amazarashi「千年幸福論」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
デスゲームamazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ吹き消される命は テレビラジオの向こう側 フルHDの光沢でも 悲劇は鮮明に映らず ルサンチマンはネットで 不埒な世界を呪うβテスト 虚しい虚しくないは今夜の バラエティーを見終わったら 部屋から出られないのは コミュニケーション不全の弊害 週刊誌の受け売りだが 当人は全く無自覚 アイロニーで言うだけじゃ 伝わらないこの気持ちは コンビニの一番隅 埃をかぶってる粗悪品  ああ 一滴の涙が 海に勝るとは知らなかったな  今世紀のデスゲーム 厭世的デスゲーム 冷笑の365日の向こうに何がある? 僕らの首を絞めてるのは この中に居る誰かだ 悲観主義では逃げ出せない 時代のクローズドサークル 悪い奴は誰だ 悪い奴は誰だ  一番正気なものが 一番滑稽な事もある 一番正しいものが ひょっとして一番悪かも 見過ごした些細なものに 寝首をかかれる事もある 「安心しろ」と言う奴に 背中を見せてはいけない 人殺しの道具が 人一人の価値に勝る 疑心暗鬼の密室では 頼れるのは自分だけだ 追い詰められてる焦燥 今なら間に合うはずだが 「救ってよ」って叫びも どこか他人事の当事者  ああ 一滴の涙が 海に勝るとは知らなかったな  今世紀のデスゲーム 厭世的デスゲーム 冷笑の365日の向こうに何がある? 僕らの首を絞めてるのは この中に居る誰かだ 悲観主義では逃げ出せない 時代のクローズドサークル 悪い奴は誰だ 悪い奴は誰だ  正義も悪もない 事実は物語よりもくだらない 悪意で悪事を働く 悪人の影さえ見えない エピローグ間近のこの世界で生き残るなら 一番正しい奴を疑え 自分自身をまず疑え  今世紀のデスゲーム 厭世的デスゲーム 冷笑の365日の向こうに何がある? 僕らの首を絞めてるのは おそらく無自覚な奴だ 悲観主義では逃げ出せない 時代のクローズドサークル 悪い奴は誰だ 悪い奴は誰だ
空っぽの空に潰されるPLATINA LYLICamazarashiPLATINA LYLICamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ受け取った手紙が増えすぎて 自分の荷物は捨てていった 満たされた気持ちになって その実また空っぽだ お金は多い方がいい 友達は多い方がいい 安心も多い方がいい 結局幸福とはなんだ 必ず死ぬと書いて必死 夢の中と書いて夢中 まさに必死で夢中になって 僕らは季節を駆け抜けた 怪我ばっかりが増えたけれど 痛ぇと笑える仲間が居た 昔の自分に嫉妬するな そいつが君の仮想敵だ  楽しけりゃ笑えばいいんだろ 悲しい時は泣いたらいいんだろ 虚しい時はどうすりゃいいの? 教えて 教えて 名残惜しさも無くさよなら 巡り巡る季節は素っ気無い それに何を期待すりゃいいの? 教えて 教えて 空っぽの空に潰される  結局人間ってのは 一つや二つの欠落はある 何かが足りないと思うか 何かが必要と思うか 最低限の荷物はある 僕にはこれで十分すぎる もう一度僕は駆けてみよう 必死で夢中に駆けてみよう 今日が暮れて今日がやってくる 流れのままにとは行かないが 嫌なものを嫌と言ってたら こんな今日に流れ着いた だから今日は記念日だ 戦った僕の記念日だ ただ一つだけ問題がある 全くもって虚しい今日だ  楽しけりゃ笑えばいいんだろ 悲しい時は泣いたらいいんだろ 虚しい時はどうすりゃいいの? 教えて 教えて 名残惜しさも無くさよなら 愛した人や物はあっけない それに何を期待すりゃいいの? 教えて 教えて 空っぽの空に潰される  弱音を吐いたら楽になるか 泣くだけ泣いたら楽になるか 死にたいと言えば気持ちいいか そこから踏み出したくはないか どっかに忘れ物をしたよ 教室か母のお腹の中 恒久的な欠落を 愛してこその幸福だ  楽しけりゃ笑えばいいんだろ 悲しい時は泣いたらいいんだろ 虚しい時はどうすりゃいいの? 教えて 教えて 暗いところからやって来て 暗いところへ帰っていくだけ その間に 何が出来るの? 教えて 教えて 空っぽの空に潰される
