないモン!! ネコじゃないモン!!  ラララあなたとわたし ちがう旅をしてても 平気よ はぐれないわ 心に地図があれば たとえばそよ風の朝 あなたのシャツの色が 雲のあいまにキラリと 見えるの!  ひとりで クチュクチュ ふたりで ゴメンネ でもね みんなホントだよ ネコじゃないモン!! ネコじゃないモン!!  ネコじゃないモン!!
ねこねこでんわねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない  もしもし だれですか もしもし クジラです みなみのうみで プカプカういています あそびにきてください それではさようなら  ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない  もしもし だれですか もしもし サンタです きょうはちょっと寒いので おおきなジャガイモの シチューをたべてます それではさようなら  ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない  もしもし だれですか もしもし こねこです さんぽにでかけたら パンやのおねえさん ジャムパンくれました アンパンくれました ミルクもくれました それではさようなら谷山浩子谷山浩子谷山浩子ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない  もしもし だれですか もしもし クジラです みなみのうみで プカプカういています あそびにきてください それではさようなら  ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない  もしもし だれですか もしもし サンタです きょうはちょっと寒いので おおきなジャガイモの シチューをたべてます それではさようなら  ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない  もしもし だれですか もしもし こねこです さんぽにでかけたら パンやのおねえさん ジャムパンくれました アンパンくれました ミルクもくれました それではさようなら
猫のみた夢サンマの花が咲いている マグロの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう マグロの花は まだつぼみ  イワシの花は花盛り カツオの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう カツオの花は まだつぼみ  わたしの夢は空を飛ぶ 綿毛のように軽やかに 見渡すかぎりのニボシの平原 幸せ者  ジャパネの猫は さかな好き ロシアの猫は何が好き? NYANNYA NYANNYA 知りたい アラブの猫は 何が好き?  ジャパネの猫は NYANNYAと鳴く チベット猫は何て鳴く? NYANNYA NYANNYA 知りたい アンデス猫は 何て鳴く?  ひとみは燃える ブリの色 妖しい風にせかされて どこまで歩けば まだ見ぬトビウオ 憧れ ああ  ヒラメの花は ヒラヒラと ナマコの花は眠ってる NYANNYA NYANNYA おやすみ ナマコの花は 眠ってる谷山浩子谷山浩子谷山浩子サンマの花が咲いている マグロの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう マグロの花は まだつぼみ  イワシの花は花盛り カツオの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう カツオの花は まだつぼみ  わたしの夢は空を飛ぶ 綿毛のように軽やかに 見渡すかぎりのニボシの平原 幸せ者  ジャパネの猫は さかな好き ロシアの猫は何が好き? NYANNYA NYANNYA 知りたい アラブの猫は 何が好き?  ジャパネの猫は NYANNYAと鳴く チベット猫は何て鳴く? NYANNYA NYANNYA 知りたい アンデス猫は 何て鳴く?  ひとみは燃える ブリの色 妖しい風にせかされて どこまで歩けば まだ見ぬトビウオ 憧れ ああ  ヒラメの花は ヒラヒラと ナマコの花は眠ってる NYANNYA NYANNYA おやすみ ナマコの花は 眠ってる
ねこの森には帰れないきのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます あたしの好きな赤いきのこ なつかしい朝のそよ風 思い出したら 泣きたくなった だけど今では仕方ないこと  ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない  きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から どこにあるのかもうわからない 海の底か雲のあいだか だけど返事を書きました ここはとてもいいところです 仕事をしてます 恋もしました 人混みの中はとても休まります  ねこの森には帰れない 帰る道だっておぼえてない ねこの森には帰れない なくした歌は うたえない  きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます 思い出すなんてしたくないの 淋しいのはいやだから 淋しくなったら 電話をかけて あのひととふたり街を歩くわ  ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない谷山浩子谷山浩子谷山浩子きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます あたしの好きな赤いきのこ なつかしい朝のそよ風 思い出したら 泣きたくなった だけど今では仕方ないこと  ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない  きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から どこにあるのかもうわからない 海の底か雲のあいだか だけど返事を書きました ここはとてもいいところです 仕事をしてます 恋もしました 人混みの中はとても休まります  ねこの森には帰れない 帰る道だっておぼえてない ねこの森には帰れない なくした歌は うたえない  きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます 思い出すなんてしたくないの 淋しいのはいやだから 淋しくなったら 電話をかけて あのひととふたり街を歩くわ  ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ねこ曜日ねこ曜日 何もしない ねころんで まどろむだけ あなたのひざ 温かい ほかに 何もいらない  にぎやかな表通り 飾りたてたお店より ふたりすごす この部屋が わたしたちの一番  広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ  広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても  ねこ曜日 何もしない ねころんで日ざしの中 ややこしい仕事のこと 今は忘れていよう  甘えてね ねこのように 首筋をなでてあげる 静かに夜のとばりが 部屋をつつむ時まで  広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ  広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子ねこ曜日 何もしない ねころんで まどろむだけ あなたのひざ 温かい ほかに 何もいらない  にぎやかな表通り 飾りたてたお店より ふたりすごす この部屋が わたしたちの一番  広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ  広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても  ねこ曜日 何もしない ねころんで日ざしの中 ややこしい仕事のこと 今は忘れていよう  甘えてね ねこのように 首筋をなでてあげる 静かに夜のとばりが 部屋をつつむ時まで  広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ  広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても
ねむの花咲けばジャックはせつないおぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる  きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう  それはジャックが恋を ララ恋を ララしているから そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男  おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の胸を思い出す  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 見回してる 今誰かためいきをついたよ 誰か  それは誰かじゃなくて自分です 自分のためいき そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男  あの子は全部わかってる 今か今かと待ちわびてる あの子はジャックを待っている ただ待っている 待っているだけ  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 時をすごす なんにもならない なんにも起きない 無意味な時を  いつまでも 夢の中 この場所に根がはえて 岩になって苔がむして 未来永劫 話が進まない  おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる  きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう  (蘚の花咲けば俺はうれしい 蘚の木の下で考えてる なぜ俺は こんなに俺は 幸せなんだろう?)谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる  きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう  それはジャックが恋を ララ恋を ララしているから そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男  おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の胸を思い出す  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 見回してる 今誰かためいきをついたよ 誰か  それは誰かじゃなくて自分です 自分のためいき そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男  あの子は全部わかってる 今か今かと待ちわびてる あの子はジャックを待っている ただ待っている 待っているだけ  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 時をすごす なんにもならない なんにも起きない 無意味な時を  いつまでも 夢の中 この場所に根がはえて 岩になって苔がむして 未来永劫 話が進まない  おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる  きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道  ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう  (蘚の花咲けば俺はうれしい 蘚の木の下で考えてる なぜ俺は こんなに俺は 幸せなんだろう?)
