ハルカトミユキ「BEST 2012-2019 Madness」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
二十歳の僕らは澄みきっていたハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ野村陽一郎・ハルカトミユキ新しい季節 過ぎ去って 見慣れていたサンプラザも遠く ああ 君と中央線、過去に変わった レンタルのパンクロックには 魔法がかかってたはずなのに ああ 夜と環状線、僕をせかした  立ち読みした小説の中 ださいセリフをお守りにして  ユラユラゆれた時のはざまで 二十歳の僕らは澄みきっていた 寝っころがって夢をなぞった 怒りと若さのやり場探して  君と歩いた線路の上で 煙草ふかして笑った 何もなくってもこわくなかった 37度の微熱がいつか 冷めてくことがこわかったんだ  変わらない景色 見送って 見飽きていたライブハウスの中 ああ 君は歌うことやめると言った 池袋で日々はもつれて 「ぼくたちの失敗」を聴いてた ああ 長い自由時間 終わる気がした  他愛なく君と話した 悪口だけが希望だったよ  イライラしてたフラフラしてた 普通の僕らが愛おしくって 絶望なんて当たり前だと 昔の誰かは歌ってくれた  忘れることも壊れることも うまくできない僕らは 謝りたくて殴られたくて それでもいいよ、と許されたくて  他愛なく君と話した 悪口だけが希望だったよ 希望だったよ  ユラユラゆれた時のはざまで 二十歳の僕らは澄みきっていた 寝っころがって夢をなぞった 怒りと若さのやり場探して  忘れることも壊れることも うまくできない僕らは 謝りたくて殴られたくて それでもいいよ、と許されたくて 正気のままで愛されたくて
ニュートンの林檎ハルカトミユキハルカトミユキハルカトミユキハルカトミユキ抗えないものは重力 宙に浮かべば落ちてゆく 誰もが重力に負ける ただのリンゴ ただのリンゴ  「勝てないお前が悪い」 「勝てない私が悪い」 勝てないお前が悪いから  口を揃えて言うのでしょう 上から見下ろすあの人達は 口を揃えて言うのでしょう ただ重力に負けただけだと  抗えないものは権力 指を鳴らせば落ちてゆく お前は権力を嫌う ただのリンゴ ただのリンゴ  上から潰されている 理不尽なだけの日々も 勝てないお前が悪いから  口を揃えて言うのでしょう 上から見下ろすあなた達は もしも私か落ちていっても ただ重力に負けただけだと  「勝てないお前が悪い」 「勝てない私が悪い」 勝てないお前が悪いから  口を揃えて言うのでしょう 上から見下ろすあの人達は 口を揃えて言うのでしょう ただ重力に負けただけだと
振り出しに戻るハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ群衆という幻想 大衆という幽霊 患った僕 マスクを外せない  疑って徘徊 ワンルームで遭難 彷徨って君に遭遇 一マス進む  お前が吐いた言葉が 噛んだガムみたいに いつまでも取れないから 振り出しに戻る  群衆という錯覚 大衆という亡霊 こじらせた僕 帽子を外せない  疑って幻聴 ワンルームで放浪 行き止まり君に遭遇 一回休み  お前が捨てた言葉が 吸いさしタバコみたいに いつまでも消えないから 振り出しに戻る  匿名希望人間が 指差し合って笑う 足をすくわれたから 振り出しに戻る
Hate youハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ・安原兵衛Hate you 君が嫌い だって昨日と言ってることが違う Hate you 君が嫌い 何でも解ったようなフリをしていること  Hate you 君が嫌い だってあの日の約束を忘れてる Hate you 君が嫌い 面倒くさそうな目で話しをすることも  今がずっと続いていくなんて 馬鹿なこと思って、いるでしょ  何よりも一番君に酷いことをしてやりたい 明日の朝にはもうこの部屋を出て行くよ  Hate you 君が嫌い 平気で長い間待たせること Hate you 君が嫌い 僕を責めてばっかりで自分に甘いし  無駄な時間だけが過ぎてゆくなら 終わらせてしまおう 今すぐ  さよなら、もう二度と君のこと怒らせることもない さよなら、よかったね、手を振って笑ってよ。  Hate you 君が嫌い 本当は凄くもろくて弱いこと Hate you 君が好き …とか言ってもらえると思うなよ?  Hate you 君が嫌い 大体話がおもしろくないし Hate you 君が嫌い これ以上かわいそうだから黙っておくよ