古いSF映画GOLD LYLICamazarashiGOLD LYLICamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ昨日の夜遅く テレビでやっていた映画を見たんだ 未来の世界を舞台にした 海外の古いSF すでに世界は汚染されて マスクなしじゃ肺がただれて 瓦礫の如きメトロポリス 未開の惑星みたいな地球 逃げ込んだ先は地下室 ただし80000km2の 昔はシェルターと呼ばれていたが 今じゃ都市と呼んで差し支えない 人工太陽 人工植物 そもそも人工じゃないものはない ほぼ人間と変わらぬAI 誰もそれに疑問は抱かない  殺人 略奪 治安維持も無く 力は力でしか抗えない 犯罪の5割はアンドロイド 科学の飽和を憎む主人公 前時代のCGもほどほどに 徐々に核心に迫るミステリ だが実は彼もアンドロイド ってのがその映画のラストカット  僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない 僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない 人が人である理由が 人の中にしかないのなら 明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ  風がそよぎ 海が凪ぎ 空に虫と鳥が戯れる 木々は今青々と 四季の変わり目にさんざめく 見てみろよ 当たり前にある景色も 大事にしなきゃなって思うでしょ この世界に不必要なのは人類だって話もある 説教じみた話じゃつまらない 分かってるだからこそ感じて 経験は何よりも饒舌 そしてそれを忘れちゃいけないよ 草木に宿る安堵の情念 昔の人は神様と呼んだ ほら触れて想像してみなよ この温もりを君は何と呼ぶ?  僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない 僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない 人が人である理由が 人の中にしかないのなら 明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ  どう? 理解できたかな これが人類の原風景 上映はこれにて終了です 拡張現実プラネタリウム お帰りの際は保護服と マスクをお忘れないように 手元のモニタでご確認を 本日の東京汚染予報  僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない 僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない 人が人である理由が 人の中にしかないのなら 明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ 僕らが愛した故郷が 殺されてしまうかもしれない 僕らが待ってた未来は 誰かの筋書きかもしれない 人が人である理由が 人の中にしかないのなら 受け入れてはいけない事 それは君自身が決めなきゃ  昨日の夜遅くテレビで やっていた映画を見たんだね 不安になるのは分かるけれど フィクションはあくまでフィクション この先どうなるかなんて そんなこと僕に聞かないで 答えは君自身が見つけて 僕は名も無いアンドロイド
渋谷の果てに地平線amazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ渺茫たる二十五時 風の止む路地 気色ばむ都市の喧騒 白々しい顔で歩く僕 この途方もなさに 立ち眩み 思わず身を預けた うらぶれたセンチメンタル その純真の成れの果てを 侮蔑のストロークで ドブの臭いがする川に投げ捨て 大きく広がった波紋に浮かぶ 顔 顔 顔  胸の張り裂けそうな僕に代わって どこか遠くで犬が泣いた 望郷に咽ぶ僕に代わって 都市の空に鳥が飛んだ  渋谷の果てに地平線 渡り鳥が飛んでいる 故郷に泣いてくれるな