ネムルル名前はネムルル いつも眠たい子猫 そばにいるだけで みんな眠たくなるよ  おやすみ ネムルル きもちよく丸まって おやすみ ネムルル 夢の毛布にくるまって  名前はネムルル 目には見えない子猫 目には見えないけど 眠くなるからわかる  おやすみ ネムルル 夢の橋を渡ろうね おやすみ ネムルル お月さまをかじろうね  paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan  今夜は満月 猫の力が強い 半径9キロ圏内 人も電車も眠った  おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル 終わりのないメリーゴーラウンド  おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル とろけるようなメリーゴーラウンド  paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan谷山浩子谷山浩子谷山浩子栗原正己名前はネムルル いつも眠たい子猫 そばにいるだけで みんな眠たくなるよ  おやすみ ネムルル きもちよく丸まって おやすみ ネムルル 夢の毛布にくるまって  名前はネムルル 目には見えない子猫 目には見えないけど 眠くなるからわかる  おやすみ ネムルル 夢の橋を渡ろうね おやすみ ネムルル お月さまをかじろうね  paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan  今夜は満月 猫の力が強い 半径9キロ圏内 人も電車も眠った  おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル 終わりのないメリーゴーラウンド  おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル とろけるようなメリーゴーラウンド  paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan
のらねこやさしい歌が聞こえてくるよ 明かりともる窓の中 煤けた路地の壁にもたれて 声を合わせて歌うよ  住む家持たないのらねこ きみから見ればそうかもね でもきみは何を守っているの?  雨の日には濡れて行こう 口笛吹いて行こう 笑おう 泣こう 牙を剥こう こころ向くまま  案外きみを 嫌いじゃないよ きみはどうか知らないけど  わがまま勝手なのらねこ 呼びたいなら呼べばいいよ 幸せって未来じゃない 今さ  雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 月の道 今を生きよう  雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 明日は夢 今を生きよう谷山浩子谷山浩子亀井登志夫石井AQやさしい歌が聞こえてくるよ 明かりともる窓の中 煤けた路地の壁にもたれて 声を合わせて歌うよ  住む家持たないのらねこ きみから見ればそうかもね でもきみは何を守っているの?  雨の日には濡れて行こう 口笛吹いて行こう 笑おう 泣こう 牙を剥こう こころ向くまま  案外きみを 嫌いじゃないよ きみはどうか知らないけど  わがまま勝手なのらねこ 呼びたいなら呼べばいいよ 幸せって未来じゃない 今さ  雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 月の道 今を生きよう  雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 明日は夢 今を生きよう
箱の中にいる暗闇の路地を7つ折れて 自分が今どこにいるのかも わからなくなった きみの前に 不意に現れた 古い道具屋  欠けた壺や 変な彫刻 瓶の中の蛇 歯抜けのタイプライター 耳をすませば かすかな音が 廊下のつきあたり 床の暗がり  僕はここにいる 箱の中に 遠い昔から きみを待ってた 何百何千万回も 電話をかけた 何百何千万回の 間違い電話  やめてください 間違いです あなたは誰? 間違いです 僕はきみを 呼び続けた いつも答は 間違いです でも 今夜きみは来る 必ず来る 月の指先に 操られて フラフラ近づく 気配がしてる ついについについに今夜 きみに会える!  愉快なサーカス 大好きだろう? 虹色テント 弾むジンタ そうだここに 全部そろってる(嘘だけどね) 虎 象 ポニー 真っ二つ美女  僕はここにいる 箱の中に 宇宙の初めから きみを待ってた 胸のワクワクが 止められないよ! 息が荒くなる! 気が遠くなる……  気がつけば 朝の日射しの中 瓦礫を枕に 寝てた中年男 見たこともない国 知らない言葉 ここはどこなんだ 俺は誰なんだ……谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子暗闇の路地を7つ折れて 自分が今どこにいるのかも わからなくなった きみの前に 不意に現れた 古い道具屋  欠けた壺や 変な彫刻 瓶の中の蛇 歯抜けのタイプライター 耳をすませば かすかな音が 廊下のつきあたり 床の暗がり  僕はここにいる 箱の中に 遠い昔から きみを待ってた 何百何千万回も 電話をかけた 何百何千万回の 間違い電話  やめてください 間違いです あなたは誰? 間違いです 僕はきみを 呼び続けた いつも答は 間違いです でも 今夜きみは来る 必ず来る 月の指先に 操られて フラフラ近づく 気配がしてる ついについについに今夜 きみに会える!  愉快なサーカス 大好きだろう? 虹色テント 弾むジンタ そうだここに 全部そろってる(嘘だけどね) 虎 象 ポニー 真っ二つ美女  僕はここにいる 箱の中に 宇宙の初めから きみを待ってた 胸のワクワクが 止められないよ! 息が荒くなる! 気が遠くなる……  気がつけば 朝の日射しの中 瓦礫を枕に 寝てた中年男 見たこともない国 知らない言葉 ここはどこなんだ 俺は誰なんだ……
走れメロス走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め  それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花  走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって  走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め  それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き  走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって谷山浩子谷山浩子谷山浩子走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め  それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花  走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって  走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め  それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き  走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって
はじまりの丘この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚  ざわざわと風が吹く 風が吹く 灌木をふるわせて 風が吹く 空のハープ かき鳴らして  風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る ひたひたと予感の波……もうすぐ会える  ぼくたちを満たすのは 言葉じゃなく 鮮やかな色彩の 街でもなく  のびやかに息をする 植物と 鳴きかわす 鳥の声 深々と夜をいだく 闇の蒼さ  風が吹く 風が吹く 永遠を 語り合う 退屈も 孤独もなく すべてが見える  ざわざわと風が吹く 風が吹く はじまりの丘に今 僕は立つ 生まれたての 世界を見る  風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る 幻影の王国から すべてを捨てて  この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚  この星をつつんでる 水のように ぼくたちも 永遠の一部になる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚  ざわざわと風が吹く 風が吹く 灌木をふるわせて 風が吹く 空のハープ かき鳴らして  風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る ひたひたと予感の波……もうすぐ会える  ぼくたちを満たすのは 言葉じゃなく 鮮やかな色彩の 街でもなく  のびやかに息をする 植物と 鳴きかわす 鳥の声 深々と夜をいだく 闇の蒼さ  風が吹く 風が吹く 永遠を 語り合う 退屈も 孤独もなく すべてが見える  ざわざわと風が吹く 風が吹く はじまりの丘に今 僕は立つ 生まれたての 世界を見る  風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る 幻影の王国から すべてを捨てて  この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚  この星をつつんでる 水のように ぼくたちも 永遠の一部になる
裸足のきみを僕が知ってる思い出して きみが どんな暮らしを どこでしていても 僕ときみの命をつなぐ絆は 生きていく 今をこえて すべてを過去に変えて 時代はすぎていくけど  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある  いろんな時がある 幸せな時 急ぎ足のとき 深い亀裂の底で 見えない空を見上げてる そんな時も やさしくなれなくても 自分を責めなくていい  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめる  言葉はむなしくなる きみのこと 思い出せば  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめるから  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子思い出して きみが どんな暮らしを どこでしていても 僕ときみの命をつなぐ絆は 生きていく 今をこえて すべてを過去に変えて 時代はすぎていくけど  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある  いろんな時がある 幸せな時 急ぎ足のとき 深い亀裂の底で 見えない空を見上げてる そんな時も やさしくなれなくても 自分を責めなくていい  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめる  言葉はむなしくなる きみのこと 思い出せば  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめるから  裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある
初恋の頃あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 二人あの頃  会えばいつも 照れてばかりいて 大切なことは なにも言えなくて 笑いながら うわさ話とか 他愛のないこと おしゃべりした  ただそれだけで わたし よかったの ただそれだけですべて 満たされた つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃  恋人なら もどかしく思う その距離がなぜか とても愛しくて 心の中 どんな夢よりも 真珠や星より 輝いてた  あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃  そんな 初恋の頃谷山浩子宮崎吾朗・谷山浩子谷山浩子石井AQあなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 二人あの頃  会えばいつも 照れてばかりいて 大切なことは なにも言えなくて 笑いながら うわさ話とか 他愛のないこと おしゃべりした  ただそれだけで わたし よかったの ただそれだけですべて 満たされた つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃  恋人なら もどかしく思う その距離がなぜか とても愛しくて 心の中 どんな夢よりも 真珠や星より 輝いてた  あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃  そんな 初恋の頃
