Lovecall From The World9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | 今世紀最大のドラマ 世界中がベルを鳴らす 今世紀最大の規模で おまえを呼ぶ 愛が |
Cold Edge9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 中村和彦 | | ベランダに舞い降りた青いカラス クチバシにくわえてる悪い報せ 目覚めかけた街角 愛を交わす 恋人達に声は届かない おれはここで消えようとしてる 青白くて冷えきった刃で やさしさすら感じるほどの 深く美しいひとつきで 目撃者 白い部屋 青い羽根 逃げ切れるつもりで罪を 重ねて来たわけじゃないと おまえだけは分かるはず ああ せめて笑って見送ってくれ ベランダで哭きわめく青いカラス 何もかも終わりだよ 飛び立て おれはここで消えようとしてる 午前五時の冷えきった刃で やさしさすら感じるほどの 深く美しいひとつきで 今 その手で消えようとしてる 青白くてひきつった顔で 深く突き刺した刃 引き抜いた後に おまえは笑うだろう |
invitation9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | あまりに平和が続いて耐えられない 退屈しのぎにそろそろ騒ぎが欲しい 招待状をばらまくぜ たとえばおまえが悪魔でもかまわない 招待状が読めるなら 希望の丘さえ希望を捨てた日 パーティしようぜ シェルターの中で 朝から晩まで灰色の雪が降る 毎日毎日飽きもせず雪が降る 招待状が埋もれてく 希望の丘さえ希望を捨てた日 仕事をなくしたカレンダー燃やして パーティしようぜ シェルターの中で パーティしようぜ 雪が解けるまで |
30319mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | かみじょうちひろ | | 屋上 十字架 ラスヴェガス 劇場 モナリザ スクールジャック 語り合うおれたち二人は やけにノドが渇く ハイウェイモーテル ベッドが吠えてる今夜は 3031回は見たあの夢を見る そうだろ 空中ブランコ 無重力 香港ダラーズ ガソリンラヴ 搾り出すミルクの行方は 手のひらグラスの上 ハイウェイモーテル ランプを消せない男は 3031回は見たあの夢を見る 3031回は見たあの夢を見るのは ハイウェイモーテル ランプを消せない男さ わかるだろ 騙し合うおれたち二人を 待ち受ける未来の答えは おまえの中にある ハイウェイモーテル 愛をなくしたやつは 3031回は見たあの夢を見る 3031回は見たあの夢を見るのは ハイウェイモーテル 愛をなくしたやつさ わかるだろ わかるだろ そうだろ わかるだろ |
Black Market Blues9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | ブラックマーケットブルーズでオマエを狂わせてしまいたいのさ 地下鉄の改札から218秒かけて 階段を駆け上がったなら 鎖につながれたサル 汚れた手を叩いて 出迎えてくれるはずだぜ そう ここはまるで世界中に見捨てられたみたいな市場 真実さえカネで買える 確かめろよ 疑惑の目で ブラックマーケットブルーズでオマエを狂わせてやるのさ やり場の無い気持ちは引き裂いて売り飛ばすぜ 迷える子羊たちが 火の無いところに立つ 煙に巻かれて泣いてる そう ここはまるで世界中に見捨てられたみたいな市場 悲しみさえカネに換えて 笑えるなら 笑えばいい ブラックマーケットブルーズでオマエを虜にしてやるのさ 行き場の無いヤツらは仲間入りさせてやるぜ ああ 今のオレは世界中に見捨てられてみたい気分さ 真実さえ 悲しみさえ 売り飛ばして ブラックマーケットブルーズの虜がまたひとり増えてく やり場の無い気持ちを引き裂いて さあ 踊れ ブラックマーケットブルーズに心を売り飛ばしてしまえよ ブラックマーケットブルーズでオマエも狂わせてしまいたいのさ |