インスタントラブハルカトミユキハルカトミユキハルカミユキ野村陽一郎・ハルカトミユキ完璧な嘘ついたつもりの君と 所詮、恋とは 損得勘定だけだった私  空腹 満たすために 適当に食べた 味とかもうどうでもいい 熱帯夜はだるい  「現在(いま)」なんて青春の廃棄物だし ツケは未来に回ってくし 甘えた2人を7月が 取り残していく  今すぐ欲しかったその体温 即席でいい でももういらない 3分待って食べられるインスタント そうして生きてきた 待たせてたって 腐らない 片付けもない だけど気がつけば 空っぽで 虚しい  感傷をネタにして馴れ合うことで 面倒くさい 必要な会話 省いて済んでた  食べ残しなら 冷凍しとけばいいでしょう つまみ食いして 何も責任を持ちたくないだけ  せめて感受性は守りたいし 本気にしたって後悔するし 情はいつだって邪魔なだけと 言い聞かせている  大人って言葉はき違えた子供だから 私たち2人 3分待って食べられるインスタント そうして生きてきた うっかりちゃんと 触れちゃって 火傷をして 馬鹿みたいね もう嫌だから  消化できない昨日 胃もたれしている今日 甘えた2人を7月が 取り残していく  大人って言葉はき違えた子供だから 私たち2人 3分待って食べられるインスタント そうして生きてきた うっかりちゃんと 触れちゃって 火傷をして 馬鹿みたいだ もう嫌だから  今すぐ欲しかったその体温 即席でいい でももういらない 3分待って食べられるインスタント そうして生きてた 待たせてたって腐らない 片付けもない だけど気がつけば 空っぽで 虚しい
マネキンハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ・安原兵衛被験者はただ演じ続ける やがて中から食い尽くすまで 燻るほどに大きくなって 弾ける時を待っていた  引きずり出して飛び散った 赤や緑のハラワタ マネキンみたいな顔を塗りつぶす 包まれたなら突き刺せ 詰め込んだなら吐き出せ 支配者はどっちだ?  「早くなんか言えよ」  被験者はただ踊り続ける 青白い肌 見世物にして 無数の管を体に刺したままで お前に会いに行く  引き裂いた手で掻き出した ドロリと熱いかたまり 説明したがる口に押し込める 踏みつけられて笑って、支配欲を満たしてやる  「お前の嘘は最初から知ってる」  引きずり出して飛び散った 赤や緑のハラワタ 美しいだけの顔を塗りつぶす 包まれたなら突き刺せ 詰め込んだなら吐き出せ 支配者はどっちだ?  「早くなんか言えよ」
その日がきたらハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカ十川ともじねえ、君は知ってる? 世界はもうすぐに終わるってこと。 でも僕は知ってる。 世界なんてとっくに終わってるんだ。  ねえ、信じてみてよ 無くすものなんてもうないだろう。 ああ、大丈夫だよ。 僕が弱いことくらい、分かっているさ。  約束ならしなくていい 意味がないこと知ってるから 繋いだ手も放していいよ ここから逃げたりしないから  その日がきたら、さようならさ。 怯えるためだけに生きてるわけじゃない。 どうしてここにいるかも わからなくなって 迎える明日なら、もういらないよ。  ああ、落とさないように 必死に守ってたガラスなら いっそ、壊してしまえば 僕の腕はこんなに自由だった。  足下に散らばっている 破片が僕の胸に刺さって 涙あふれる 思い出してく ずっと忘れてたことがある  例えば君に聴こえないなら こんな歌なんて燃えてしまえばいい。 全てを犠牲にしても 僕はただ一人、君だけを守る。 その日がきたら。  心臓の音で怯える夜と、幸せを飲み込んだ副作用 穴が開いて萎んでいった、ビニール製の夢の世界 嘘の光を追いかけて、線路に飛び込んだ人 アルコールでかけた、数時間で溶ける魔法 誰も愛せない、札束でできたラブソング 一瞬で雨に流された、せっせと作った砂の城  ねえ、君は知ってる? その日がきたら、さようならさ。 その果てに何があってもいいんだ さよなら、何もいらない 僕はただ一人、君だけを守る。その日がきたら。 その日がきたら、君と幸せになろう。
Painハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカ野村陽一郎・ハルカトミユキハロー 今、君には 過ぎた時間の取るに足らない 一瞬のすれ違いだ ハロー アローン 僕には 代わりなんていない ただ一つだけの ひとりだけの愛しい人  ハロー 今、君だけ 悪者にすれば気がすむほど 僕は器用じゃない ハロー アローン 白紙に戻せないものは そう 過去じゃなくて 色付いてしまった心  簡単に君が吐いた言葉を 真に受けたの いけないの? ねえ もしも僕がもっと汚れてたなら 傷つくことなんてなかったんだ  あの日の記憶にすがり続けてた 狂った願いだなんてわかってたんだ ずるいよ ずるいよ ねえ僕にはもう 忘れたいこと 忘れたいことがあるよ  ハロー ねえ自分が 嫌いと言って 本当は自己防衛している ハロー アローン 教えて そんな風にして ただ 辛い夜を耐えるのを 悪いというの?  動き出す人波 白けてく街 みじめさだけ持って帰る ねえ もしも僕がもっとずるかったなら おんなじ仕打ちを君にできたんだ  あの日にこぼした赤いジュースのように 洗っても消えない染みが胸に残った ずるいよ ずるいよ ねえ君ならもう 真っ白いでしょう 跡形もないでしょう?  あの日の記憶にすがり続けてた 寂しさ埋める術は他にはなくて ずるいよ ずるいよ ねえ僕ならもう 忘れないけど 真っ赤に染まっていくよ
奇跡を祈ることはもうしないハルカトミユキハルカトミユキハルカミユキ野村陽一郎・ハルカトミユキ愛して 愛して 愛して 誰もが 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 僕らは ずっと ずっと ずっと ずっと ずっと 求めている  乾ききった 心に花を 身に余る富や 手に余る夢は 要らない  「あなたはきっと幸せ」 そうして育てられた羊たち 風になびく旗は 色褪せていた  7月4日 雨が降り 僕らはあたらしく生まれ変わる 鐘がなり響いて 空を見上げ 愛を知るんだ  信じて 信じて 信じて 誰もが 信じて 信じて 信じて 信じて 信じて 信じて 僕らは ずっと ずっと ずっと ずっと ずっと 戦ってる  群れにならず 多くは言わず 自分の誇りと 生まれた理由を 守るため  「わたしはきっと幸せ」 何度も言い聞かせ歩いて来た 遠く街の灯り 霞んでいった  雨は上がって 星が降る 奇跡を祈ることはもうしない 夜の彼方で今 僕らの明日が 生まれてるんだ  乾いた心を 満たすだけの花を 自分の誇りを 生まれた理由を  「あなたはきっと幸せ」 そうして育てられた羊たち 風になびく旗は 色褪せていた  7月4日 雨がふり 僕らはあたらしく生まれ変わる 鐘がなり響いて 空を見上げ 愛を知るんだ
絶望ごっこハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキどこかで聞いたような 美しく薄っぺらい言葉を並べて 陶酔してる 気持ちいいだろう。  絶望ごっこしてる君と、 それに憧れちゃった僕と、 どちらもおんなじ匂いがしている。  何一つも欠けてないのに泣いてる君は 可哀相だね。 愛想尽かして見放す僕も 結局ここに戻ってくる。  開けておいた窓に普通の陽が射して 綱渡りをやめてしまった君はつまらない 安心なんていいからもっと危なくなれよ 今日は天気が良いな、ここは平和だな。  曖昧な箱の中に好きも嫌いも放り込んで 手を繋いでいる そろそろ帰りたい。  