花さかニャンコGOLD LYLICニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ あの子が歩けば花がさく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク  枯れ木に花を ピポパポパ 屋根にも花を ピポパポパ ジャングルジムにも ピポパポパ ピポパポパ!  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ケンカする人 花さかす ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 泣いてる人も 花さかす  頭に花を ピポパポパ 指にも花を ピポパポパ 鼻にも花を ピポパポパ ピポパポパ!  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 仲間がどんどん ふえていく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 次から次へと ふえていく  町中 花を ピポパポパ 国中 花を ピポパポパ 地球がぜんぶ ピポパポパ ピポパポパ!  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ こんどは宇宙にチョーセンだ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ みんな乗りこめ ロケットに  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 銀河に花を さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ブラックホールに さかせましょ  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 宇宙の果てまで 花いっぱい ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンクGOLD LYLIC谷山浩子谷山浩子谷山浩子栗原正己ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ あの子が歩けば花がさく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク  枯れ木に花を ピポパポパ 屋根にも花を ピポパポパ ジャングルジムにも ピポパポパ ピポパポパ!  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ケンカする人 花さかす ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 泣いてる人も 花さかす  頭に花を ピポパポパ 指にも花を ピポパポパ 鼻にも花を ピポパポパ ピポパポパ!  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 仲間がどんどん ふえていく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 次から次へと ふえていく  町中 花を ピポパポパ 国中 花を ピポパポパ 地球がぜんぶ ピポパポパ ピポパポパ!  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ こんどは宇宙にチョーセンだ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ みんな乗りこめ ロケットに  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 銀河に花を さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ブラックホールに さかせましょ  ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 宇宙の果てまで 花いっぱい ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク
はみがき・しゅしゅしゅはみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん  はみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQはみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん  はみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん
春のさけび(初DAWデモ)ちいさな若葉がのびるよに りょうの手 空にさしあげて 大地のかおり すいこめば わたしが緑にそまってく  わたしの中からあふれだす 春のさけびは いのちのさけび こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ  こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ谷山浩子宮崎吾朗谷山浩子ちいさな若葉がのびるよに りょうの手 空にさしあげて 大地のかおり すいこめば わたしが緑にそまってく  わたしの中からあふれだす 春のさけびは いのちのさけび こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ  こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ
ハートのジャックがパイとったハートの女王がパイつくり 夏の日いちにちかかってさ ハートのジャックがパイとった そっくりくすねてどろんした谷山浩子日本語詞:矢川澄子谷山浩子石井AQ・谷山浩子ハートの女王がパイつくり 夏の日いちにちかかってさ ハートのジャックがパイとった そっくりくすねてどろんした
ハートのジャックが有罪であることの証拠の歌おまえはきみが彼に聞いた 彼女は答えた 彼はいい人だけれど わたしも僕が泳げない  やつらに彼がやつは言った 出かけなかったと僕が それをわれらも知ってると彼女が思ったら  僕から彼女に1つ 彼らから彼に2つ きみから僕らに3つか4つか5つか6つか7つ それらは彼からきみに 戻ってきたよ全部 だけどほんとはもとはといえば僕の物でした。  わたしか彼女がこのことに 巻き込まれた時 彼はそなたが彼らを釈放されたよ僕たちも  俺はきみを彼女が癇癪を起こす前まであなたは 彼と我々とそれの間の邪魔な奴って  彼女の一番好きな 彼らのあれらのそれら そのこと絶対言っちゃいけない あいつにも他の誰にも 僕とわたしとおまえとそなたとわしとの秘密 そうさほんとはもとはといえば最初から終わります。谷山浩子日本語詞:谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子おまえはきみが彼に聞いた 彼女は答えた 彼はいい人だけれど わたしも僕が泳げない  やつらに彼がやつは言った 出かけなかったと僕が それをわれらも知ってると彼女が思ったら  僕から彼女に1つ 彼らから彼に2つ きみから僕らに3つか4つか5つか6つか7つ それらは彼からきみに 戻ってきたよ全部 だけどほんとはもとはといえば僕の物でした。  わたしか彼女がこのことに 巻き込まれた時 彼はそなたが彼らを釈放されたよ僕たちも  俺はきみを彼女が癇癪を起こす前まであなたは 彼と我々とそれの間の邪魔な奴って  彼女の一番好きな 彼らのあれらのそれら そのこと絶対言っちゃいけない あいつにも他の誰にも 僕とわたしとおまえとそなたとわしとの秘密 そうさほんとはもとはといえば最初から終わります。
ハーブガーデン風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ からだを温めてね ラベンダー タイム マーシュマロウ  すぐに横になって ゆっくり休んでね 少しでも食べて 力をつけてね  風邪をひいたら カモマイル ヒソップ セージ ローズマリー じゅうぶん睡眠をとってね ヒソップ セージ ローズマリー  できるだけ何度も うがいをくりかえし 汗をかいたなら すぐに着がえてね  少し退屈でも 静かに寝ていてね 遊びに行くのは 元気になってから  風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ 夢の中で遊ぼう ラベンダー タイム マーシュマロウ  わたしたち待ってるよ ヒソップ セージ ローズマリー 夢の中で会えるよ ヒソップ セージ ローズマリー谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ からだを温めてね ラベンダー タイム マーシュマロウ  すぐに横になって ゆっくり休んでね 少しでも食べて 力をつけてね  風邪をひいたら カモマイル ヒソップ セージ ローズマリー じゅうぶん睡眠をとってね ヒソップ セージ ローズマリー  できるだけ何度も うがいをくりかえし 汗をかいたなら すぐに着がえてね  少し退屈でも 静かに寝ていてね 遊びに行くのは 元気になってから  風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ 夢の中で遊ぼう ラベンダー タイム マーシュマロウ  わたしたち待ってるよ ヒソップ セージ ローズマリー 夢の中で会えるよ ヒソップ セージ ローズマリー
パジャマの樹目が醒めて横見ると きみがいる ねえ どうしたの きみは遠くの街にいるはず きみは寝ぼけ顔で こう言った 「だってここは夢の中だもの」  そういえば この部屋はおかしいね きみの部屋とぼくの部屋が まざりあってる いつか見た映画のサーカスが 引き出しに象を 隠してるよ  急いで逃げなくちゃ 悪いサーカスがきみを ずっとさっきからきみを 狙ってるよ さあ逃げよう さあ急いで!  でもアアきみは羽枕 抱きしめて 片方 靴下をはきかけたまま うとうとしてる ダメだよ これ以上待てないよ ハミガキしながら ついておいで  ねえきみ アタマからシャボン玉を出して パジャマの樹にもたれて ほんとにきみはナマケモノなんだね そんなに眠るととけちゃうよ ねえダメだよ 起きておくれ  きみはおぼつかない 足取りで フラフラと ぼくに手をとられて  道はただまっすぐに つづいてる それは思わずタメイキが出るほどまっすぐで この世のものとも 思われない 翼をひろげてる 地平線  ほら きみのダイスキなパジャマの樹 その嬉しそうなきみの笑顔 逢いたかったよ ぼくのきみは 誰もよごせない おろしたての 白いシャツみたい谷山浩子谷山浩子谷山浩子斉藤ネコ目が醒めて横見ると きみがいる ねえ どうしたの きみは遠くの街にいるはず きみは寝ぼけ顔で こう言った 「だってここは夢の中だもの」  そういえば この部屋はおかしいね きみの部屋とぼくの部屋が まざりあってる いつか見た映画のサーカスが 引き出しに象を 隠してるよ  急いで逃げなくちゃ 悪いサーカスがきみを ずっとさっきからきみを 狙ってるよ さあ逃げよう さあ急いで!  でもアアきみは羽枕 抱きしめて 片方 靴下をはきかけたまま うとうとしてる ダメだよ これ以上待てないよ ハミガキしながら ついておいで  ねえきみ アタマからシャボン玉を出して パジャマの樹にもたれて ほんとにきみはナマケモノなんだね そんなに眠るととけちゃうよ ねえダメだよ 起きておくれ  きみはおぼつかない 足取りで フラフラと ぼくに手をとられて  道はただまっすぐに つづいてる それは思わずタメイキが出るほどまっすぐで この世のものとも 思われない 翼をひろげてる 地平線  ほら きみのダイスキなパジャマの樹 その嬉しそうなきみの笑顔 逢いたかったよ ぼくのきみは 誰もよごせない おろしたての 白いシャツみたい
パズル違う そこじゃない わたし そこじゃない おかしなかたちの 月が笑い出す 違う そこじゃない わたし そこじゃない もう一度よく見て 制限時間以内に  月のパズル わたし ここにいる? ここにいない? 闇の目をしたウサギが走り出した  1-2-3-4 Now つかまえて 零コンマ1秒で 入れ替わる すり替わる 嘘とほんとに気をつけてね 1-2-3-4 Stop つかまえた それはわたしじゃない うりふたつの人形でした 夢幻の迷宮へようこそ  月は残酷な 運命のミストレス チェスの駒のように わたしを並べて 月は冷酷な 法則の支配者 複雑怪奇な このパズルを組み立てた  あの時から わたしここにいる? ここにいない? 待ち続けてた 自由になれる時を  1-2-3-4 Now つかまえて 逃げていく心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた さてそれは誰でしょう? かなうでしょうか わたしの夢 戒厳令下のロマンス  冷たい 淋しい うれしい おかしい 壊れる 千切れる 心 心 光の速さで 光が逃げれば 光の速さを 闇が追い抜く  終わらぬ夜を 終わらぬ夜がなぞる  1-2-3-4 Now つかまえて 揺れ揺れる心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた 千の鍵が砕けた ごめんね それも人形でした 無限の迷宮へようこそ谷山浩子谷山浩子菊池潤也蓜島邦明違う そこじゃない わたし そこじゃない おかしなかたちの 月が笑い出す 違う そこじゃない わたし そこじゃない もう一度よく見て 制限時間以内に  月のパズル わたし ここにいる? ここにいない? 闇の目をしたウサギが走り出した  1-2-3-4 Now つかまえて 零コンマ1秒で 入れ替わる すり替わる 嘘とほんとに気をつけてね 1-2-3-4 Stop つかまえた それはわたしじゃない うりふたつの人形でした 夢幻の迷宮へようこそ  月は残酷な 運命のミストレス チェスの駒のように わたしを並べて 月は冷酷な 法則の支配者 複雑怪奇な このパズルを組み立てた  あの時から わたしここにいる? ここにいない? 待ち続けてた 自由になれる時を  1-2-3-4 Now つかまえて 逃げていく心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた さてそれは誰でしょう? かなうでしょうか わたしの夢 戒厳令下のロマンス  冷たい 淋しい うれしい おかしい 壊れる 千切れる 心 心 光の速さで 光が逃げれば 光の速さを 闇が追い抜く  終わらぬ夜を 終わらぬ夜がなぞる  1-2-3-4 Now つかまえて 揺れ揺れる心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた 千の鍵が砕けた ごめんね それも人形でした 無限の迷宮へようこそ
PUPPYいとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね  スキだよPUPPY 迎えにきてくれたの スキだよPUPPY 青空と草の道 きみとふたりで帰る 恋人同士みたいに なかよく  きみはまだ少年のあどけなさで めずらしいおもちゃ箱 かきまわすよ  スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくはきれいじゃなくて きみといると少しだけ 落ちこむこともあるんだ 時には  スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくを守るつもり からだも小さいくせに まるでナイトみたいな顔して  いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね  いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね ぼくたちといるだけで ゴキゲンだね谷山浩子谷山浩子谷山浩子いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね  スキだよPUPPY 迎えにきてくれたの スキだよPUPPY 青空と草の道 きみとふたりで帰る 恋人同士みたいに なかよく  きみはまだ少年のあどけなさで めずらしいおもちゃ箱 かきまわすよ  スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくはきれいじゃなくて きみといると少しだけ 落ちこむこともあるんだ 時には  スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくを守るつもり からだも小さいくせに まるでナイトみたいな顔して  いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね  いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね ぼくたちといるだけで ゴキゲンだね
パラソル天動説僕らのまわりを 月が回る 星が回る 太陽が回る くるくる休みなく 彼らが回ると同時に 僕らもまた回っている 互いにそれぞれ回って それぞれめまいを起こして  足がもつれてる ふらふら揺れてる 宇宙の船酔い 天空抜けて落ちていく  月と太陽の軌道 斜めに横切って メガネが回ってる 一日ひとまわり メガネはきみの忘れ物 きのう会社に忘れてきた きみが忘れたものはなぜか 次々空を回りだす  帽子に手鏡 スカーフ ボールペン 読みかけの本に 花柄のパラソル…パラソル…  それはきみの誕生日に 僕があげたプレゼントさ 「日傘すごくほしかったの ぜったい大事にするからね」って 言った次の日 駅に忘れてきた もうあげないよ 日傘あげないよ  それはそれとして すごいことに気がついたんだ パラソルが仮に 動いていなくて 他のあらゆる天体が そのまわりを回っている そう考えると 全てが驚くほど単純になる  くわしい説明は省略するけど 要するに 僕の愛はとてつもなく深いっていうこと きみを抱きしめて 宇宙の井戸から 天空抜けて落ちていく谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子僕らのまわりを 月が回る 星が回る 太陽が回る くるくる休みなく 彼らが回ると同時に 僕らもまた回っている 互いにそれぞれ回って それぞれめまいを起こして  足がもつれてる ふらふら揺れてる 宇宙の船酔い 天空抜けて落ちていく  月と太陽の軌道 斜めに横切って メガネが回ってる 一日ひとまわり メガネはきみの忘れ物 きのう会社に忘れてきた きみが忘れたものはなぜか 次々空を回りだす  帽子に手鏡 スカーフ ボールペン 読みかけの本に 花柄のパラソル…パラソル…  それはきみの誕生日に 僕があげたプレゼントさ 「日傘すごくほしかったの ぜったい大事にするからね」って 言った次の日 駅に忘れてきた もうあげないよ 日傘あげないよ  それはそれとして すごいことに気がついたんだ パラソルが仮に 動いていなくて 他のあらゆる天体が そのまわりを回っている そう考えると 全てが驚くほど単純になる  くわしい説明は省略するけど 要するに 僕の愛はとてつもなく深いっていうこと きみを抱きしめて 宇宙の井戸から 天空抜けて落ちていく
光る馬車夜空を細長く切りとる 月明りの窓 窓辺にたたずむあなたの影だけを いつまでもわたし みつめてた  あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して  世界のどこにもない街の どこにもない部屋 どこにもいない人 今だけの恋人 今だけの夢を抱きしめた  愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して  寝静まる青い街並みを 幻影の光る馬車が行く 遠ざかる馬車の鈴の音が あなたの言葉を耳に繰り返す (愛してる きみを誰よりも) (愛してる 時が流れても) (愛してる ぼくは変わらない) 遠のく鈴の音だけが いつまでも消えない  あなたの心に 生きつづけることが 死ぬよりも もっと淋しいの  あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して  愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して谷山浩子谷山浩子谷山浩子夜空を細長く切りとる 月明りの窓 窓辺にたたずむあなたの影だけを いつまでもわたし みつめてた  あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して  世界のどこにもない街の どこにもない部屋 どこにもいない人 今だけの恋人 今だけの夢を抱きしめた  愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して  寝静まる青い街並みを 幻影の光る馬車が行く 遠ざかる馬車の鈴の音が あなたの言葉を耳に繰り返す (愛してる きみを誰よりも) (愛してる 時が流れても) (愛してる ぼくは変わらない) 遠のく鈴の音だけが いつまでも消えない  あなたの心に 生きつづけることが 死ぬよりも もっと淋しいの  あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して  愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して
ひとみの永遠明け方の窓に うつした青空 いつまでも ここにいたい いつまでも このままで  わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない あなたを……  ふしぎな力が あなたとわたしを ひきよせて ひきはなして そしてまた この朝に  わずかなひととき 言葉をかわして 手をふった 笑いながら 手をふった さよならと  わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない  あなたを……谷山浩子谷山浩子谷山浩子明け方の窓に うつした青空 いつまでも ここにいたい いつまでも このままで  わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない あなたを……  ふしぎな力が あなたとわたしを ひきよせて ひきはなして そしてまた この朝に  わずかなひととき 言葉をかわして 手をふった 笑いながら 手をふった さよならと  わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない  あなたを……
ひとりでお帰り明りの消えた真夜中の街 舗道に軽い音をたて ひとりできみは まだ踊ってる 夢の終わりを信じない  いつまでそこにいるの つま先立ち 跳ねておどけて いつまでそこにいるの まわりにはもう誰もいない  ひとりになったきみの隣に 寄り添うやせた影法師 右手をふれば左手をふる うずくまればうずくまる  きみの今のその淋しさが 遠い街の見知らぬ人の 孤独な夜を照らす ささやかな灯に変わるだろう  店じまいした空の上から 満月 きみに声かける 暗くけわしい道をわたしが 照らしていてあげるから  どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り  たとえば夜が深く 暗がりに足が怯えても まっすぐに顔を上げて 心の闇に沈まないで  どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り谷山浩子谷山浩子谷山浩子明りの消えた真夜中の街 舗道に軽い音をたて ひとりできみは まだ踊ってる 夢の終わりを信じない  いつまでそこにいるの つま先立ち 跳ねておどけて いつまでそこにいるの まわりにはもう誰もいない  ひとりになったきみの隣に 寄り添うやせた影法師 右手をふれば左手をふる うずくまればうずくまる  きみの今のその淋しさが 遠い街の見知らぬ人の 孤独な夜を照らす ささやかな灯に変わるだろう  店じまいした空の上から 満月 きみに声かける 暗くけわしい道をわたしが 照らしていてあげるから  どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り  たとえば夜が深く 暗がりに足が怯えても まっすぐに顔を上げて 心の闇に沈まないで  どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り
秘密の花園永遠に 明けない明け方 沈まない三日月 枯れない花  すべてが きみの手の中に すべてを きみが創り出した  動かない 魔法の明け方 眠る宝石たち 黄金の鳥  友だちが(きみは) ほしかったんだよね(ひとりだから) ひどいこと(何も) するつもりじゃなくて(知らずに)  秘密の花園に 彼のこと閉じこめて ふたりで遊べると そう心から信じてたんだ  もう彼は(二度と) 二度と目覚めない(呼びかけても) 美しい(青い) 瞳はガラス玉(ガラス玉)  秘密の花園に 彼のこと閉じこめた 少しだけやりすぎた そう少しだけ ほんの少しだけ  AH 誰もいない(空に) AH きみの声が(響く) こんなに愛してるのに なぜ  長い時 長い長い時 長い長い長い時が過ぎた  永遠に 明けない明け方 永遠に消えない きみはひとり谷山浩子谷山浩子新居昭乃保刈久明永遠に 明けない明け方 沈まない三日月 枯れない花  すべてが きみの手の中に すべてを きみが創り出した  動かない 魔法の明け方 眠る宝石たち 黄金の鳥  友だちが(きみは) ほしかったんだよね(ひとりだから) ひどいこと(何も) するつもりじゃなくて(知らずに)  秘密の花園に 彼のこと閉じこめて ふたりで遊べると そう心から信じてたんだ  もう彼は(二度と) 二度と目覚めない(呼びかけても) 美しい(青い) 瞳はガラス玉(ガラス玉)  秘密の花園に 彼のこと閉じこめた 少しだけやりすぎた そう少しだけ ほんの少しだけ  AH 誰もいない(空に) AH きみの声が(響く) こんなに愛してるのに なぜ  長い時 長い長い時 長い長い長い時が過ぎた  永遠に 明けない明け方 永遠に消えない きみはひとり
ピエレット悲しみだけが 胸をふさぐ夜 あまえる人が 誰もいない夜 目をとじてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと  世界中の人が きみを嫌いでも たとえすべてが きみに背をむけても ねぇ 生きてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 笛を吹く  どんな小さな 子供の胸にも どんなかわいた 人の心にも たとえ息をひきとる その瀬戸ぎわにさえ ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く もえるかすかないのち ひろがれ 海のように  だから 誰も きみを殺せない 誰も 誰かを 殺しちゃいけない きみは 生きて行けよ きみの 心の奥で ピエレットが 踊るから ピエレットが 踊るから きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 踊るから谷山浩子谷山浩子谷山浩子悲しみだけが 胸をふさぐ夜 あまえる人が 誰もいない夜 目をとじてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと  世界中の人が きみを嫌いでも たとえすべてが きみに背をむけても ねぇ 生きてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 笛を吹く  どんな小さな 子供の胸にも どんなかわいた 人の心にも たとえ息をひきとる その瀬戸ぎわにさえ ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く もえるかすかないのち ひろがれ 海のように  だから 誰も きみを殺せない 誰も 誰かを 殺しちゃいけない きみは 生きて行けよ きみの 心の奥で ピエレットが 踊るから ピエレットが 踊るから きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 踊るから