夜の歌amazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ雨が降り始めて 僕はふと歩みを緩めた 雨雲に滲む月明かり あれが僕の目指す光 見えない物だから 見失っても当たり前 今日も僕は僕の心に 確かめて歩く夜明け前 この一生に 意味があって 何か託されてるとしたら それはきっと つまらないよな 僕に意味なんかなくても いいよ  夜の中で 息を潜めて 僕らは朝を 待っていやしない 些細な傷と 君は戦う 明日はきっと 笑えるように  希望は唯一つで 諦める訳は捨てるほど ぬかるんだ道に立ち尽くし 行こうか戻ろうか悩んで 結局歩き続けて その向こうで光が射して その時僕らは思うだろう 「今まで生きていて良かった」 その一瞬の 為だったんだ 今まで積み上げたガラクタ 多くの時間 多くの挫折 数えきれない程の涙  夜の中で 息を潜めて 僕らは朝を 待っていやしない この失望に 僕は抗う 明日もきっと 歩けるように  雨粒が落ちて アスファルトで弾ける 叶わない願いならいっそ洗い流すか 立ち止まっては悩んで 不安を消しては歩いて そんな繰り返しで僕等の旅路は続く その手を伸ばしていてよ その胸が凍えていても 不安の雨の 中で今夜は雨宿りしてさ  夜の中で 息を止めてた それでも朝は やって来るから この寂寥に 僕らは生きる ただ一瞬の 輝きのために  雨が降り止んで 僕はやっと歩き始めた 青空にうすく昼のつき あれが僕の目指す光
逃避行GOLD LYLICamazarashiGOLD LYLICamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ地下鉄にへばり付いたガム踏んづけて もう何もかも嫌になった ああもう全部止めだ ここにしがみ付いてる価値はない そもそも前から気に食わなかった イライラすんのは割りにあわない 辛酸舐める日々の逆境 夢が重荷になってりゃ世話ねぇ  磨り減ったスニーカーじゃ 雨の日は上手く走れない 磨り減った魂じゃ 辛いとき上手く笑えない  たまらずに人ごみを走った 今思えばあれが始まりだ 押しつぶされた僕の逃避行 上手く行かなけりゃ死んでやるぜ 「死に損なった」って言うより 「生き損なった」ってのが正しい そんな僕らの長い旅が たった今始まったばかりだ  自由に生きたいと思えば思うほど 向かい風は勢いを増した 結局どこに行ったって 問題はそれなりにあるもんだ でも それなら なおさら 僕は僕を選ばなきゃいけない 終わりが訪れた時 後悔しない僕に出会いたい  振り切った臆病が 馬脚現せと狙ってる 乗り切った困難は 姿を変えて襲い掛かる  銃弾の雨を掻い潜った これが僕の選んだ戦場 夢や時給や社会体の 奴隷になってる暇はないぜ 「生きながらえた」って言うより 「生かされてる」って方が正しい そんな僕らの長い旅は 決して孤独なんかじゃなかった  僕等を走らせるなら きっとなんだっていい 恩義でも逃避でも 世間体でも逆恨みでも 問題は僕らがどこまで行けるかって事 僕らがいつまで戦い続けるかという事  そもそも前から気に食わなかった きっかけなら何でも良かった あのへばり付いたガム踏んでやろう そいつのせいにしてやろう 僕の場合は逃げ出したいから なのに今も戦っているよ それでいいだろ  たまらずに人ごみを走った あの日のスピードで生きたいな 掴み取るその理想の重さ 僕らの悔し涙と等価 死に場所を探す逃避行が その実 生きる場所に変わった そんな僕らの長い旅の 先はまだまだ遠いみたいだ
千年幸福論GOLD LYLICamazarashiGOLD LYLICamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむこの地上にあるもの全てが 時と共に形変え行くものならば 僕らが抱いてる貴いものに 本当にすがる価値はあるのでしょうか 気まぐれに摘んだ たおやかな花は 見る影もなく醜く枯れた そんな風に変わってしまうかな とても優しいあなたも  千年続く愛情を 千年続く友情を 千年続く安心を 千年続く幸福を 僕らは望んで止まないけれど そんなもの何処にありましょうか  電車の脱線事故が起こったって 夕方のテレビニュースでやっている 亡くなった人の家族や恋人の 悲しみに目をそむけてしまう 終わりはいつかやってくると知った時 初めて人が愛しくなる あなたじゃなくて良かったと思う僕は やはり浅ましい人間でしょうか  千年続く愛情を 千年続く友情を 千年続く安心を 千年続く幸福を 馬鹿げた事かもしれないけれど あなたよどうか生きていて  あなたが居なくなっても生きる僕を 許せないといったら笑うでしょうか? 