予定通りの今日の終わりに 上手な言葉聞いているだけ 反対の事を思っているのが バレないように黙ってるんだよ。  無防備な姿でもう一度言ってみろよ 安全な場所でいつも守られてるくせに。 散々嫌った後で味方になってくれよ 今日は暖かいな、ここは平和だな。  何一つも欠けてないのに泣いてる君は 可哀相だね。 箱の中が空っぽなことが バレないように黙ってるんだよ。  安全な部屋の中で肌に触れてみても 傷がすっかり癒えてしまった君はつまらない 安心なんていいからもっと危なくなれよ 今日は天気が良いな、ここは平和だな。  両手を挙げてもう一度 消えたいなんて言ってみろよ 安全な場所でいつも守られてるくせに。 呆れ返って最後に味方になってくれよ  ここは平和だな、ここは平和だな。
わらべうたハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカ野村陽一郎・ハルカトミユキ今日は何曜日? 頭でうごめく カゲロウ 痛くもかゆくもない 宙づりで約束を放棄 できたらいいがちゃんと行きます 今日は何時にどこでしたか?  相談しましょ そうしましょう 相談しましょ そうしましょう  どうせ言ってもわからない 死んだフリしながらやり過ごす 白か黒しかわからない 想像力のない奴ら 毒には毒と書けと言う 想像力のない奴ら  今日は何曜日? 聞いてない留守番電話 期限が切れてる 宙づりで人間を放棄 できたらいいがちゃんと生きます ところであなた誰でしたか?  降参しましょ そうしましょう 降参しましょ そうしましょう  どうせ言ってもわからない 言葉を飲みこめば思う壷 十からやっと一を知る 想像力のない奴ら 毒には毒と書けと言う 想像力のない奴ら  テキテキテッキョ メッキメッキメッショウ...  あの子がほしい あの子じゃわからん この子がほしい この子じゃわからん 相談しましょ そうしましょう 相談しましょ そうしましょう
バッドエンドの続きをハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカ根岸孝旨・ハルカトミユキ例えば何をしたら 結末を変えられただろう 僕の描くストーリーは いつも残酷  二度と降りない駅の 改札にまだ僕がいて 握った切符の日付は あの日のまま  差し伸べてくれた手を 僕から振りほどいたんだ  探してたものは なんだかもういいや 僕にはバッドエンドが似合うよ。  選ばなかった道の その先にもしも行けたなら 「都合がいいね」と記憶の中 君は笑った  もう一度会えたとして 君に何を言えるかな  本当はずっと知っていて 知らないフリしてた 最後のページに何もないこと。  今でもずっと結末を知らずに歩いてる 「もしも」の先をいつも羨みながら  それでもいつか後悔が答えになるように 生きるよバッドエンドの続きを 信じて
DRAG & HUGハルカトミユキハルカトミユキハルカミユキ野村陽一郎・ハルカトミユキ「願いごとをひとつ叶えてあげよう」 あなたが僕にそう言った もしどこか戻ってやり直せるなら 後悔を消しされるなら  どこにも戻らない  ああ なんて愛おしい 曖昧な日々 苛立ちさえ うやむやにして 後味悪いままゆく  死んだように生きろと責めたてる 新宿 高層ビルの灯り 右目で媚びて 左目で見下した 残酷な自分にゾッとしてた  まばたきもできない  ああ なんて可笑しい 曖昧な日々 白黒つかない 割り切れやしない 感情ひきずってゆく  ああ なんて愛おしい 曖昧な日々 過去はいつも 美化されるだけ やり直すのはごめんだ  ああ なんて愛おしい 曖昧な日々 苛立ちさえ うやむやにして 後味悪いままゆく  白黒つかない 割り切れやしない 感情ひきずってゆく