Pyun Pyunきいて 秋風わたしの恋が終わったの わたしのほうがいつでも少し片思い だけどこんなふうに終わるなんて思ってなかった 「ほんとは好きじゃなかった ごめんね」なんて カンタンな人ね Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun 好きだよ きみはすてきさ Pyun Pyun そら耳 それでもかまわない Pyun Pyun もう一度 まねして 彼の声  彼とあの娘が話してたのは夕暮れの 川ぞいの道 バイクをとめていつまでも 彼がみつめていた まるい瞳 くせのある髪 わたし心・体ぜんぶすててあの子になりたい Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun だめだよ きみが消えたら Pyun Pyun 小鳥も青空もかくれるよ Pyun Pyun 世界が毎日雨降りさ  風は気まぐれ口がうまいと知ってるわ ピエロみたいにふざけるだけよ 本気じゃない だけどこんな日には風がなぜかやさしくみえて 素直に腕をとってしまう もう少しそばにいて Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり  Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり谷山浩子谷山浩子谷山浩子大村雅朗きいて 秋風わたしの恋が終わったの わたしのほうがいつでも少し片思い だけどこんなふうに終わるなんて思ってなかった 「ほんとは好きじゃなかった ごめんね」なんて カンタンな人ね Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun 好きだよ きみはすてきさ Pyun Pyun そら耳 それでもかまわない Pyun Pyun もう一度 まねして 彼の声  彼とあの娘が話してたのは夕暮れの 川ぞいの道 バイクをとめていつまでも 彼がみつめていた まるい瞳 くせのある髪 わたし心・体ぜんぶすててあの子になりたい Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun だめだよ きみが消えたら Pyun Pyun 小鳥も青空もかくれるよ Pyun Pyun 世界が毎日雨降りさ  風は気まぐれ口がうまいと知ってるわ ピエロみたいにふざけるだけよ 本気じゃない だけどこんな日には風がなぜかやさしくみえて 素直に腕をとってしまう もう少しそばにいて Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり  Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり
ピヨの恩返しよくお休みのところ ちょっと失礼しますね いえ、そのまま 寝たまま どうぞそのままで 今まで言えなかった ひみつの打ち明け話 目を覚まさず寝たまま 聞いてくださいね  実を言えばわたし ええ、あなたの妻ですが これにはいろいろと 深いわけが 事情が 何と言ったらいいのか…  あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし  お薬ぬってくださって お水飲ませてくださって おいしいトウモロコシやキャベツ お豆もいただいて お布団に入れてくださって 背中をなでてくださって 命助けてくださって ありがとございます  突然いなくなって 心配かけてごめんなさい あなたに恋をして つらくてピヨ 黙って家を出たピヨ  あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし  ニワトリになるのあきらめて 人間の姿になって あなたに会いに来るまでに 苦労もありました 会ってすぐ惹かれあって 恋人から夫婦になって ともに過ごした日々 あしたで50年  家族のために 料理 そうじ せんたく 50年 子どもたちも孫も 巣立ち 今は あなたとふたりきりピヨ  生まれてきてよかった 生きててよかったピヨ ずっと ずっと これからも あなたと生きていくピヨ  あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし  よくお休みのところ たいへん失礼しました 今まで話したことは 全部嘘ですよ ヒヨコが人になるなんて そんなわけないです そうですよ 見えますか 窓の外 月がきれいです谷山浩子谷山浩子谷山浩子栗原正己よくお休みのところ ちょっと失礼しますね いえ、そのまま 寝たまま どうぞそのままで 今まで言えなかった ひみつの打ち明け話 目を覚まさず寝たまま 聞いてくださいね  実を言えばわたし ええ、あなたの妻ですが これにはいろいろと 深いわけが 事情が 何と言ったらいいのか…  あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし  お薬ぬってくださって お水飲ませてくださって おいしいトウモロコシやキャベツ お豆もいただいて お布団に入れてくださって 背中をなでてくださって 命助けてくださって ありがとございます  突然いなくなって 心配かけてごめんなさい あなたに恋をして つらくてピヨ 黙って家を出たピヨ  あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし  ニワトリになるのあきらめて 人間の姿になって あなたに会いに来るまでに 苦労もありました 会ってすぐ惹かれあって 恋人から夫婦になって ともに過ごした日々 あしたで50年  家族のために 料理 そうじ せんたく 50年 子どもたちも孫も 巣立ち 今は あなたとふたりきりピヨ  生まれてきてよかった 生きててよかったピヨ ずっと ずっと これからも あなたと生きていくピヨ  あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし  よくお休みのところ たいへん失礼しました 今まで話したことは 全部嘘ですよ ヒヨコが人になるなんて そんなわけないです そうですよ 見えますか 窓の外 月がきれいです
フィンランドフィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国  仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国  フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国  ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国  フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国  海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に  フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国  フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国  そんな感じの国 どこかにある国谷山浩子Michael PalinMichael Palin小室等フィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国  仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国  フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国  ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国  フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国  海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に  フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国  フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国  そんな感じの国 どこかにある国
袋井市歌~ここがふるさと~大きくひらけた 大地の上を 駆けぬけていく 遠州の風 風に吹かれて 私は生きる どんな時にも たくましい心で  飾らぬ言葉 まっすぐなまなざし 見守る空は どこまでも広い  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく  折々の花や 誇らかな果実 あふれるほどの 田園の恵み 思いのままに 私は歩く どんな場所へも 道は続いている  歴史をいだく 北の山から 碧くきらめく 南の海まで  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく  西へ東へと 行き交う旅人 どうぞひととき 足を休めて 友と語らう 安らぎに似て どんな人にも ここはやさしいから  人と自然が 温かく寄り添い 豊かな時が ゆっくり流れる  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく谷山浩子谷山浩子大島ミチル大きくひらけた 大地の上を 駆けぬけていく 遠州の風 風に吹かれて 私は生きる どんな時にも たくましい心で  飾らぬ言葉 まっすぐなまなざし 見守る空は どこまでも広い  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく  折々の花や 誇らかな果実 あふれるほどの 田園の恵み 思いのままに 私は歩く どんな場所へも 道は続いている  歴史をいだく 北の山から 碧くきらめく 南の海まで  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく  西へ東へと 行き交う旅人 どうぞひととき 足を休めて 友と語らう 安らぎに似て どんな人にも ここはやさしいから  人と自然が 温かく寄り添い 豊かな時が ゆっくり流れる  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく  袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく
不思議な手紙不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に 見覚えのない文字だけど なつかしさがふとこみあげて あけてみると 白いびんせん たった一枚 だったひとこと  「もうすぐだよ もうすぐだよ」 その時ボクらの心をそっと走りぬけた風のようなもの  不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に あなたはどんな顔してるの どんなこと話すの どんな声で でかけて行くよ あなたに会いに きっとあなたをみつけに行くよ  もうすぐだよ! もうすぐだよ! あなたの声の呼ぶほうへボクらは歩くよ 口笛吹いてさ  どこかの街でめぐり会えたら ほほえみかけて名前呼んでね  もうすぐだよ! もうすぐだよ! ボクらは気ままな旅人 風を道連れにどこまでも歩く谷山浩子谷山浩子谷山浩子不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に 見覚えのない文字だけど なつかしさがふとこみあげて あけてみると 白いびんせん たった一枚 だったひとこと  「もうすぐだよ もうすぐだよ」 その時ボクらの心をそっと走りぬけた風のようなもの  不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に あなたはどんな顔してるの どんなこと話すの どんな声で でかけて行くよ あなたに会いに きっとあなたをみつけに行くよ  もうすぐだよ! もうすぐだよ! あなたの声の呼ぶほうへボクらは歩くよ 口笛吹いてさ  どこかの街でめぐり会えたら ほほえみかけて名前呼んでね  もうすぐだよ! もうすぐだよ! ボクらは気ままな旅人 風を道連れにどこまでも歩く
双子の鳥風から生まれた 双子の鳥がいた 生まれた時から 一緒に生きていた 赤い実 青い実 ふたりで分けあって 同じとき笑って 同じとき泣いたよ  やがておとなになり ふたりは別々に 小高い山の上へ 深い森の奥へ それでも心は いつもつながってた 同じとき眠って 同じとき目覚めた  空へと帰る日が ひとりにおとずれた 姿が見えない 呼んでも声はない こんなこと 今まで 思いもしなかった ひとりはうずくまる 夜は暗く長く  風から生まれた 双子の鳥が飛ぶ 真っ白な翼と 透明な翼が 重なり よりそい 大空飛んでいく 泣かないで ぼくはいつも きみの中にいるよ  ふたりの翼が 明日へと飛んでいく 生きていけ ぼくはいつも きみの中にいるよ谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子風から生まれた 双子の鳥がいた 生まれた時から 一緒に生きていた 赤い実 青い実 ふたりで分けあって 同じとき笑って 同じとき泣いたよ  やがておとなになり ふたりは別々に 小高い山の上へ 深い森の奥へ それでも心は いつもつながってた 同じとき眠って 同じとき目覚めた  空へと帰る日が ひとりにおとずれた 姿が見えない 呼んでも声はない こんなこと 今まで 思いもしなかった ひとりはうずくまる 夜は暗く長く  風から生まれた 双子の鳥が飛ぶ 真っ白な翼と 透明な翼が 重なり よりそい 大空飛んでいく 泣かないで ぼくはいつも きみの中にいるよ  ふたりの翼が 明日へと飛んでいく 生きていけ ぼくはいつも きみの中にいるよ
二人目の人類真夜中に目が覚めて となりを見ると わたししかいないはずの この部屋の中 誰かが寝ていた  この人は誰? わたしではないし この人は誰? 影ではないし  静かな部屋に寝息の音が はっきりきこえる さわってみると温かい 腕も胸も肩も 確かに生きてる  この人は誰? わたしではないし この人は誰? 夢ではないし  この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類  眠るあなたのうしろの闇に 何十億の 見知らぬ母が 見知らぬ兄が 見知らぬ友が ふと見えた気がした  この人は誰? わたしでない誰か この人は誰? どうしてここにいるの?  この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類  世界にとってみれば ちっぽけなひとり だけどわたしにとっては 初めての いとおしい魂谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子真夜中に目が覚めて となりを見ると わたししかいないはずの この部屋の中 誰かが寝ていた  この人は誰? わたしではないし この人は誰? 影ではないし  静かな部屋に寝息の音が はっきりきこえる さわってみると温かい 腕も胸も肩も 確かに生きてる  この人は誰? わたしではないし この人は誰? 夢ではないし  この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類  眠るあなたのうしろの闇に 何十億の 見知らぬ母が 見知らぬ兄が 見知らぬ友が ふと見えた気がした  この人は誰? わたしでない誰か この人は誰? どうしてここにいるの?  この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類  世界にとってみれば ちっぽけなひとり だけどわたしにとっては 初めての いとおしい魂
