顔で虫が死ぬyonige | yonige | 牛丸ありさ | 牛丸ありさ | yonige | 春 晴れ 昼 川沿いは特に 夕暮れ 下校 大群に注意 君のいない この街は 僕だけが止まってるようで 長過ぎた ズボンの裾 チェーンに絡まって外れて困った 環七は騒音のパレード ちょっとやそっとじゃばれないし 誰の目も気にしないで今歌を歌う 暗い高架下抜けたって 特に変わらない午前0時 誰の目も気にしないで今だけ歌う 春 晴れ 昼 川沿いは特に 夕暮れ 下校 大群に注意 ただいま 時速20キロくらい 知らないうちに命を奪う 知らない命を奪う 殺傷力 このまま知らない街へ 飛ばしてみようか 迷子だってなんだっていい 春 晴れ 昼 川沿いは特に 夕暮れ 下校 大群に注意 ただいま 時速20キロくらい 知らないうちに命を奪う |
リボルバーyonige | yonige | 牛丸ありさ | 牛丸ありさ | yonige | 自分でやることのないゲーム 自分で食べることのないラーメン 自分で見ることのないプロレス で日々は染まっていった はあ。 ああなりたくないと思っていた あいつに自分の片鱗を見る 喋りすぎた次の日は絶対 後悔するのでした 明日のことは明日でいいや 君に会わなくたってどっかで息しているなら それでいいななんて思って煙を吐いている 今までのそれを思い返すと恥ずかしいほどに 与えられたものだけを飲み込む鯉みたいだね 君が行きたがらない街と 君が聴くことはないバンド 君が知ることのないプライド で日々は色づいた 悲しいことは名前をつけよう 永遠みたいな面した後 ふたりは別々の夢を見る 君のおへその形すらもう 忘れてしまっている 君に会わなくたってどっかで息しているなら それでいいななんて思って煙を吐いている 今までのそれを思い返すと恥ずかしいほどに 失くなっても替えがあるビニール傘みたいだね |
二月の水槽yonige | yonige | 牛丸ありさ | 牛丸ありさ | yonige | だれもわたしを知らないみたいな 心地いい朝が来たらそれでいい まっすぐ伸び続けたそれはきっと まっすぐすぎて折れてしまったようだ 君が撃った銃弾は今も体内を泳いでる わかりやすい傷でもできればいいのに 行きつけだったコンビニは今じゃ駐車場に変わってる 寂しくなって振り返る間もないの ねえ 少し素直になってさ もうあと少し 恥をかくことしよう 最初はなんでもできると思ってた 君が隠した拳銃の在り処 だいたい検討ついてる ずっと前の話を今更するの 店員だったおじさんは今じゃどこでなにをしてるんだろう きっともう見かけることはないの ねえ 君はどう思ってたんだろう もうあと少し 話したいよ ねえ 少し素直になってさ もうあと少し 恥をかくことしよう |
どうでもよくなるyonige | yonige | 牛丸ありさ | 牛丸ありさ | yonige | 思い出とかも Tシャツとかも 灰皿とかも 綺麗にしてさ 少しだけでも 忘れてみたい 預金残高と きみのこと なんでもいいよ たわいない事 それともなにか 大きな事件 カレーの匂い 漂う頃に ひとりぼっちになるだろう だんだんなんでも慣れていく僕たちのかんたんな孤独 もうどんなに泣いてもだめだってことさ 思い出とかも Tシャツとかも 灰皿とかも 綺麗にしてさ 少しだけでも 忘れてみたい 昨日のことと 明日のこと なんでもいいよ たわいない事 それともなにか 大きな事件 いつか忘れる感情だから より愛しく思うよ だんだんなんにも感じなくなる僕たちの限りある時間 もう想像なんてできないほどのスピードで駆け抜けてく だんだんなんでも慣れていく僕たちのかんたんな孤独 もうどんなに泣いてもだめだったけれど 愛してくれ |
ベランダyonige | yonige | 牛丸ありさ | 牛丸ありさ | yonige | ハッピーエンドかわからないけど とりあえずいまは一緒にいよう いつの日か 慣れてしまうけど ときどきいまを思い出そうよ よくある幸せはそばにいつだって 気づけない幸せはそばにいつだって いつだって 君はまだ ぼくを知らない 身勝手な 幻想でしかない いつの日か 解けてしまうけど それでもいまはこのままでいい 愛とかわからないぼくたちは 求めることしかできないまま いたいよ |
春の嵐yonige | yonige | 牛丸ありさ | 牛丸ありさ | yonige | 片目で君を見る 汗ばむ体温で 安心しているよ その目線と息遣い そうして日が暮れる 鬱陶しいほど早く過ぎる 全て満たされた僕たちは 何も面白いことできないよ またね 次が当たり前にあるみたいに言って じゃあね ずっとそこにいるみたいに笑って だいたいのことは暇つぶし あの日のことも許して 一世一代のお祭りさ 君はそっといった 今年もお花見出来ないな 道の花びらを踏んで歩こう 不安とか憂鬱が消えて無くなってしまうことは 僕にとって本当に求めてたことなのかな、なんて ある朝寝ぼけ眼で 見慣れた君にキスして 外では春の嵐が 通り過ぎていった |
笑おう (album ver.)yonige | yonige | 篠原誠 | TARDIYIONAL | | 笑おう 笑っちゃおう 笑ってみよう 失敗 いっぱい しょっぱい ドンマイ うまくいかないことが多くても 泣いて生まれてきたから 笑って行こう おはよう さよなら 忘れてしまうために泣いてても 最後の最後は思い出し 笑ってみよう 笑う門には福来たる スマイルはいつだってゼロ円 しけた顔してもしょうがない 笑わにゃ損損損 きみ笑う ぼく笑う ぼく笑う あいつ笑う 周りもつられて笑う ワハハハハのハ ワハハハハのハ 一緒に笑おう そんなこんなで無理がある 笑いたくても笑えない わかっちゃいるけど笑うなんてできなくて 考えるのもよそうか 思いたくても思えない そんな日もあっていいですか 今日でも 明日でも どこでも いつでも 一つだけでもいいこと見つけたら 手のひらに強く握って 空見上げよう きみの手 ぼくの手 ぼくの手 あいつの手 つないだ先につながる手と手と手 ぎゅっと握って声合わせ 一緒に笑おう 一緒に笑おう 笑おう 笑っちゃおう 笑ってみよう |