僕がいなくても生きていくあなたを 「悲しい」と言ってはいけませんか?  千年続く愛情を 千年続く友情を 千年続く安心を 千年続く幸福を 千年続く自負心を 千年続く安らぎを 千年続く友愛を 千年続く熱情を 千年続くいたわりを 千年続く尊厳を 千年続く生命を 千年続く喜びを 終わりがあるから美しい そんなの分かりたくもないよ  終わりはいつも早すぎる
遺書amazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ広大無辺な荒野を遮るものは何も無く まして引き摺る想いなどあるものか また明日を夢見るも 今日が過ぎ行き今日となり 手にするものは数あれど 連れて行く物は数少ない  無用な涙はくれてやれ 去るものにだけくれてやれ 理想も夢想も綯い交ぜの 独りよがりの詩歌には 拍手や涙は似合わない 吹き曝し位が丁度いい そこを 私の墓標にしてください  手向ける花は風任せ 野花の種子が舞うでしょう 雨が降ったら喜んで 虫の死骸と眠ります 私は土になるのです  誰かに踏まれる土になる
美しき思い出GOLD LYLICamazarashiGOLD LYLICamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむこの世界に 嘘しかないなら こんなに楽な事はないよな たまに本当が まざっているから 面倒くさいけど 信じてみるんだ  辛いことや悲しいことは 時間が解決してくれると言うけれど 嬉しいことや楽しいことも 少しずつ薄れてしまうよ だったら明日のことだけ 考えて生きていきたいな それが出来ない僕等は 時々こうやって思い出す  吉祥寺の街中 手をつないで見上げた青い空 桟橋に座ってみた花火 登校拒否 夏の夕暮れ 飲みすぎて ゲロ吐いた 中野の駅前 月明かりを反射して キラキラしてた あの娘のピアス イライラする 美しき思い出  忘れたいこと 忘れたくないこと  生きることと死んでしまうこと 考えだすと 頭がおかしくなりそうだ 結局僕が抱えられる荷物は この両手に納まる分だけ だったらそれでいいよな 人から見ればゴミくずみたいな 不恰好な思い出をつれて 僕は未来へ向かうとするよ  あの娘に手を引かれて 病院へ向かう途中の長い坂 虹色のレジャーシート レスポール 青森の星空 逃げたくて 吐き捨てた ナイフみたいな言葉 張り裂けたあの子の心 ジグソーパズル たりないひとかけら 美しき思い出  忘れたいこと 忘れたくないこと  今この手の中 この胸の中 大事なものが幾つかあるよ 失くした数だけ 壊した数だけ 愛するという事の価値を知るんだ だったら失敗ばかりの僕等は 人より愛することが出来るはず だから ほら 思い出してみるんだよ 忘れたいこと 忘れたくないこと  誰かに笑われてる気がして 外に出られなくなった事 あの子の家から帰る途中 目白通りで見た朝焼け 幼い頃感じた父の背のぬくもり 西新宿 故郷の海 白紙のノート 置き去りの夢 行かないで 行かないで 蝉時雨  才能あるのに死んでしまった仲間 今でも遠くで頑張る友達 未だに僕を支えてくれる彼女 鍵をかけた部屋 戦っていた あの頃の僕 壊れた心 壊れたギター ありがとう ありがとう 大嫌いだよ 美しき思い出  忘れたいこと 忘れたくないこと