不眠の力恋する人は眠れない 恋する人は眠れない  真夜中に 天井をとおして星を見る 星はわたしの瞳の レンズに降りてくる それは世にも恐ろしい 星座のかたち それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号  恋する人は眠れない 恋する人は眠れない  明け方に彼の家のまわり 5キロ四方 いちめんの砂漠になる 人は死に絶える 鳥も獣も魚も 水も緑も 干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと  そして砂漠はさらに ひろがりつづける 消える街 渇れる海  やがて彼の美しい 死骸の上に 自由になった わたしの心がかがみこむ 一度だけのくちづけの 夢をかなえるため すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた  誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる  たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても あなたにとどかない 想いはとどかない 大きく開いたままの目に 星座は焦げつき 瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子恋する人は眠れない 恋する人は眠れない  真夜中に 天井をとおして星を見る 星はわたしの瞳の レンズに降りてくる それは世にも恐ろしい 星座のかたち それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号  恋する人は眠れない 恋する人は眠れない  明け方に彼の家のまわり 5キロ四方 いちめんの砂漠になる 人は死に絶える 鳥も獣も魚も 水も緑も 干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと  そして砂漠はさらに ひろがりつづける 消える街 渇れる海  やがて彼の美しい 死骸の上に 自由になった わたしの心がかがみこむ 一度だけのくちづけの 夢をかなえるため すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた  誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる  たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても あなたにとどかない 想いはとどかない 大きく開いたままの目に 星座は焦げつき 瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる
冬の果実~グレアム~ボクの胸 まるで 固すぎた果実 このままでいれば 誰にもわからない わからないままで 朽ちて行けたのに  誰かがボクを口に含んでみる 白い歯を立てる ボクの痛みよりも 彼のとまどいが 胸に突き刺さる  このままでいれば このままでいれば 何も見ずに 何も聞かずに 何も 何も このままでいれば このままでいれば 生きて行けたはずなのに  ボクの腕の中 とびこんだきみは 傷ついた小鳥 かすかな気配にも おびえた目をして ボクに しがみつく  つめたいからだを あたためておくれ きみのかぼそいその両手で 抱いておくれ 凍えた心を あたためておくれ 今は寒い冬の中谷山浩子谷山浩子谷山浩子ボクの胸 まるで 固すぎた果実 このままでいれば 誰にもわからない わからないままで 朽ちて行けたのに  誰かがボクを口に含んでみる 白い歯を立てる ボクの痛みよりも 彼のとまどいが 胸に突き刺さる  このままでいれば このままでいれば 何も見ずに 何も聞かずに 何も 何も このままでいれば このままでいれば 生きて行けたはずなのに  ボクの腕の中 とびこんだきみは 傷ついた小鳥 かすかな気配にも おびえた目をして ボクに しがみつく  つめたいからだを あたためておくれ きみのかぼそいその両手で 抱いておくれ 凍えた心を あたためておくれ 今は寒い冬の中
ブルーブルーブルーくじゃくの羽根では 空をとべないわ そうよ いくらきれいでも 都会をいろどる とべない鳥たち だから 淋しそうな目をしている  こつんとアスファルトが かわいた音をたてた 午後のMain Street 風が鳴る わたしをつれて行ってよ とがったヒール投げ捨てれば 素足が 翼にかわるの  Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年  箱庭みたいな 自分の世界を わたし 出ていくわいつか あなたの中から 風の声がする こんなビルとビルの 狭間にいても  明るい青 暗い青 ガラスの青 燃える青 こんなにもたくさんの 青でいっぱいね世界は 今まで知らなかったの そしてあなたは いちばん輝く  Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年  あなたの響<声が わたしの名前呼んだ 光るWednesday はじまりね 思わぬ強いちから 腕をつかんで走る 街をかけぬけ フワリと舞い上がる  Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年  Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年谷山浩子谷山浩子谷山浩子くじゃくの羽根では 空をとべないわ そうよ いくらきれいでも 都会をいろどる とべない鳥たち だから 淋しそうな目をしている  こつんとアスファルトが かわいた音をたてた 午後のMain Street 風が鳴る わたしをつれて行ってよ とがったヒール投げ捨てれば 素足が 翼にかわるの  Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年  箱庭みたいな 自分の世界を わたし 出ていくわいつか あなたの中から 風の声がする こんなビルとビルの 狭間にいても  明るい青 暗い青 ガラスの青 燃える青 こんなにもたくさんの 青でいっぱいね世界は 今まで知らなかったの そしてあなたは いちばん輝く  Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年  あなたの響<声が わたしの名前呼んだ 光るWednesday はじまりね 思わぬ強いちから 腕をつかんで走る 街をかけぬけ フワリと舞い上がる  Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年  Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年
放課後しのつく雨 放課後の校庭で きみとぼくは それぞれの傘をさして たたずんでいた  ひと気のない 校庭は淋しくて 話すことも みつからないまま きみの呼吸だけを 感じてた  きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな  クラス一の人嫌いで通ってる ぼくがなぜか おとなしいきみを いつも見ていたことを  知ってるのは 教室の窓とドア 声をかけて 声をききたくて だけど何もできず 黙ってた  まるで奇跡が ぼくの胸に 不思議な力 くれたみたいだ きみの笑顔が ぼくを洗う ぼくの過去 ぼくの今 未来を  きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな谷山浩子谷山浩子谷山浩子橋本一子しのつく雨 放課後の校庭で きみとぼくは それぞれの傘をさして たたずんでいた  ひと気のない 校庭は淋しくて 話すことも みつからないまま きみの呼吸だけを 感じてた  きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな  クラス一の人嫌いで通ってる ぼくがなぜか おとなしいきみを いつも見ていたことを  知ってるのは 教室の窓とドア 声をかけて 声をききたくて だけど何もできず 黙ってた  まるで奇跡が ぼくの胸に 不思議な力 くれたみたいだ きみの笑顔が ぼくを洗う ぼくの過去 ぼくの今 未来を  きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな
ほうき星の歌空は空の色 水は水の色 人たちは土の上 やわらかな夢をみていた 世界はとてつもなく 大きな万華鏡 触れるたびに まわすたびに さまざまなものを みせてくれた  それから長い時が流れて 流れる時に おし流されて 人の世界だけが変わっていった 知らず知らずに変わっていった  夜は短くなる 星はかわいてゆく 人たちは夢からさめ せわしく何かを考えはじめた 最後の光る夢 気まぐれほうき星 きらめいてきらめいて わたしの眠りの中へ  今夜もまた たずねてきたよ 足音しのばせ 窓をたたいた 目をあけてよ 僕は 僕はここだよ 忘れちゃいやだよ 僕はここだよ谷山浩子谷山浩子谷山浩子空は空の色 水は水の色 人たちは土の上 やわらかな夢をみていた 世界はとてつもなく 大きな万華鏡 触れるたびに まわすたびに さまざまなものを みせてくれた  それから長い時が流れて 流れる時に おし流されて 人の世界だけが変わっていった 知らず知らずに変わっていった  夜は短くなる 星はかわいてゆく 人たちは夢からさめ せわしく何かを考えはじめた 最後の光る夢 気まぐれほうき星 きらめいてきらめいて わたしの眠りの中へ  今夜もまた たずねてきたよ 足音しのばせ 窓をたたいた 目をあけてよ 僕は 僕はここだよ 忘れちゃいやだよ 僕はここだよ
星のマリオネット星が降るよ星が降るよ あたしの心の中を 星が降るよ 星が降るよ あたしの心の中を 風が通るよ そうよ今夜 糸が切れて あなたのその手をはなれ 歩き出すのよ  世界中きらきらの 星くずの中 あなたのことも ぬくもりも すぐ忘れてしまう  寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ  星が降れば 星が降れば はるか遠くで誰か 呼んでるみたい ひとり歩きの マリオネット なんにも見えない 雲の雲の中さ  遠くまで行けそうな 不思議な夜 さよならあなた 手をふるあなた 素敵よ とても  寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ  ひとりが淋しいなんて ただの病気さ谷山浩子谷山浩子谷山浩子星が降るよ星が降るよ あたしの心の中を 星が降るよ 星が降るよ あたしの心の中を 風が通るよ そうよ今夜 糸が切れて あなたのその手をはなれ 歩き出すのよ  世界中きらきらの 星くずの中 あなたのことも ぬくもりも すぐ忘れてしまう  寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ  星が降れば 星が降れば はるか遠くで誰か 呼んでるみたい ひとり歩きの マリオネット なんにも見えない 雲の雲の中さ  遠くまで行けそうな 不思議な夜 さよならあなた 手をふるあなた 素敵よ とても  寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ  ひとりが淋しいなんて ただの病気さ
ほしのよる明るいほしのてるよるは ほしの光にさそわれて わたしはさんぽに出たくなる でんちゅうの光と ほしの光 わたしはうたってみたくなる谷山浩子谷山浩子谷山浩子明るいほしのてるよるは ほしの光にさそわれて わたしはさんぽに出たくなる でんちゅうの光と ほしの光 わたしはうたってみたくなる
僕は帰る きっと帰る地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ!  ひとりでフラフラ遊び回ってたら いつのまにかこんなに 遠いとこまで来てた おかしな世界に迷いこんだみたい どこまでつづくコスモス どこまでも同じ景色  星がバラバラ落ちてくる 果てない線路の上を ずっと歩いて 僕は歩いて あきらめないで  地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ!  なんだかあやふやで 頼りない気分さ 名前や性別もうまく思い出せないよ こんなこと初めて きみと離れすぎて 呼吸や歩き方までも もう忘れそうさ  きみが僕を呼んでるよ 遠くてもきこえるんだ 僕は帰るよ 時を超えても きみのところへ!  巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみに会いたい  地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ!  巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみのところへ 今!谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ!  ひとりでフラフラ遊び回ってたら いつのまにかこんなに 遠いとこまで来てた おかしな世界に迷いこんだみたい どこまでつづくコスモス どこまでも同じ景色  星がバラバラ落ちてくる 果てない線路の上を ずっと歩いて 僕は歩いて あきらめないで  地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ!  なんだかあやふやで 頼りない気分さ 名前や性別もうまく思い出せないよ こんなこと初めて きみと離れすぎて 呼吸や歩き方までも もう忘れそうさ  きみが僕を呼んでるよ 遠くてもきこえるんだ 僕は帰るよ 時を超えても きみのところへ!  巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみに会いたい  地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ!  巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみのところへ 今!