近眼のゾンビハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカ野村陽一郎・ハルカトミユキ頭に焼き付けろ 同情は残さず捨てろ 大きな夢を持て 死に物狂いの顔を見せろ  体に焼き付けろ 飛べない鳥はいらない 自由にやればいい ただし、ここから出てはいけない  大人になっても従うばっか  ショートしちゃってる愛憎で こんがらがってるイノセンス 不気味な正義感 近眼のゾンビ  退化しちゃってる感情で 末期症状のルール 規則正しく 神経衰弱  他人の部屋の中 土足で上がり込んで 勝手に掃除している 手垢だらけの言葉 土産に  巧みにすり替える 好きと嫌いと 善悪 反論する気も失せて さじを投げ出す時を狙う  退屈しのぎで裁判ごっこ 誰かが死ぬまで裁判ごっこ  匿名程度の才能で 毒にもならない名言 滲み出してる 不幸願望  ぞっとしちゃうほど正論で 親切ヅラしたジェラシー 脱力気取り 見え透いた煩悩  ショートしちゃってる愛憎で こんがらがってるイノセンス 不気味な正義感 近眼のゾンビ  退化しちゃってる感情で 末期症状のルール 規則正しく 神経衰弱  匿名程度の才能で 毒にもならない名言 滲み出してる 不幸願望  ぞっとしちゃうほど正論で 親切ヅラしたジェラシー 脱力気取り 見え透いた煩悩  誰か来てくれ どうにかしてくれ だけどなんだか 心地がいいな 誰か来てくれ どうにかしてくれ だけどやっぱり 明日でいいや  頭に焼き付けろ
青い夜更けハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキお前がささした空は黒く見えた コンクリートの上歩く靴の音 お前がささした白くてまぶしいガードレイルが傾いている 誰も知らないまま、誰も知らないまま、太陽は死んだ 太陽は死んだ 誰も知らないまま、誰も知らないまま、冷蔵庫の中 太陽は死んだ  ぐらりぐらり心臓を揺らす 花瓶の花が静かに腐る まだ私は息を殺して そこだけ青く光った夜  ラララ声を聞かせて ラララ話をして  あの日の出来事の本当の意味を知り あれから少し時が流れただけ 笑っているだけじゃいけない事を知り あれから少し大人になっただけ  ごろりごろり月が転がる グラスの水が泡を立てる また私は叫んでいた 初めて怖いと思った夜  ラララ声を聞かせて ラララ話をして
終わりの始まりハルカトミユキハルカトミユキハルカミユキ野村陽一郎・ハルカトミユキ冷めた表情 鈍る感情 錆びた街灯に虫が群がる 薄暗い道の先に 崖があっても誰も気が付けない  oh yeah 何かおかしいと思ってたけど 戻れない  自分よりも苦しい人に 苦しいなんてとても言えないよ 飲み込んで 押し殺した いつかコップは溢れてしまった  つぎはぎで繋いだ明日は 穴だらけだなんて知っていた 精一杯耐えている もうこれ以上動けないようだ  正直者が馬鹿を見る それならいっそ先に裏切ろう 愛をくれた人さえも いつの日か突き落とすんだろう  手遅れな期待の欠片を 必死で守ってるあの子を見て 馬鹿だって 惨めだって 責めも笑いもできなかった  揚げ足とるたびに穢れてく だけど壊れそうで仕方がない 標的を探している もっと酷い顔を見せてくれ  oh yeah キリのない鬼ごっこ 捕まってしまえば ああ次は 僕がやられる番だ 息を止めろ  限界だ全部 殺されてしまったみんな 麻酔が効いちゃって 不幸せが大好きだ 「お前みたいにだけは なりたくないよ」って あの日の僕が吐き捨てて消えた  大丈夫、頑張れよ 我慢比べで世界を回して その結果 どうなった 血走ったこの目は何だろう  考えない方が平和 諦めることだけが上手くなる 気持ち悪い だけど言えない 変なのは自分だって言い聞かす  oh yeah 逃げ場ないかくれんぼ 捕まってしまえば ああ次は 君がやられる番だ 顔を隠して  限界だ全部 殺されてしまったみんな 麻酔が効いちゃって 不幸せが大好きだ 「お前みたいにだけは なりたくないよ」って あの日の僕が吐き捨てて消えた  もういいかい まあだだよ もういいかい もういいよ もういいかい まあだだよ もういいかい もういいかい  もういいかい まあだだよ もういいかい もういいよ もういいかい まあだだよ  もういいよ もういいよ もういいよ もういいよ もういいよ  冷めた表情 鈍る感情 錆びた街灯に虫が群がる 薄暗い道の先に 崖があっても誰も気が付けない
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