命ノゼンマイ9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | 箱庭に吹く風が運ぶ不吉な気配に 怯えを隠せないで震えるロウソクの灯り ひとり遊びに飽きてやがて途方に暮れても 体が欲しがるまま命のゼンマイを巻いた ブリキのウサギよ さあ ここにおいで 誰にも見えない場所に傷をつけてあげるよ 汚れない君の目を 新しい玩具をくれ ガラクタに変わるまで もてあそばれてくれないか 愚かなホタルよ ためらわずおいで 俺しか知らない甘い水 飲ませてあげるよ 運命は通り雨さ ずぶぬれになるまで 殺し合えばいい 愛し合えばいい 救えない俺の手にふさわしい玩具をくれ ゼンマイが切れるまで もてあそばれてくれないか 運命は通り雨さ ロウソクの灯は消えた ブリキのウサギよ さあ そばにおいで 誰もが癒えないままの傷を抱えているよ 汚れない君の目を 新しい玩具をくれ 救えない俺の手にふさわしい玩具をくれ ガラクタに変わるまで もてあそんであげるよ |
光の雨が降る夜に9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | イルミネイション 光の雨 降り続いて 洪水まであと少しさ 飲み込まれる スローモーション 目を伏せたら落ちた滴 危な過ぎる予感がする 吸い込まれる ああ 一人乗りのこのボートに 無理矢理に乗せるから 溺れ方を覚えてくれ どこにも どこにも 二人の逃げ場はない 激しい 激しい 雨の中で 怪しく 怪しく 光が瞬いてる おまえの おまえの おまえの愛が アアア… 濡れた髪が首すじから描く線は奇跡的さ ああ 一人乗りのこのボートに 無理矢理に乗せるから 命よりも重いものは捨ててくれ ああ 一人乗りのこのボートを 二人で沈めるのさ 気が済むまで溺れてくれ 誰にも 誰にも 二人を止められない 激しい 激しい 夜の中で 怪しく 怪しく 光が瞬いてる おまえの おまえの おまえの愛が アアア… |
Finder9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | フィルムには写せない光なら写したい 瞳のレンズはいつも少しピントがずれてる ひとりぼっちで歩き疲れて プラスチックな人にかまってられない そんな不満ばかり 誰も彼も目を合わせずに 迷いながらどこも行けずに 靴の踵すり減らしてるのさ キャンバスに描けない色でなら描きたい 白黒つけずにいても答えは色褪せるだけ 舞い上がる春の風 打ちつける夏の雨 季節が変わったあとの切なさに身をまかせて ドラスチックに道で倒れて ロマンチックに土に還っていきたい そんな希望ばかり 誰も彼も声をかけずに 食い違いを口に出せずに そっと心すり減らしてるのさ 高過ぎる秋の空 恋しがる冬の花 写真に変わったあとの儚さに身をまかせて いつかまた会えたなら その時は 真実の笑顔で笑ってくれ いつかまた会えたなら この目には 真実の姿で写ってくれ |
キャンドルの灯を9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | 人はあまりに弱すぎてしがみつけない 幸せに だけど冷たいこの街を 手放せないで過ごしてる ああ あなたがくれた言葉は嘘にならない なにひとつ なにひとつ ああ あなたの声もからだも忘れないように キャンドルの灯をともす 凍えた指を暖める その日限りのぬくもりを たとえどれだけ重ねても 心は震え続けてる 祈ることさえなくした街で もう一度めぐり会わせて ああ あなたがくれた言葉は嘘にならない なにひとつ なにひとつ ああ あなたの声もからだも忘れないように キャンドルの灯をともし続けて ともし続けて キャンドルの灯をともし続けて |
The Revolutionary9mm Parabellum Bullet | 9mm Parabellum Bullet | 菅原卓郎 | 滝善充 | | 長い夜が明けた 革命の次の日 世界が変わっても おれはおれのままさ 壊れた車のシートに座って自由を手に取る となりで死んだように眠る横顔を 朝日が染めたのさ 染めたのさ 悪い夢が覚めた 革命の次の日 あなたが変わっても おれはかまわないさ 砕けたミラーを覗けば 昨日が遠ざかって消える となりで死んだように眠る横顔が 目覚める前にもう一度 世界を変えるのさ 変えるのさ おれたちの思いどおりに |