ボクハ・キミガ・スキスキという気持ちはただのワガママ だからそうさ 誰にも知られないように 何もないふりして きみと話してる 言葉と笑顔で 嘘を重ねてる  トモダチとトモダチと呪文のように 繰り返す ひとりの夜更けの部屋の中 そんな言葉には 何の力もなく 言えないひとことが 部屋を埋めつくす ボクハキミガスキ  なにも手につかなくて きみの住んでる 街の中 ひとりでうろつき歩いた 百年歩いても きみには逢えない 見知らぬ人たちで 街は樹海になる  ぼくはもう 目の前のビルのネオンの あの赤い模様になってしまいたい どんなに願っても きみには逢えない こうして今ぼくが生きていることさえ きみにとっては たいした意味がない ボクハキミガスキ  きみときみのコイビトが笑って手をふる ぼくも手をふり返しそのまま駆けだして 後ろも見ないで家に帰るふりで 路地裏の壁に背中をぶつけてる  ぼくはまるでポケットにおしこめられた 鳩のように身動きもできず もがいてる 誰にも言えない きみにも言えない きみは気づかない ずっと気づかない たとえ気づいてもどうしようもない  ボクハキミガスキ ボクハキミガスキ谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子スキという気持ちはただのワガママ だからそうさ 誰にも知られないように 何もないふりして きみと話してる 言葉と笑顔で 嘘を重ねてる  トモダチとトモダチと呪文のように 繰り返す ひとりの夜更けの部屋の中 そんな言葉には 何の力もなく 言えないひとことが 部屋を埋めつくす ボクハキミガスキ  なにも手につかなくて きみの住んでる 街の中 ひとりでうろつき歩いた 百年歩いても きみには逢えない 見知らぬ人たちで 街は樹海になる  ぼくはもう 目の前のビルのネオンの あの赤い模様になってしまいたい どんなに願っても きみには逢えない こうして今ぼくが生きていることさえ きみにとっては たいした意味がない ボクハキミガスキ  きみときみのコイビトが笑って手をふる ぼくも手をふり返しそのまま駆けだして 後ろも見ないで家に帰るふりで 路地裏の壁に背中をぶつけてる  ぼくはまるでポケットにおしこめられた 鳩のように身動きもできず もがいてる 誰にも言えない きみにも言えない きみは気づかない ずっと気づかない たとえ気づいてもどうしようもない  ボクハキミガスキ ボクハキミガスキ
ポプラ・ポプラポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路  ポプラ・ポプラ 白い息が 「おはよう」と 追いこしてゆく きょうは少し うつむきがち 思わず 頬をそめた  ひとりの人の色に 世界がそまる 一日その人だけ みつめて過ぎてゆく  ポプラ・ポプラ そんなふうに 自分が変わっていくのが なんとなく 悲しい気持ち 心が とまどってる  いつのまにか 彼の前で わたしの声 あまえている 友だちに 知られたくない わたしが わたしじゃない  放課後の窓ぎわの 気ままなおしゃべり 友だちの輪の中で 笑いころげていた  ポプラ・ポプラ あの自由な 日だまりのような時間が 永遠に つづいていくと わけもなく 信じてたの  透明な水のような きのうが終わる 嫌いにならないでね 恋をしたわたしを  風に向かい 空に向かい まっすぐに背すじをのばす ポプラ並木 見上げている やさしい人とふたり  ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路  ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路谷山浩子谷山浩子谷山浩子ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路  ポプラ・ポプラ 白い息が 「おはよう」と 追いこしてゆく きょうは少し うつむきがち 思わず 頬をそめた  ひとりの人の色に 世界がそまる 一日その人だけ みつめて過ぎてゆく  ポプラ・ポプラ そんなふうに 自分が変わっていくのが なんとなく 悲しい気持ち 心が とまどってる  いつのまにか 彼の前で わたしの声 あまえている 友だちに 知られたくない わたしが わたしじゃない  放課後の窓ぎわの 気ままなおしゃべり 友だちの輪の中で 笑いころげていた  ポプラ・ポプラ あの自由な 日だまりのような時間が 永遠に つづいていくと わけもなく 信じてたの  透明な水のような きのうが終わる 嫌いにならないでね 恋をしたわたしを  風に向かい 空に向かい まっすぐに背すじをのばす ポプラ並木 見上げている やさしい人とふたり  ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路  ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路
マギーかすかな鈴の音 通りを横切る 泣いてるあなたの 心を横切る 死んだマギー 身体は 嘘でできている 心は冷たい 記憶でできてる  生きてる人が 影に変わり 死んだあの子だけが 夜の中 輝く  あなたの身体を ガラスのとげが 流れて流れて 心臓のとなり 死んだマギー あなたに くちづけしたよ あなたの悲しい とげを溶かした  淋しさの炎に 焦がされたら あまい悪い夢を 脱ぎ捨てて飛べるよ  かすかな気配が 通りを横切る すべての人の 眠りを横切る 死んだマギー 踊るよ 古い祭歌 踊るよ 踊るよ 凍える真夜中  死んだマギー みんなが きみを忘れても 消せない記憶を 夢に刻んだ 死んだマギー みんなが 死に絶えたあとも 消えない悲しみ 永遠に きみは谷山浩子谷山浩子谷山浩子かすかな鈴の音 通りを横切る 泣いてるあなたの 心を横切る 死んだマギー 身体は 嘘でできている 心は冷たい 記憶でできてる  生きてる人が 影に変わり 死んだあの子だけが 夜の中 輝く  あなたの身体を ガラスのとげが 流れて流れて 心臓のとなり 死んだマギー あなたに くちづけしたよ あなたの悲しい とげを溶かした  淋しさの炎に 焦がされたら あまい悪い夢を 脱ぎ捨てて飛べるよ  かすかな気配が 通りを横切る すべての人の 眠りを横切る 死んだマギー 踊るよ 古い祭歌 踊るよ 踊るよ 凍える真夜中  死んだマギー みんなが きみを忘れても 消せない記憶を 夢に刻んだ 死んだマギー みんなが 死に絶えたあとも 消えない悲しみ 永遠に きみは
まっくら森の歌GOLD LYLICひかりの中で 見えないものが やみの中に うかんで見える まっくら森の やみの中では きのうはあした まっくらクライクライ  さかなはそらに ことりは水に タマゴがはねて かがみがうたう まっくら森は ふしぎなところ あさからずっと まっくらクライクライ  みみをすませば なにもきこえず とけいを見れば さかさままわり まっくら森は こころのめいろ はやいはおそい まっくらクライクライ  どこにあるか みんなしってる どこにあるか だれもしらない まっくら森は うごきつづける ちかくてとおい まっくらクライクライ  ちかくてとおい まっくらクライクライGOLD LYLIC谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・乾裕樹ひかりの中で 見えないものが やみの中に うかんで見える まっくら森の やみの中では きのうはあした まっくらクライクライ  さかなはそらに ことりは水に タマゴがはねて かがみがうたう まっくら森は ふしぎなところ あさからずっと まっくらクライクライ  みみをすませば なにもきこえず とけいを見れば さかさままわり まっくら森は こころのめいろ はやいはおそい まっくらクライクライ  どこにあるか みんなしってる どこにあるか だれもしらない まっくら森は うごきつづける ちかくてとおい まっくらクライクライ  ちかくてとおい まっくらクライクライ
教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすりガラス ギリシャの海も見えた  思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界  やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない  授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た  思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見知らぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた  いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない  やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない谷山浩子谷山浩子谷山浩子教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすりガラス ギリシャの海も見えた  思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界  やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない  授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た  思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見知らぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた  いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない  やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない
まもるくん新宿の地下道の 壁から出てくる まもるくん 壁からはえてる ななめにはえて笑ってる  ヒザのところに顔がある くるくる回る顔がある 道行く人は 誰もかれも見ないふり  警官の制服の 肩から出てくる まもるくん 肩からはえてる 大きくはえて笑ってる  ヒザのところに顔がある ダリヤのような顔がある 警官は気づかない まわりは見ないふり  建売住宅の 屋根から出てくる まもるくん 屋根からはえてる キノコのような まもるくん  ヒザのところに顔がある 窓より大きな顔がある 家族は気絶 近所の人は見ないふり  まもるくん のびるふく まもるくん ゆるいふく まもるくん わたしも まもるくん なりたいな  麦わら山脈の 空から出てくる まもるくん 空からはえてきて 地表をくまなく 埋めている  窓をあけると 顔がある 外を歩けば 顔がある 朝から薄暗い みんなで見ないふり谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ・谷山浩子新宿の地下道の 壁から出てくる まもるくん 壁からはえてる ななめにはえて笑ってる  ヒザのところに顔がある くるくる回る顔がある 道行く人は 誰もかれも見ないふり  警官の制服の 肩から出てくる まもるくん 肩からはえてる 大きくはえて笑ってる  ヒザのところに顔がある ダリヤのような顔がある 警官は気づかない まわりは見ないふり  建売住宅の 屋根から出てくる まもるくん 屋根からはえてる キノコのような まもるくん  ヒザのところに顔がある 窓より大きな顔がある 家族は気絶 近所の人は見ないふり  まもるくん のびるふく まもるくん ゆるいふく まもるくん わたしも まもるくん なりたいな  麦わら山脈の 空から出てくる まもるくん 空からはえてきて 地表をくまなく 埋めている  窓をあけると 顔がある 外を歩けば 顔がある 朝から薄暗い みんなで見ないふり