14歳amazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ灰の歌 才能不在 哀悼弔い  常磐線下りのホーム 電線にとまるカラスの憂鬱 それを見ている彼女が抱える笑い飛ばせない 日々の 憂鬱 毎日同じ繰り返しだけどもう子供じゃないんだから 去った物は追いかけず 過ぎたことは振り返らず 間違ってる気もするけど きっとしょうがないわ 夢を見て 上京した 少年の長い髪が 都市のビル風に揺れている それを彼女は見てる 見てる カラスの目玉で見てる 見てる  灰の歌 才能不在 哀悼弔い  ここがどこかなんて分からない 冷めた嘲笑が気に食わない あれはアレイの白色矮星 それで僕は燃やされてしまいたい いっその事灰になって 風に吹かれて消えてしまえ 鍵をかけた部屋に篭って 燃え尽きるも何もありゃしねぇ オレンジ色のマンションの ベランダで親子が笑ってた きっと明日もいいことが 起こると信じて疑わない そんな響きの声だから 僕らの胸は張り裂けた 遠くに雨雲 明日はきっと雨だから  楽しくないけど笑ってみた それでも僕等空っぽだから 今すぐ何かを始めなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う  灰の歌 才能不在 哀悼弔い  なによりも普通を望んでた少年期の自意識の屋根裏 「人に嫌われたくなかった」 そんな名前のポスターで部屋は真っ暗 いったい僕はなんになれる って結局何者でもありゃしねぇ 青春の残り火みたいな 夜露をすすって今日も生きる アメリカの映画みたいな ハッピーエンドは来なかった 結局僕は僕だから 結局今日は今日だった 明日を変えられる力が 僕らにはあるはずだった テレビはいつものバラエティー 少し笑えた  悲しくないけど涙落ちた いつでも僕等空っぽだから 今すぐ何かを始めなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う  生きたくないけど生き残った 彼女は今日も空っぽだから 今すぐ何かを伝えなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ 夢とかないけど歌ってみた 結局全部ゴミ屑だから 今すぐ何かを遺さなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う
冬が来る前にamazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ冬が来る前に 夜半の波止場でビールを飲もう 星座の肩に腰掛けて 溜息も潮風も似たもんさ  冬が来る前に 三保野公園で草滑りしよう 水飲み場の横の柱にさ これまでの失敗も掘り刻もう  冬が来る前に 忌々しいこの街を踏み鳴らそう 池袋駅前中央分離帯 ずっとそこで待っている  冬が来る前に 冬以外の四季を縫い合わそう そいつをコートに仕立てて襟立てて 凍えて僕は待っている  二度と来ないものを待っている 二度と来ないものを待っている 昨日が来るのを待っている ずっとそこで待っている ずっと待っている ずっと ずっと
未来づくりamazarashiamazarashi秋田ひろむ秋田ひろむ思えば僕はずっと僕の事 嫌いだったんだ そんな事 忘れてたよ 何でだろう 多分あなたに出会ったからです 思えば僕はずっと人のこと 疑ってばかりいたよな 相変わらず笑うのは下手 だけど笑う数は増えました  時が過ぎる事は怖くない 明日はきっと素晴らしい これはそんな歌  And I will say ありがとう ただいま じゃあね 永遠は こんな風に 当たり前に 出来ていくのかな  思えば僕はずっと逃げていた 愛するのも愛されるのも 向き合う事は怖いからな さらけ出した心は尚更 本当は僕もきっと分かってた このままじゃいけないって事 上手くいくか分からないけど 僕なりに頑張ってみるよ  きっと損をしてた 今までの信じようとしない僕は それを取り戻すよ  And I will say ありがとう ただいま じゃあね 信頼は こんな風に 当たり前に 出来ていくのかな  今までのことなんて帳消しにしたいんだけれど 今日までの失敗なんて破り捨ててしまいたいけれど こんな僕だからこそ あなたが好きになってくれたって言うなら もういいよ もういいよ それだけでもういいよ 胸はって 僕は僕だって 言ったっていいんでしょ いつだって ここに帰ってきたっていいって言ってよ 僕は精一杯僕を肯定するよ ただ僕を 信じてくれたあなたを 肯定する為に  And I will say ありがとう ただいま じゃあね 未来は こんな風に 当たり前に 出来ていくのかな
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