真夜中の太陽寒い夜 暗い部屋 ひとりぼっちでも 凍える指を暖める人がいなくても 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 暗闇を照らして  信じてた人が去り 心に血が流れても 私はいつも変わらずに 私なのだから 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 悲しみをとかして  泣きながら胸をはれ 静かに朝を待て 木枯らしの丘にひとり立つ 孤独な樹のように 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 やがて世界が 光に満ちる 朝まで谷山浩子谷山浩子谷山浩子橋本一子寒い夜 暗い部屋 ひとりぼっちでも 凍える指を暖める人がいなくても 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 暗闇を照らして  信じてた人が去り 心に血が流れても 私はいつも変わらずに 私なのだから 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 悲しみをとかして  泣きながら胸をはれ 静かに朝を待て 木枯らしの丘にひとり立つ 孤独な樹のように 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 やがて世界が 光に満ちる 朝まで
満月ポトフー今日は天気も荒れ模様 風がびゅんびゅん いい気持ち だからね 小ぎれいに着飾った 家猫にちょっとごあいさつ  おびえている 臆病な 鳥の目玉はいい気持ち だけどね 大丈夫 悪くても 晩のおかずになるだけよ  ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中  退屈した狼の前で へりくつこねるなんて ハンパな勇気ならやめとけば 首にアタマついてるうち  思い通り吹かなけりゃ 風も八つ裂き いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない  暗い暗い森の奥を 赤い火のように走り抜けろ 心よりも速く速く あの山を越えれば暁が見える  思い通り鳴かなけりゃ 鳥もはりつけ いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない  ありがとう! みんなスキだよ にぶいやつ ちくちくからむやつ まとめて 満月ポトフー 夜通し 鍋の中  ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中谷山浩子谷山浩子谷山浩子今日は天気も荒れ模様 風がびゅんびゅん いい気持ち だからね 小ぎれいに着飾った 家猫にちょっとごあいさつ  おびえている 臆病な 鳥の目玉はいい気持ち だけどね 大丈夫 悪くても 晩のおかずになるだけよ  ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中  退屈した狼の前で へりくつこねるなんて ハンパな勇気ならやめとけば 首にアタマついてるうち  思い通り吹かなけりゃ 風も八つ裂き いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない  暗い暗い森の奥を 赤い火のように走り抜けろ 心よりも速く速く あの山を越えれば暁が見える  思い通り鳴かなけりゃ 鳥もはりつけ いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない  ありがとう! みんなスキだよ にぶいやつ ちくちくからむやつ まとめて 満月ポトフー 夜通し 鍋の中  ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中
見えない小鳥夏のパレードが 足早に通りすぎ がらんとした青空だけが あとに広がってる 僕たちの好きな 季節がまた やってきた なのに今年はいつもと違う はしゃぐ声もとぎれて きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる どれだけ抱きしめ くちづけても きみの手は なぜかいつも少し冷たい 夜明けの雨のように  僕は臆病さ 黙ってただみつめるだけ ほんとのこと言葉にすれば きみをなくしそうで 僕といるだけで幸せだと 笑っていた 笑顔がもう戻らないこと 確かめる勇気がない きみは空を見てる 知らずにため息をつく 見えない鳥かごに 囚われた 見えない小鳥 きみの幸せは ここじゃなくて他にある だけどきみが 誰を好きでも 僕はきみを好きだよ  きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる あと少ししたら きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと 季節が変われば きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと谷山浩子谷山浩子谷山浩子山川恵津子夏のパレードが 足早に通りすぎ がらんとした青空だけが あとに広がってる 僕たちの好きな 季節がまた やってきた なのに今年はいつもと違う はしゃぐ声もとぎれて きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる どれだけ抱きしめ くちづけても きみの手は なぜかいつも少し冷たい 夜明けの雨のように  僕は臆病さ 黙ってただみつめるだけ ほんとのこと言葉にすれば きみをなくしそうで 僕といるだけで幸せだと 笑っていた 笑顔がもう戻らないこと 確かめる勇気がない きみは空を見てる 知らずにため息をつく 見えない鳥かごに 囚われた 見えない小鳥 きみの幸せは ここじゃなくて他にある だけどきみが 誰を好きでも 僕はきみを好きだよ  きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる あと少ししたら きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと 季節が変われば きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと
三日月の女神きみの中の商店街を きみがひとり歩いていたら きみの中の駅前の きみの中のキオスクのかげで とんでもない不吉なものが きみをじっとねらっていた  それは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみのあとをついてくる きみの中の路地から路地へと さてきみはついに袋小路 どこへももう逃げられない  ほら、いやな気分だね ほら、月が憑いてしまった 暴れてももう遅いよ きみは今夜 ヨコシマな月の女神になった ヨコシマな月のヨコシマな女神  きみの中の商店街を きみはひとり歩いているよ きみは不意に憎んでいる きみの中の公園のハトを なぜそんな害のない 弱い 何もしないハトのことを?  きみは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみの中で焦げるハト きみの中で焦げる麦畑 街が焦げる 炎も上げず じわじわとただ焦げていく  ほら、いやな気分だね ほら、自分の心臓を 投げ棄てたいような そんな気持ちなのに ヨコシマな月はずっと三日月 ニセモノの月はまるくなれない  何かが狂ってる きみにはわからない 何かが狂ってる きみにはなおせない  何かが狂ってる もう誰もきみを好きじゃない 何かが狂ってる もう誰もきみを愛せない谷山浩子谷山浩子谷山浩子きみの中の商店街を きみがひとり歩いていたら きみの中の駅前の きみの中のキオスクのかげで とんでもない不吉なものが きみをじっとねらっていた  それは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみのあとをついてくる きみの中の路地から路地へと さてきみはついに袋小路 どこへももう逃げられない  ほら、いやな気分だね ほら、月が憑いてしまった 暴れてももう遅いよ きみは今夜 ヨコシマな月の女神になった ヨコシマな月のヨコシマな女神  きみの中の商店街を きみはひとり歩いているよ きみは不意に憎んでいる きみの中の公園のハトを なぜそんな害のない 弱い 何もしないハトのことを?  きみは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみの中で焦げるハト きみの中で焦げる麦畑 街が焦げる 炎も上げず じわじわとただ焦げていく  ほら、いやな気分だね ほら、自分の心臓を 投げ棄てたいような そんな気持ちなのに ヨコシマな月はずっと三日月 ニセモノの月はまるくなれない  何かが狂ってる きみにはわからない 何かが狂ってる きみにはなおせない  何かが狂ってる もう誰もきみを好きじゃない 何かが狂ってる もう誰もきみを愛せない
ミスティーナイト書きかけの 手紙を置いて立ち上がり 窓をあければ ミスティーナイト コスモス色の 霧が降ってた  ひそやかに 街を流れて行くよ 木々をやさしく抱くように コスモス色の 霧が降ってた  ミスティーナイト ミスティーナイト ひとりでいるのが 惜しい夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト あなたがもしも ここに今 いればどんなに いいでしょう  ひめやかに 白い花の香りが 甘く漂う ミスティーナイト 教えてほしい 知っているなら  傷つくこともない 悔やむこともない そんな手紙の書き方を 教えてほしい 知っているなら  ミスティーナイト ミスティーナイト コスモス色の 霧の夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト 想う心のどれほどを 言葉にすれば いいですか 手紙につづれば いいですか谷山浩子安田義文谷山浩子山川恵津子書きかけの 手紙を置いて立ち上がり 窓をあければ ミスティーナイト コスモス色の 霧が降ってた  ひそやかに 街を流れて行くよ 木々をやさしく抱くように コスモス色の 霧が降ってた  ミスティーナイト ミスティーナイト ひとりでいるのが 惜しい夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト あなたがもしも ここに今 いればどんなに いいでしょう  ひめやかに 白い花の香りが 甘く漂う ミスティーナイト 教えてほしい 知っているなら  傷つくこともない 悔やむこともない そんな手紙の書き方を 教えてほしい 知っているなら  ミスティーナイト ミスティーナイト コスモス色の 霧の夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト 想う心のどれほどを 言葉にすれば いいですか 手紙につづれば いいですか
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